お母さんたちが集まって一緒に授乳しよう、というイベント「第3回ナースアウトin東村山」が8月7日、東村山市本町1丁目の同市いきいきプラザで開かれる。午前11時から1分間の同時授乳と記念撮影、交流会がある。
8月1〜7日の世界母乳育児週間に合わせた催し。2年前に行われた「世界同時授乳」イベントに参加した東村山市内の母親を中心に、その後も引き継がれてきた。生後6カ月は母乳だけで、その後は離乳食とともに母乳育児を続ける「ゴールドスタンダード」を広める「金のリボン運動」に賛同し、皆でおっぱいをあげることを楽しむのが趣旨だという。同市子ども総務課が協力する。
実行委員の1人で、2歳半と4カ月の子どもを育てる田内いずみさん(32)は「最近は駅やデパートなどあちこちに授乳室ができてきた。これからは赤ちゃん連れで行けるコンサートとか、もっとお母さんに優しい社会になれば、との願いを込めています。子どもは確かに可愛いけれど、子育ては楽しいことばかりじゃない。人生の中ではほんとに短い子育ての時間の貴重さを再確認したい」と話す。
参加資格は授乳中の子が1人以上いる女性(ミルクとの混合育児の人も)。参加無料。妊娠中の人の見学もできる。申し込みは31日まで、
doujijyunyuu@yahoo.co.jpへ。先着50人。
都内ではほかに西東京市、八王子市、豊島区、中野区、練馬区の5会場でも同時授乳が行われる。申し込み・問い合わせはnoj2009_info@yahoo.co.jpへ。(7.30.2009/asahi.comより)
ナース(Nurse)は英語で授乳。
(看護士、看護する、と同じ単語)
と、いうことで、ナースアウトとは、
外で授乳しよう!という活動です。
それはつまり、それが出来る環境を作っていこう!
という取り組みでもあります。
8月1日から7日は世界母乳育児週間。
ということで、この機に
たくさんのお母さんが一斉に授乳する「同時授乳」
を敢行、その人数でギネス記録に挑戦します。
世界同時授乳、て、なんかスゴい名前…
同時授乳とはいえ、
カウントダウンとともに赤ちゃんに、吸え!
てやるのではなく、赤ちゃんの間で良いそうですw
そらそーやろーw
ミクシィのナースアウトコミュにも載っています。
WHOの指針に従いながらも
統一した機関がある訳ではなく、お母さん達の
草の根活動で広まっているようで
この記事の場所以外にも全国各地で行われています。
母乳もしくはミルクでの授乳は
全員されてきたことでありながら
それをするのは女性だけですし、時期も限られます。
それだけに実感が伴っているお母さん達から
「気づき」の声が積極的にあがることと
みんなの理解が広がるといいですね。
※母乳でなければダメなのか、ミルクは悪なのか?
なぜ母乳なのか、といったテーマもあると思います。
これらに関してはまた改めてとりあげます。
今日は、育児や授乳を楽しもう!という
この運動へ賛同し、周囲の気づきを促すことだけに
とどめさせてください。
7.31.2009
7.30.2009
オックスファムxコンゴxRankin
そして国境なき医師団




先日のサミットで各国首脳達のマスクの被り
自らの主張とパフォーマンスを繰り広げていた
ことでも話題となったオックスファム。
実は以前からG8が開催されるたびに
「声を上げる」ことで意思表明をしています。
オックスファムの活動は多岐に渡りますが
「より公正な社会」を目指すことを
目的としています。
写真はそのオックスファムのコンゴに関する
キャンペーンに参加したRankinによるもの。
実は、Rankinのサイトでこの写真を観て
コンゴの現状を垣間みることが出来ました。
コンゴ民主共和国。
元はザイールといい、隣にコンゴ共和国という
よく似た名前の国がありますが、
これらは、もとは一つの国(ポルトガル領)でしたが
フランスとベルギーにより分断統治され
それぞれの国になりました。
アフリカの中央部にあり、
東隣にはルワンダがあります。
ルワンダの内戦は停戦していますが
コンゴでは10年以上続いています。
戦闘に加えて、秩序の喪失による暴力、
飲めば病気になる水、飢餓、伝染病、医療の不足
と、あらゆる災難がここの人々に降り掛かっています。
現地の人々の声を国境なき医師団の特設サイトで
ぜひお聞きください。
(サイトデザインもよく出来ています)
あまりの壮絶さに、理想やビジョンなど放り投げ
ただ、今、救わねばと思うと同時に、
もう、こんなのどうしようもないのでは、と
諦めてしまいそうですが、
それは支援活動をする全ての人々と
ここに生きる全ての人々への
冒涜であり、無作為の暴力なのでは。
抜き差しならない状況に対して
クリエイティブが持ちうる実行力とは。
獏として、まだわかりませんが
今日はRankinというクリエイターに
感謝したいと思います。
category:
Visionaries
対「六ヶ所村原発」ではなく
サーファーとして
各地のサーファー有志が、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の本格稼働に「待った」の声を上げている。「海を放射能で汚さないで」と訴えるサーファー団体が、反対署名を5月末に政府に提出。これに合わせて、定額給付金からの寄付を求める活動も始まっている。
署名活動をしているのは、海辺の環境保護を目的にしたボランティア団体「サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S・F・J)」(事務局・東京)。全国のサーファーら約1200人や協賛企業約50社がサポーターとして登録し、海岸、水質の調査や子供たち向けのサーフィン教室などを開いている。「サーフポイントが汚染されるのは問題」と、再処理工場の本格稼働に反対してきた。
メンバーは今年5月28日、参議院議員会館に原発反対のメッセージ入りのサーフボードを持ち込み、南国の衣装で約1万2千人分の反対署名を経済産業省や農林水産省など関係省庁の職員に提出した。
S・F・J代表で、京都府京丹後市で旅館を経営する守山倫明さん(50)は、旧久美浜町(現京丹後市)で持ち上がった原子力発電所の建設計画(06年に撤回)の反対運動にかかわるなかで、六ケ所村の再処理工場のことを知った。
守山さんが幼いころから慣れ親しむ遠浅の海は、透明度が高い。それでも海水温の上昇が一因で海藻が減るとされる「磯焼け」が進み、赤潮がよく発生するようになった。S・F・Jの調査でも、似た現象は全国の海で起こっていることがわかった。「ましてや放射性物質を海に流すなんて愚の骨頂。子供たちの遊びや教育の場でもある海を汚されるのは我慢できない」
S・F・Jに登録する宮城県石巻市の水産会社員、武藤北斗さん(33)は、定額給付金からカンパ金を求める「STOP再処理!基金」を創設した。集まった資金は、市民レベルでのグリーンエネルギー政策大綱づくりや、再処理に関するデータバンクづくりなどに使うという。
再処理工場に関心を持ち始めたのは、六ケ所村を舞台に住民の生活を記録したドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督、06年公開)を見てから。これまで宮城県内で、自主上映会や原発の勉強会を数回開き、「海流にのって放射性物質が千葉の房総半島まで流れることもある。他人事じゃない」と伝えた。
地元のサーファーが賛同して、会場に足を運んでくれた。彼らとの出会いをきっかけに、2年前からサーフィンを始めた。「海と一体になる感覚を覚えて、汚したくないという思いが強くなった」
映画では、再処理工場をめぐって賛否が分かれる村民の姿が描かれていた。「未来の子供たちに押しつけているのは、争いと、放射性廃棄物というゴミだけ。電気を使うから原子力は仕方ないという理屈ではなく、電気の使い方を考えるべきだ」と話す。
