3.02.2011

-Women are Heroes- 世界のシワを最大拡大!!

今、アメリカ カリフォルニア州ロングビーチで
が開かれています。

TED(Technology Entertainment Design)とは
広められるべきすばらしい考えを発信する
講演会(カンファレンス)です。
もっとも、スピーチだけにとどまらず
さまざまなパフォーマンスが行われているようです。

講演会は年に1度開かれ
その年の大賞(TED Prize)が決められます。

………「講演会」に「大賞」。

われながら、もっさりした表現です。


昨年、そのTED Prizeを獲得したのは
フランス出身の匿名写真家

JR(ジェイアール)




匿名なのに、どうやってスピーチを…!?
と思っていたら
電話でのインタビューとなりました。

この映像がすばらしいので、ぜひ。





彼は10年ほど前から活動しており
2005年のパリ郊外の暴動を機に
「問題」を抱えた地域の人々の「素顔」に迫った作品を
表現するようになったそうです。

彼はそこに住む人々の顔をモノクロで撮影し
大きくプリントして
街中の至る所にゲリラ的に貼る
という方法で表現しています。

いわば、写真のストリートアート。

ゲリラ活動なので
当局に写真を剥がされたり
仲間が逮捕されたりも。










パリのスラム
西アフリカのリベリア
シエラレオネ
ケニア
イスラエルとパレスチナを隔てる壁
リオのスラム
カンボジア…

と活動を続ける中で
彼は名もない女性たちに惹かれていきます。

女性たちへの視点で撮られたドキュメンタリーが






昨年公開されていますが
日本では未定…
たぶん、公開されない…

ちなみに音楽はMassive Attack。


見てのとおり、彼の作品はとにかくパワフルです。

モノクロで大写しにされた人々が
力強く、哀しく、楽しく、そして怒りをこめて
生身で容赦なくぶつかってきます。

変顔の写真も多いのですが
悪ふざけの印象はなく
むしろプロテストする人々の真剣さが伝わります。

生きてるぜ、ざまあみろ!

と言わんばかりです。


チュニジア、エジプト、リビアなどの
革命のライブを見ていると
人間の、生きることへのエネルギーの爆発が
この被写体とリンクするようです。


まったくの余談ですが
神戸でも壁面アートが行われるとか
参考にしていただけるとありがたいのですが…

2.20.2011

ありふれた日常が踊り出すとき

ずいぶん前の動画なので、恐縮ですが。

小難しいコトは抜きにして
こころ踊るような
無条件にイイね!!と思えるような
そんなイベントに参加したいな
と思いましたので、あらためてアップします。


街中で突然、通行人が踊り出す
というものをいくつか。






イギリス、リバプールで
T-mobileという携帯会社?が仕掛けた
プロモーションだそうです。





こちらはベルギーのアントワープ駅。
これもなにかのプロモーションでしょうか。
調べた限りではわかりませんでした。


こういったアクションは
Flash Mob
といいます。

動画検索すると、結構出てきます。

Facebookなどをつかって呼びかけ
踊り終えたら、すぐに撤収する
というのが一定のルールなようです。


通行人のなかには無関心な人もいますが
笑顔が多く見られるのがいいですね。
見よう見まねで踊り出す人もいたり。

この手のアクションをみると
日本では無理やな〜
という思いもしますが
ありました。
日本でも。





大分県だそうです。
やりますね〜!!


一方、こういうのはどうでしょう。






警戒中?のイスラエル兵士が突然踊りだす
というもの。

国としてのイスラエルは支持しませんが
兵士も人間なんだな、となんとなく安心しました。

けしからん!
と思う方もいるでしょうね〜

みなさんはどう思いましたか?

2.03.2011

はい、笑って笑って〜!カタイよ〜?









なんとなく不自然
というか、素人っぽい人たち。

みんな〜、表情がカタイよ!!



実はこの同じ写真に写った人たちは

まったくのアカの他人。

写真を撮る前にたまたま見つけた人同士。


写真を撮るときの唯一のルールは

「お互いの体に触れること。」


それを知って見返してみると

たしかにカタイうえに
ぎこちない距離感。
(なかには、親密そうな人たちもいますが)

腰からいってないですね。

もっと体ごといかないと!!

と言いたくなります。


でもこのぎこちない距離感の中に
写真を撮る前には皆無だった関係性が
そこはかとなく生まれているような気がします。

この写真を撮る前は
ゼロ
だった関係性が
1、いや0.5?くらいは生まれている…


「お互いの体に触れる」


たったこれだけのことで
さっきまでとは世界がぜんぜん違うわけです。


Richard Renaldi



人は誰でも分かり合えるし
誰とでも笑顔で仲良くなれるよ!

なーんて言われると
疑ってかかってしまいますが
このぎこちない人達に
リアルな社会性と
かすかな希望を感じました。


やっぱり人は
誰とでも分かりあえるかもしれません。

1.27.2011

レモンは地球を救う!!究極の!?レモネード。





レモネード(Lemonade)

レモン・エイド(LemonAid)

レモンは地球を救う!!






レモンや糖分のサトウキビは
パラグアイやブラジル等の
協同農場でつくられた
オーガニックのものを
フェアトレード。

パッケージはすっきりクリアで美しく。

あ、ドイツのプロダクトなんですね。




もう、これ以上無いっしょ!!
なくらい、全部コミコミな気もしますが


ちなみに、日本では売ってません。

日本ならこのモデルで
しょうがあめ とか甘酒とか、おしることか。
そのまま出来そうです。

1.19.2011

Street against War

ストリートでシャウトしているのは
グラフィティだけじゃない!!

ということで、トルコから。








2930kmを隔てた
4つの都市に張り巡らされた
294枚の新聞の切り抜き。





向かい合う二人の兵士は次第に接近していき…


続きはムービーで。








彼らの名は



トルコ語で

Street Against War

を意味するグループの
戦争とテロに対する意志表明。

1.16.2011

スタバにマグ、持ってってます?

今年、ロゴが変わるとかでも話題のスターバックス。

そのスタバがつくった、
アメリカでの2010年ベストレストラン広告
と呼ばれる動画がこちら。







スタバでおなじみの、マグ持ち込みを呼びかけるため
ペーパーカップで買ったコーヒーを「捨てて」います。

そのカップで木をかたどる、と。

それがムダちゃうんか
という思いがあるでしょ?

なんでも、アメリカではネガティブな環境広告が多く
そのため、消費欲求がさがっている
とも言われているそうです。

だから、こういう「おいおい」なものが
よかったのかも知れませんね。

ちなみに僕も
スタバにいく事があらかじめ解っているときは
マグを持っていってます。

結構、忘れがちなんですけどねw

1.11.2011

立て!愛緑心のもとに!





というプロジェクトです。

第二次大戦中のアメリカのポスターは
国民のテンションをあげて
みんなでやってこうぜ!!

という勢いがあったよね。

今はその勢いをグリーンに向けようよ!

というものだとか。


ウェブサイト上には
参考にどうぞ…
とそのころのポスターも。













このサイト
ID登録すると
フルサイズでダウンロード出来たり
自分のデザインしたポスターを
アップできたりするようです。
(未確認)


今年も団結して
やっていきましょう!

と、新年なのでテンションあげてみました。