「STOP再処理!基金」は郵便振替で、口座番号は02290・1・124244、口座名は「6ラプ市民サミット・STOP再処理基金」。振込用紙に「定額給付金より寄付」と記入する。問い合わせは基金事務局(0178・22・3269)へ。(山田理恵)(7.30.2009/asahi.comより)
このブログでとりあげるものは未来志向で創造的な
ある種の楽天性をもった活動や人物、としています。
そして、
自分もこうありたいと同調できる具体像を示すことで
読んだ人を高揚させ、そのチカラとなることを
心がけています。
なので、共感出来る活動であっても
憤りを主に感じさせる内容や
「アンチ」にとどまるものは
あえて取り上げないようにしています。
なので、六ヶ所村の原発に関してはどういうカタチで
取り上げようかと考えていたのですが
まずはじめにこういったカタチでお届けしました。
市民団体による主張活動(パレードとかデモとか)が
欧米に比べて受け入れられにくい国民性(?)を
鑑みると、国内に関しては、反対活動のカタチでも
取り上げた方がいいのか、とも逡巡しているところです。
この記事に関しては、「対原発」というよりも
「海の保護」という願いが基盤なのでは、と
感じたので取り上げました。
またあらためて、なんらかの記事を載せることで
意思表明したいと思います。
署名活動をしているのは、海辺の環境保護を目的にしたボランティア団体「サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン(S・F・J)」(事務局・東京)。全国のサーファーら約1200人や協賛企業約50社がサポーターとして登録し、海岸、水質の調査や子供たち向けのサーフィン教室などを開いている。「サーフポイントが汚染されるのは問題」と、再処理工場の本格稼働に反対してきた。
メンバーは今年5月28日、参議院議員会館に原発反対のメッセージ入りのサーフボードを持ち込み、南国の衣装で約1万2千人分の反対署名を経済産業省や農林水産省など関係省庁の職員に提出した。
S・F・J代表で、京都府京丹後市で旅館を経営する守山倫明さん(50)は、旧久美浜町(現京丹後市)で持ち上がった原子力発電所の建設計画(06年に撤回)の反対運動にかかわるなかで、六ケ所村の再処理工場のことを知った。
守山さんが幼いころから慣れ親しむ遠浅の海は、透明度が高い。それでも海水温の上昇が一因で海藻が減るとされる「磯焼け」が進み、赤潮がよく発生するようになった。S・F・Jの調査でも、似た現象は全国の海で起こっていることがわかった。「ましてや放射性物質を海に流すなんて愚の骨頂。子供たちの遊びや教育の場でもある海を汚されるのは我慢できない」
S・F・Jに登録する宮城県石巻市の水産会社員、武藤北斗さん(33)は、定額給付金からカンパ金を求める「STOP再処理!基金」を創設した。集まった資金は、市民レベルでのグリーンエネルギー政策大綱づくりや、再処理に関するデータバンクづくりなどに使うという。
再処理工場に関心を持ち始めたのは、六ケ所村を舞台に住民の生活を記録したドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督、06年公開)を見てから。これまで宮城県内で、自主上映会や原発の勉強会を数回開き、「海流にのって放射性物質が千葉の房総半島まで流れることもある。他人事じゃない」と伝えた。
地元のサーファーが賛同して、会場に足を運んでくれた。彼らとの出会いをきっかけに、2年前からサーフィンを始めた。「海と一体になる感覚を覚えて、汚したくないという思いが強くなった」
映画では、再処理工場をめぐって賛否が分かれる村民の姿が描かれていた。「未来の子供たちに押しつけているのは、争いと、放射性廃棄物というゴミだけ。電気を使うから原子力は仕方ないという理屈ではなく、電気の使い方を考えるべきだ」と話す。
「STOP再処理!基金」は郵便振替で、口座番号は02290・1・124244、口座名は「6ラプ市民サミット・STOP再処理基金」。振込用紙に「定額給付金より寄付」と記入する。問い合わせは基金事務局(0178・22・3269)へ。(山田理恵)(7.30.2009/asahi.comより)
このブログでとりあげるものは未来志向で創造的な
ある種の楽天性をもった活動や人物、としています。
そして、
自分もこうありたいと同調できる具体像を示すことで
読んだ人を高揚させ、そのチカラとなることを
心がけています。
なので、共感出来る活動であっても
憤りを主に感じさせる内容や
「アンチ」にとどまるものは
あえて取り上げないようにしています。
なので、六ヶ所村の原発に関してはどういうカタチで
取り上げようかと考えていたのですが
まずはじめにこういったカタチでお届けしました。
市民団体による主張活動(パレードとかデモとか)が
欧米に比べて受け入れられにくい国民性(?)を
鑑みると、国内に関しては、反対活動のカタチでも
取り上げた方がいいのか、とも逡巡しているところです。
この記事に関しては、「対原発」というよりも
「海の保護」という願いが基盤なのでは、と
感じたので取り上げました。
またあらためて、なんらかの記事を載せることで
意思表明したいと思います。
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BRAVO News
7.29.2009
ズルいくらいかわいい、
コアジサシのヒナ(絶滅危惧)


東京都大田区の下水処理施設の屋上で、絶滅が心配される渡り鳥、コアジサシが子育ての季節を迎えている。ヒナは薄茶色の羽を力いっぱい広げながら、親鳥が運んできた小魚を食べていた。
保全活動をしているNPO法人リトルターン・プロジェクト(増田直也代表)によると、6年ぶりに1000羽を超えるコアジサシが飛来。約800の巣が確認された。9月にはオーストラリアやニュージーランドなどに旅立つ。【内藤絵美】(7.28.2009/毎日.jpより)(写真下:北から南ナビより)
コアジサシはレッドリスト(「日本国内」で
絶滅のおそれのある動植物のリスト)で
絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
よく聞く、レッドリストとレッドデータブックの
違いですが、乱暴に言ってしまうと
レッドリストをもとに生態系や繁殖方法など、
詳細な情報を記載したものがレッドデータブックです。
なので、レッドリストには載っていても、
掲載が追いつかずレッドデータブックには
載っていない動植物もあるようです。
そして、絶滅危惧Ⅱ類とは
絶滅の危険が増大している種。
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続いて
作用する場合、近い将来「絶滅危惧I類」のランクに
移行することが確実と考えられるもの
(IUCN(国際自然保護連合)より)
というカテゴリーのだそうです。
今、減り続けているから
このまま放っておくと絶滅ギリギリになるよ、
というカテゴリーの動物ですが、
意外と人目につく場所に生息しているようです。
兵庫県では、大蔵海岸などにも巣作りしている
そうです。
国際基準や日本基準、それから都道府県の基準と
いろいろあって、短いニュースでは
混乱させられますよね。
コアジサシなど、日本の小鳥の減少の一因は
カラスの増加とも言われています。
小さいエリアから大きいエリアまで区別しながらも
関連づけて注視していきたいものです。
category:
BRAVO News
7.28.2009
ほしいも学校、開校します!
引き続き、地域再生のはなし
前回に引き続き、地域再生の一例をお届けします。
ほしいも学校
ほしいも=干し芋
その新商品。
ということで、ゆるキャラがマスコットの
干し芋をちょっとアレンジしたお菓子を想像した方、
それが全然ちがうんです…。
「ほしいも」は、皆さんご想像の
さつまいもを干したおやつです。
この生産量が日本一なのは茨城県だそうで、
全国シェアが98%。て、すごいですね。
で、このほしいも、昔からある食べ物なので
生産者によって作り方がバラバラだそうで
「これが正統のほしいも!」
ていうのは不明だとか。
で、ハタと気づいた、ひたちなか商工会議所が
「ほしいも」のアイデンティティとは?
と思ったかどうかはわかりませんが
ほしいもを解剖し、精査しようと試みたそうです。
つまり。
定義づけることで、形而上に第2の創作を試みた…
とかは考えてないと思います。すいません。
それで、ほしいもをみんなで考え、語り合い、知ろう
ということで「ほしいも学校」が生まれました。
マジか!?
と思われた方、本題はこれからです。
で、作り方がバラバラなのであれば、いっそ
「ほしいも学校」というほしいも商品を作ろう
ということで、パッケージデザインや
ブランディングデザインを佐藤卓氏に依頼しました。
ちなみに、佐藤氏の得意技は「デザインの解剖」
て、あわせてきましたね。
佐藤氏が最初に干しイモにかかわったのは、
3年前に水戸芸術館で開かれた「日常のデザイン」展だ。
地域の特産物を使った出展物として、
老舗菓子会社の亀印製菓(水戸市)と、
干しイモとホワイト・チョコレートの
コラボレート商品を共同開発した。
(J-NET21より)
マジか!!
ほしいもとホワイトチョコレート
スゴいです。めちゃ興味あります。
念のために書き添えますが、
決してこのプロジェクトを笑おうとかではなく
地域再生の一助としてお届けしていますので。
商品パッケージの画像も無いまま
とるものもとりあえず寄稿したのは
「売ったろう」という思いより
「知りたい」「語りたい」「伝承したい」という思い
という切り口が新鮮だったからと、
なにが名産になるか、より
なにを名産にしたいのか、
を考えることのほうが大切なのでは、
ということをあらためて思ったからです。
農商工連携で助成金をとって、
東京のデザイナーでパッケージをあつらえて
エキセントリックな商品を単発で打ち出す。
という、まちおこしの典型的な失敗例の
すぐ隣を通っているようで、
実はベクトルが全然違うのでは?
と窺っているところです。
失礼ながら、やっぱり
際どいところにあるのかも、と思ってしまいますが
それだけにこれからが楽しみでもあります。
気になられた方は
今発売の雑誌AXISに掲載されていますので
ご覧ください。
ほしいも学校
ほしいも=干し芋
その新商品。
ということで、ゆるキャラがマスコットの
干し芋をちょっとアレンジしたお菓子を想像した方、
それが全然ちがうんです…。
「ほしいも」は、皆さんご想像の
さつまいもを干したおやつです。
この生産量が日本一なのは茨城県だそうで、
全国シェアが98%。て、すごいですね。
で、このほしいも、昔からある食べ物なので
生産者によって作り方がバラバラだそうで
「これが正統のほしいも!」
ていうのは不明だとか。
で、ハタと気づいた、ひたちなか商工会議所が
「ほしいも」のアイデンティティとは?
と思ったかどうかはわかりませんが
ほしいもを解剖し、精査しようと試みたそうです。
つまり。
定義づけることで、形而上に第2の創作を試みた…
とかは考えてないと思います。すいません。
それで、ほしいもをみんなで考え、語り合い、知ろう
ということで「ほしいも学校」が生まれました。
マジか!?
と思われた方、本題はこれからです。
で、作り方がバラバラなのであれば、いっそ
「ほしいも学校」というほしいも商品を作ろう
ということで、パッケージデザインや
ブランディングデザインを佐藤卓氏に依頼しました。
ちなみに、佐藤氏の得意技は「デザインの解剖」
て、あわせてきましたね。
佐藤氏が最初に干しイモにかかわったのは、
3年前に水戸芸術館で開かれた「日常のデザイン」展だ。
地域の特産物を使った出展物として、
老舗菓子会社の亀印製菓(水戸市)と、
干しイモとホワイト・チョコレートの
コラボレート商品を共同開発した。
(J-NET21より)
マジか!!
ほしいもとホワイトチョコレート
スゴいです。めちゃ興味あります。
念のために書き添えますが、
決してこのプロジェクトを笑おうとかではなく
地域再生の一助としてお届けしていますので。
商品パッケージの画像も無いまま
とるものもとりあえず寄稿したのは
「売ったろう」という思いより
「知りたい」「語りたい」「伝承したい」という思い
という切り口が新鮮だったからと、
なにが名産になるか、より
なにを名産にしたいのか、
を考えることのほうが大切なのでは、
ということをあらためて思ったからです。
農商工連携で助成金をとって、
東京のデザイナーでパッケージをあつらえて
エキセントリックな商品を単発で打ち出す。
という、まちおこしの典型的な失敗例の
すぐ隣を通っているようで、
実はベクトルが全然違うのでは?
と窺っているところです。
失礼ながら、やっぱり
際どいところにあるのかも、と思ってしまいますが
それだけにこれからが楽しみでもあります。
気になられた方は
今発売の雑誌AXISに掲載されていますので
ご覧ください。
アンジー、イラクに行く。
支援が出来るの戦闘が収まってから。
バグダッド(CNN) 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務める米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが23日、イラクの首都バグダッド郊外に設けられた避難民キャンプを訪問した。
キャンプには、宗派間抗争などで家を追われたイラク人約2万人が暮らしている。ジョリーさんが同国を訪れるのは3度目。昨年2月の前回訪問時に比べ、避難民の環境に多少の改善がみられると語る一方、「生活必需品はすべて不足している。水道の供給もようやく始まったばかり。人々はれんがで手作りした建物の中で、土の上に寝ている。ここには雇用機会もない」と指摘した。
ジョリーさんはまた、CNNとのインタビューで、米軍戦闘部隊がイラクの都市部から撤退した今こそが「最も重要な時期」だと強調。「ほかにも多くのことがニュースの見出しを飾っているけれど、『では次へ行こう』という気持ちになってはいけない。ここでは今も罪のない家族が避難生活を強いられ、たくさんの米軍兵が戦いを続け、これまでに多くの国の人々が犠牲になってきた。今こそ前向きの変化を起こさなければ」と話した。
また、次に訪れる時までに避難民がUNHCRの支援で自分たちの土地に家を建て、そこで暮らしていることを願う、と述べる一方、資金不足の問題にも言及。「今年のUNHCRの資金は、必要な額の半分にとどまっている。すべての住まいを建設するのに十分な支援が得られていない」と語り、国際社会の協力を求めた。(7.24.2009/CNNより)
有名人だから
お金持ちだから
売名行為にすぎない
いろいろ思われる方もいるかと思います。
確かに僕が今イラクに行っても、ニュースに
ならないどころか、いろいろな意味で
足手まといになるだけかも知れません。
人それぞれに支援出来る能力、影響力、
メディアへの露出、動かせる金額、支出出来る金額
などは異なると思います。
それぞれの立場と規模で考えるのが
いいんじゃないでしょうか。
あと、やっぱり世界経済不況のせいもあり
国連の支援資金が不足しているそうです。
(4500億円ほど)
というのも、
国連の支援資金のうち国連の予算は3%ほどで
あとは寄付によるものだから、
寄付が集まらないようです。
ためしに収入の1%でも、どこかに寄付してみては?
セレブだとそれでも何百万円とかになるんでしょうが
(逆に言うと、金額はちがっても、割合で見ると
彼らも僕らも同じ条件かも)
そんなにならなくても、
とても意義のあることだと思いますよ!
キャンプには、宗派間抗争などで家を追われたイラク人約2万人が暮らしている。ジョリーさんが同国を訪れるのは3度目。昨年2月の前回訪問時に比べ、避難民の環境に多少の改善がみられると語る一方、「生活必需品はすべて不足している。水道の供給もようやく始まったばかり。人々はれんがで手作りした建物の中で、土の上に寝ている。ここには雇用機会もない」と指摘した。
ジョリーさんはまた、CNNとのインタビューで、米軍戦闘部隊がイラクの都市部から撤退した今こそが「最も重要な時期」だと強調。「ほかにも多くのことがニュースの見出しを飾っているけれど、『では次へ行こう』という気持ちになってはいけない。ここでは今も罪のない家族が避難生活を強いられ、たくさんの米軍兵が戦いを続け、これまでに多くの国の人々が犠牲になってきた。今こそ前向きの変化を起こさなければ」と話した。
また、次に訪れる時までに避難民がUNHCRの支援で自分たちの土地に家を建て、そこで暮らしていることを願う、と述べる一方、資金不足の問題にも言及。「今年のUNHCRの資金は、必要な額の半分にとどまっている。すべての住まいを建設するのに十分な支援が得られていない」と語り、国際社会の協力を求めた。(7.24.2009/CNNより)
有名人だから
お金持ちだから
売名行為にすぎない
いろいろ思われる方もいるかと思います。
確かに僕が今イラクに行っても、ニュースに
ならないどころか、いろいろな意味で
足手まといになるだけかも知れません。
人それぞれに支援出来る能力、影響力、
メディアへの露出、動かせる金額、支出出来る金額
などは異なると思います。
それぞれの立場と規模で考えるのが
いいんじゃないでしょうか。
あと、やっぱり世界経済不況のせいもあり
国連の支援資金が不足しているそうです。
(4500億円ほど)
というのも、
国連の支援資金のうち国連の予算は3%ほどで
あとは寄付によるものだから、
寄付が集まらないようです。
ためしに収入の1%でも、どこかに寄付してみては?
セレブだとそれでも何百万円とかになるんでしょうが
(逆に言うと、金額はちがっても、割合で見ると
彼らも僕らも同じ条件かも)
そんなにならなくても、
とても意義のあることだと思いますよ!
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BRAVO News
7.27.2009
旅とカメラ
カメラ片手に白杖で全国を旅する大平啓朗氏

全国47都道府県を一人で旅している全盲のアマチュア写真家、大平啓朗さん(30)=北海道函館市=が24日から高知入りし、愛用のデジタルカメラを手に撮影旅行を楽しんでいる。「においや音を感じた時にシャッターを切る」といい、高知市ではひろめ市場の若者にカメラを向けた。
大平さんは山形大学院生だった24歳の時、メタノールを誤飲して失明。中退して障害者訓練施設で指圧などの資格を得た後、今春まで1年間、筑波大学の研究生として心身障害学を学んだ。
幼いころから好きだった趣味のカメラは失明後も離さなかった。「時間がある今のうちに好きなことをしたら」という仲間の勧めで「行き当たりばったりの日本縦断」を思い立ち、6月下旬、空路で沖縄入り。船や鉄道を乗り継ぎ、九州全県と愛媛を巡った。
10県目となる高知の印象は、「道を尋ねても『ついてこいよ』って自信を持って教えてくれる。接しやすい人が多いです」。
高知市内では路面電車、桂浜などを撮影。帯屋町2丁目のひろめ市場の活気がとりわけ気に入り、偶然知り合った東京の観光客をカメラに収めた。
シャッターを切るのは、温度やにおいを感じたり、話し相手の声が大きくなった瞬間など、「自分が感じた1番のピーク時」。指でレンズの方向を確認し、さりげなく相手にカメラを向ける。
「写真は人をつなげる。自分が感じた瞬間を人と共有できるのが魅力です」
カメラの録音装置に撮影場所などを吹き込むものの、どんなふうに撮れているか、人に確認したりはしない。「僕の頭の中で写真はできていますから。自分が感じたものが僕の写真」
来年3月まで全都道府県を回る予定。函館市に帰郷後、障害のある観光客らをサポートする活動を地元の仲間らと始める計画だ。
愛用のカメラと〝相棒〟と呼ぶ白いつえを手に、ひょうひょうと旅を楽しんでいる。
写真は大平さんのホームページ( http://www.nizamo.com/)に掲載している。(7.26.2009/高知新聞より)※URLが全角なのは原文のママにしました。
においや音、温度を感じた時にシャッターを切る。
ある意味、写真を撮る基本なのかも知れません。
今の旅以前にも、九州や沖縄への旅を
されてきたようで、かなりの旅好きの方のようです。
ハンディキャップのある方が何かをした
ということだけでいたずらに賞賛するつもりは
無いのですが、写真を取るという行為に
可能性を感じたので取り上げさせてもらいました。
見方次第で、恵まれているとも
恵まれていないともとれるものを
誰もが持っていると思います。
周りから見たら羨ましいことが
本人には苦痛の源であることもままありますし。
彼の場合は成人してから失明されたこと
失明前にカメラと出会えたこと
などは、心のあり方次第で幸にも不幸にも
なるかと思いますが、ポジティブな彼を尊敬します。
旅の模様はブログでもチェック出来ます。
category:
BRAVO News
7.26.2009
越後妻有アートトリエンナーレ2009
にみる地域再生の視点



大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2009
が開催されています。
これは越後妻有(「つまり」と読みます)地域の
環境を利用しながら作品を展示するモノですが
このイベントが他の多くの「むらおこし」イベントと
一線を画している理由とは—
まずは
プロデューサー北川フラムさんのインタビュー
(毎日新聞)をお読みください。
大地の芸術祭:
4回目の越後妻有、北川フラムさんに聞く
美術にできることを提示
新潟県十日町市と津南町で3年ごとに開かれる国際芸術展「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ2009」が26日に開幕する。00年の初回から総合ディレクターを務めてきた北川フラムさんは、今夏から新潟市などで開かれる芸術祭も音頭をとる。地域に根ざすアートの役割などを北川さんに聞いた。【岸桂子】
◇厳しい地域、新たな誇り持てるから
4度目の「大地の芸術祭」には、38の国・地域からアーティストが参加。恒久設置となったものを含めて約350作品を紹介している。訪れた人は、山や川、棚田などに点在する作品を見るうち、里山の美を発見し、地元住民の暮らしに思いをはせる。「その場特有の魅力をアートで再提示する」試みだ。
「日本を支えるために一生懸命農業をやってきた地域が今、『もうそこに住むな』と言われたのも同然の、壊滅的な事態が起こっています。そんな場所で美術が、アーティストが何ができるか。提示を試みた」
今や妻有のシンボルの一つとなっているのが、イリヤ&エミリア・カバコフの作品だ。棚田とオブジェの融合で棚田の歴史などを表現する。土地所有者に作品の意味を説明し、協力を要請する過程で時にあつれきも生じるが、話し合いを続けることで相互理解を深める。
「あるものを徹底的に生かすのは、大地の芸術祭の特徴の一つ。美術は赤ん坊みたいなものです。手間がかかって生産性はないが、皆が大事にして、大人同士をつなぐ核にもなる」
大手旅行代理店JTBが今年初めて鑑賞ツアーを企画するなど、すそ野は着実に広がってきた。また、世界的に有名なクリスチャン・ボルタンスキーが3回展で自身初の恒久展示を十日町市の廃校につくるなど、国際的にも注目を集めている。
しかし、明るい話題ばかりではない。廃校13校を使った展示は4回展の目玉だが、逆に言えば、過疎化が止まらない現実を示す。その厳しさを見せるのも芸術祭の特徴だ。
大地の芸術祭で手応えをつかんだ北川さんは今後、新たな芸術祭・イベントに取り組む。約60作家が参加する新潟市の「水と土の芸術祭」▽大阪市内の川辺を中心に企画した官民連携のイベント「水都大阪2009」▽瀬戸内海の七つの島を会場にした来年夏の「瀬戸内国際芸術祭」--の三つである。
北川さんは「厳しい課題を抱えた地域ほど、アートの可能性が発揮される、と思っています。生産性のないものを寿(ことほ)ぐことで、金銭的な価値観とは違う意味が生まれ、新たな誇りを持てるからです」と力を込める。(7.7.2009/毎日新聞より)
という想いを込めて、具体的にどういったことを
仕掛けているかというと、
1、アーティストが長期滞在し、住民達と共同
して作品を制作する。
2、全国からボランティアが集まり、長期滞在し
住民達と恊働しながらコミュニケーションをはかる。
3、東京に広告ブースを設置しPRする。
4、JTBと協力し、鑑賞ツアーを企画する。
といったことなどなど。
特にボランティアは
大地の芸術祭には、数多くの都会の若者がボランティアとして参加してきました。彼らは「こへび隊」と自らを名付け、さまざまな活動に関わっています。「過疎地の・農業をやってきた・お年寄り」に対して、「都市で・何をやっているかわからない・学生」との出会いは、衝突、困惑から理解、協働へと変化し、地域は、若者によって開かれていきました。
こうしたアーティストや都市のサポーターたちは、2004年の中越大地震、2年続きの豪雪がこの地域を襲うと、「大地のお手伝い」と称して復興支援活動や雪堀ボランティアとして活動しました。こうした協働の過程でわかってきたのは、妻有は都市に住むサポーターたちにとって、かけがえのない「希望をつくりだす場所」となっているということでした。現在、若者だけでなく大人達がそれぞれのスキルを活かしながら「新しい故郷」づくりに参画しはじめています。(オフィシャルサイトより)
というように、
このイベント外でも関係を続けています。
地域再生のための「スキだらけのアイデア」
としては、この参加者やボランティアが長期滞在し
住民と恊働する、というのは参考になるのでは。
そのうえで
住民には自宅を民宿として解放してもらい
住民にもサービスの楽しさを体感してもらう。
これは芸術祭に限らず
トライアスロンやトレイルランニングやMTBや
音楽フェスでも転用可能なプランだと思います。
単発イベントになりがちなことも、やりようで
長期化できるのですね。
単発イベントを単発にしないこと
自ら楽しめるボランティアを募ること
外からの人に長期滞在してもらうこと
外からの人と住民が恊働すること
そのエリアの「ありのまま」を活用すること
これらの視点を持って企画すれば
まだまだ、どこにも希望はありますよ!
写真上:イリヤ&エミリヤ・カバコフ「棚田」
写真中:スタシス&コウォジェイスキ/
ヴィタシェフスキ(A+D)「訪問者」
写真下:クリスチャン・ボルタンスキー+
ジャン・カルマン 「最後の教室」
7.24.2009
緩やかなコミュニティの再構築
The Big Lunchの試み

発案者の期待によればなんと200万人規模という大昼食会「The Big Lunch」が、英国時間の19日、全英各地でいっせいに開催された。
地域のコミュニティが失なわれているのは先進国に共通する悩みだが、この「The Big Lunch」は全英で同時に、近隣でのランチパーティを呼びかけるという初めての試みで、ふだんはすれ違うだけの「おとなりさん」と知り合いになろう、というプロジェクトだ。
賛同した個人が主催することで、ローカルイベントを全英規模で同時多発させるというアイディアはユニークかつ大胆だが、首相官邸であるダウニング街10番地では、堅物で知られるダーリング財務大臣もホスト役に名乗り出た。ちなみに、財務大臣公邸は隣の11番地だ。
呼びかけたのはイギリスの巨大な複合型環境施設であり、また環境問題を考える組織でもあるエデンプロジェクト。創立者であるティム・スミットとポール・トゥウィヴィの思いつきから、壮大な計画が動き出した。
それぞれのランチをとり仕切った人々も、そこに集った近隣の住人たちも、近くても遠かった「おとなりさん」との新しい出会いを楽しんだもよう。中には「オレの近所はロックなコミュニティだったぜ!」などとテンションの高い報告の書き込みもネットをにぎわせた。
また関係者によれば「次のビッグランチはいつなんだ?──って、みんながいってたよ」とのこと。
この日、エデンプロジェクトの責任者、ティム・スミットは「人生のすばらしい事柄はシンプルで、素敵な思い出は私たち自身の手から生まれる。だからみんなを通りに出かけさせ、隣近所でグラスを掲げ、食事を分かち合ってもらうことを目指した。それがビッグランチなんだ」と語った。
また、この「The Big Lunch」の責任者、ポール・トゥウィヴィは「何百万もの人が通りに出て、隣人たちとの出会いを楽しんでいるのを見て、英国はまだまだ大丈夫だという確信で晴れやかな気持ちになった。近所付き合いが暮らしの支えや人生の幸せにとって最大で、しかも手つかずの源なのだということに気付いた瞬間だ。この日曜に育まれた友情が、パーティの飾り付けを外した後もずっと続いていくことを願っているよ」と語った。(7.21.2009/ジアスニュースより)
記事にもあるように、コミュニティの喪失は
先進各国で共通の現象のようで、今、その再構築が
様々な形で試行錯誤されています。
コミュニティメンバーが別々の仕事をしているので
かつてのような農業、工業、商店街といったかたちでの
コミュニティ内での生産活動を復活させることは
現実的ではありませんが、
防犯や住環境の向上、地域ぐるみでの
子供の育成といった面では、
コミュニティ活動に期待したい機能も
まだまだあります。
そういう意味では、コミュニティは喪失したのではなく
変質したまま、新しいカタチがまだ出来上がっていない
過渡期にあるのかもしれません。
コミュニティなど煩わしいモノだと
思われるかもしれません。
たしかに、かつてのように全てをコミュニティ全体で
行うカタチでは、なじまないことも多いでしょう。
もっと、緩やかな「つながり」でも良いのでは
と、僕も考えます。
どういったカタチになるのか
いろいろな試みを期待しながら見守りたいですし
僕も何か仕掛けたいと考えています。
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BRAVO News
7.23.2009
本業以外のTHEATRE PRODUCTS
(シアター・プロダクツ)
今日は、社会貢献からは完全に外れた話題です。
でも、Visionaryだと思うので、お付き合いください。
シアター・プロダクツ
(THEATRE PRODUCTS)
とは、ファッションデザイナーのユニットで…
の、はずなんですが、ファッション業界に限らず
至る所でお名前を見聞きします。
それはもちろん、
ご本人達のご活躍もあっての事なんですが
仲間達がまたスゴいことになってきているから…
ということで、
本業以外に注目して、その周辺の人達も含めて
お届けしたいと思います。
☆アート
彼と彼女達の紹介は省略させていただきますが、
ブランドとしてのクリエイションは
製品としての服飾の発表だけにとどまらず
ショーやパフォーマンス、それからアート作品など
にも及んでいます。

★写真上:「スカートの森」
写真下:資生堂ギャラリーでの作品(不詳)
また、先日ここでお伝えしたTOKYO FIBER'09でも
東レと恊働した作品を発表しています。

☆音楽
2006年には音楽レーベル
THEATRE MUSICAを立ち上げ、阿部海太郎氏の
楽曲を中心に発表しています。
☆グラフィックデザイン
彼らの、DMやショップカードといった
グラフィックツールは植原亮輔氏が
数年前から専属的に担当しているのですが
氏のシアター・プロダクツ作品一連が
今年の亀倉雄策賞を受賞したことで
グラフィックデザイン界にも一躍名を馳せました。

☆コラボレーション
そして今年2月には
BACHの幅允孝氏がプロデュースした、羽田空港の
コンセプチュアルな「土産」ショップ
Tokyo's Tokyo(リンクはasahi.com)に
ユニフォームデザインとして参加…
て、もう長い!w
羅列になってしまったかもしれませんが、
「服」を回転軸に、クリエイションを展開し
「服」や「服屋」との関わり方に
新しい視点を持ち込んだシアター・プロダクツと
その周辺で、これからもオモシロいことが
起こりそうです。
(おっと、大阪ではgrafとも…)
でも、Visionaryだと思うので、お付き合いください。
シアター・プロダクツ
(THEATRE PRODUCTS)
とは、ファッションデザイナーのユニットで…
の、はずなんですが、ファッション業界に限らず
至る所でお名前を見聞きします。
それはもちろん、
ご本人達のご活躍もあっての事なんですが
仲間達がまたスゴいことになってきているから…
ということで、
本業以外に注目して、その周辺の人達も含めて
お届けしたいと思います。
☆アート
彼と彼女達の紹介は省略させていただきますが、
ブランドとしてのクリエイションは
製品としての服飾の発表だけにとどまらず
ショーやパフォーマンス、それからアート作品など
にも及んでいます。


写真下:資生堂ギャラリーでの作品(不詳)
また、先日ここでお伝えしたTOKYO FIBER'09でも
東レと恊働した作品を発表しています。

☆音楽
2006年には音楽レーベル
THEATRE MUSICAを立ち上げ、阿部海太郎氏の
楽曲を中心に発表しています。
☆グラフィックデザイン
彼らの、DMやショップカードといった
グラフィックツールは植原亮輔氏が
数年前から専属的に担当しているのですが
氏のシアター・プロダクツ作品一連が
今年の亀倉雄策賞を受賞したことで
グラフィックデザイン界にも一躍名を馳せました。

☆コラボレーション
そして今年2月には
BACHの幅允孝氏がプロデュースした、羽田空港の
コンセプチュアルな「土産」ショップ
Tokyo's Tokyo(リンクはasahi.com)に
ユニフォームデザインとして参加…
て、もう長い!w
羅列になってしまったかもしれませんが、
「服」を回転軸に、クリエイションを展開し
「服」や「服屋」との関わり方に
新しい視点を持ち込んだシアター・プロダクツと
その周辺で、これからもオモシロいことが
起こりそうです。
(おっと、大阪ではgrafとも…)
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Visionaries
すべての電力を再生可能エネルギーに
海に沈みつつあるツバルより
南太平洋に浮かぶ島国のツバルは、2020年までにすべての電力を再生可能エネルギーからの発電に切り替える計画を発表した。ツバルは海抜が最も高い部分で4.5メートルしかなく、地球温暖化に伴う海面上昇の影響が懸念されている。
プロジェクトは、地球温暖化防止を目指し関西電力など主要8カ国の電力会社10社でつくる非営利組織(NPO)の「e8」が支援する。ツバル政府は目標達成にかかる予算として約19億円相当を見込んでいる。
プロジェクト第1弾として、同国最大のサッカー競技場の屋根に太陽光発電パネルを設置、首都フナフティで使う電力の5%の供給を目指す。
e8の試算では、ソーラースタジアムを1年2カ月稼動させればニュージーランドから輸入する発電用燃料の消費を1万7000トン削減でき、二酸化炭素排出量を50トン削減できる計算になる。周辺の珊瑚礁の被害も食い止められる見通し。
次の段階として、国を構成する島の1つ、バイツプ島の中学校への太陽光発電システムの導入が計画されている。(7.21.2009/CNNより)
関西電力のCMでも取り上げられているので
そちらでご存知の方もいるでしょう。
「発電用燃料の消費」とありますが、
現在のツバルはツバル電力公社による
ディーゼル発電で電力をまかなっているようです。
そしてツバルの消費電力は一般家庭用と、
発電用も含めた工業用をあわせて
480万kwと言われています。
この記事だけではどれくらいの割合が太陽光発電で
まかなえるのかが不明ですが、
完全に移行するためには
まだまだ設備を用意しないといけないと思われます。
国土も狭く、消費電力も少ない国だから
可能なことなのかもしれません。
実質的意味があるのか?
同じことが他の国でも、可能なのか?
という疑問が残る方も
いらっしゃるだろうとは思います。
しかし、象徴的存在でもあるツバルが
率先して取り組むことで、エネルギーの転換が
「キレイごと」ではなく「切迫した問題」として
受け入れられるようになる効果は
少なくともあるのでは。
高い電気代を出して、原子力発電による
電気を買うよりは楽しい話しなんじゃないかと
日本にいて、思いました。
プロジェクトは、地球温暖化防止を目指し関西電力など主要8カ国の電力会社10社でつくる非営利組織(NPO)の「e8」が支援する。ツバル政府は目標達成にかかる予算として約19億円相当を見込んでいる。
プロジェクト第1弾として、同国最大のサッカー競技場の屋根に太陽光発電パネルを設置、首都フナフティで使う電力の5%の供給を目指す。
e8の試算では、ソーラースタジアムを1年2カ月稼動させればニュージーランドから輸入する発電用燃料の消費を1万7000トン削減でき、二酸化炭素排出量を50トン削減できる計算になる。周辺の珊瑚礁の被害も食い止められる見通し。
次の段階として、国を構成する島の1つ、バイツプ島の中学校への太陽光発電システムの導入が計画されている。(7.21.2009/CNNより)
関西電力のCMでも取り上げられているので
そちらでご存知の方もいるでしょう。
「発電用燃料の消費」とありますが、
現在のツバルはツバル電力公社による
ディーゼル発電で電力をまかなっているようです。
そしてツバルの消費電力は一般家庭用と、
発電用も含めた工業用をあわせて
480万kwと言われています。
この記事だけではどれくらいの割合が太陽光発電で
まかなえるのかが不明ですが、
完全に移行するためには
まだまだ設備を用意しないといけないと思われます。
国土も狭く、消費電力も少ない国だから
可能なことなのかもしれません。
実質的意味があるのか?
同じことが他の国でも、可能なのか?
という疑問が残る方も
いらっしゃるだろうとは思います。
しかし、象徴的存在でもあるツバルが
率先して取り組むことで、エネルギーの転換が
「キレイごと」ではなく「切迫した問題」として
受け入れられるようになる効果は
少なくともあるのでは。
高い電気代を出して、原子力発電による
電気を買うよりは楽しい話しなんじゃないかと
日本にいて、思いました。
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BRAVO News
7.22.2009
食品の循環と
長野のブランド豚
菓子やみそなどの製造過程で出る食品廃棄物をエサにした養豚に取り組む「信州eループ事業協同組合」(長野県中野市)は、今年度中に年間出荷頭数を4000頭に倍増させ、事業を本格化する。
脂肪に甘みのある豚肉は東京のデパートでも人気。「エコでおいしい」豚肉として、ブランド化を目指している。
昨年1月設立の同組合は北信地方を中心に、食品、リサイクル関連会社、ホテルなど異なる業種の17社が加盟している。
賞味期限切れの菓子、めん類の切れ端などを食品会社から回収し、発酵させてエサを製造。現在は中野、松本市で年2000頭の出荷態勢で豚を飼育している。
特殊な酵母で食品廃棄物を発酵させ、トウモロコシなどと混ぜたエサは、一般に使われる配合飼料より割安。食品会社側にとっても、通常より安い料金で、廃棄物を引き取ってもらえるメリットがある。
栄養価の高いエサで育った豚の肉は臭みがなく、脂肪に甘みがあり、肉にしてから時間がたつと出てくる肉汁の量も少ないという。ふつうの豚肉より割高だが、東京の伊勢丹立川店などで販売され、リピーターも増えてきた。
その味は都会の消費者にも認められた形だが、今後の課題は県内での販路拡大。現在は1頭ごとに卸しているため、ホテルなどへの販売が中心で、街中の精肉店には、なかなか出回らない。組合は、加工と販売の一貫委託を県内業者と交渉中だ。
組合の目標は、地元の消費を拡大し、名前になっている資源循環の「ループ」を完成させること。
高野保雄理事長は「おいしくて環境に優しい豚肉として、北信地方のブランド食材にしたい」と意気込む。今後はトレーサビリティー(履歴管理)を導入し、信頼性も高めるという。
同組合の豚肉を使った料理は、県内では長野市のホテル信濃路などがメニューに取り入れている。(7.18.2009/YOMIURI Onlineより)
食品廃棄物を
飼料に再利用するということで思いつくのは
コンビニやスーパーなどで販売されている
総菜やお弁当などを再利用出来ないか、
ということだったのですがお弁当などは脂肪分が
多いため、そのままでは利用出来ないそうです。
ただ、その点を克服する研究や技術開発も
進められているようです。
あと、そういった加工食品は
様々な食材が使用されているので、飼料としては
適さないのかもしれません。
BSEの原因の一つは肉骨粉なのでは
とも言われていましたし。
また、この記事の豚肉も
一般のものより割高になるということですが
飼料は割安のようなので、頭数が増えるにつれ
安くなると思われるので
「ループ」を目指して続けてほしいですね。
脂肪に甘みのある豚肉は東京のデパートでも人気。「エコでおいしい」豚肉として、ブランド化を目指している。
昨年1月設立の同組合は北信地方を中心に、食品、リサイクル関連会社、ホテルなど異なる業種の17社が加盟している。
賞味期限切れの菓子、めん類の切れ端などを食品会社から回収し、発酵させてエサを製造。現在は中野、松本市で年2000頭の出荷態勢で豚を飼育している。
特殊な酵母で食品廃棄物を発酵させ、トウモロコシなどと混ぜたエサは、一般に使われる配合飼料より割安。食品会社側にとっても、通常より安い料金で、廃棄物を引き取ってもらえるメリットがある。
栄養価の高いエサで育った豚の肉は臭みがなく、脂肪に甘みがあり、肉にしてから時間がたつと出てくる肉汁の量も少ないという。ふつうの豚肉より割高だが、東京の伊勢丹立川店などで販売され、リピーターも増えてきた。
その味は都会の消費者にも認められた形だが、今後の課題は県内での販路拡大。現在は1頭ごとに卸しているため、ホテルなどへの販売が中心で、街中の精肉店には、なかなか出回らない。組合は、加工と販売の一貫委託を県内業者と交渉中だ。
組合の目標は、地元の消費を拡大し、名前になっている資源循環の「ループ」を完成させること。
高野保雄理事長は「おいしくて環境に優しい豚肉として、北信地方のブランド食材にしたい」と意気込む。今後はトレーサビリティー(履歴管理)を導入し、信頼性も高めるという。
同組合の豚肉を使った料理は、県内では長野市のホテル信濃路などがメニューに取り入れている。(7.18.2009/YOMIURI Onlineより)
食品廃棄物を
飼料に再利用するということで思いつくのは
コンビニやスーパーなどで販売されている
総菜やお弁当などを再利用出来ないか、
ということだったのですがお弁当などは脂肪分が
多いため、そのままでは利用出来ないそうです。
ただ、その点を克服する研究や技術開発も
進められているようです。
あと、そういった加工食品は
様々な食材が使用されているので、飼料としては
適さないのかもしれません。
BSEの原因の一つは肉骨粉なのでは
とも言われていましたし。
また、この記事の豚肉も
一般のものより割高になるということですが
飼料は割安のようなので、頭数が増えるにつれ
安くなると思われるので
「ループ」を目指して続けてほしいですね。
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BRAVO News
7.21.2009
植物の命で灯る明かり
FLOS 'LIFE01'

ヴェネチア・ビエンナーレから届いた話題をひとつ。
この写真の品物、何だと思いますか?
実はコレ、花器ではなく、テーブルライトなんです。
照明デザインの世界的大手FLOS(フロス)が
ビエンナーレで発表したLED照明で、なんと、
挿してある植物が生きている間だけ点灯するんです。
2012年末をメドに白熱電球の生産が
世界的に停止される事をうけて、
LEDを光源にするものが照明デザインの
新しい主役になっているようです。
ここでも先日、少し触れましたが
もうじき、LEDのコストの問題が
大きく取り沙汰されるようになることでしょう。
写真の照明の話しに戻りましょう。
FLOSの発表した、LIFE01という製品で
水に浸った植物から出る電解質(?)により
電流が流れて、点灯する…
というようなことらしいのですが、
十分な情報が無くて、はっきりとは判りません。
ごめんなさい。
とにかく
挿してある植物が生きている間だけ点灯する、
ということではあるようで
たたずまいの美しさもさることながら、
そのコンセプチュアルなアイデアも
魅力的だと思います。
まだまだ象徴的な扱いも多いLED照明ですが
白熱電球の代わりとして、電球型蛍光灯とともに
2〜3年中に汎用化される存在なので
デザイン、コストともに注目していきましょう。
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Visionaries
大阪市此花区
戦前から工業地帯として栄えた歴史がある大阪市此花区が、いま「アートの町」を目指している。
川の堤防や区役所の建物に、これまで延べ2100人の区民が参加して、人の形や花などの色鮮やかな壁画を描いてきた。それらを歩いてめぐる催しを開くなど、住民間の交流だけでなく、区外の人を呼び込むきっかけにもしたい考えだ。
此花区は、明治時代に日立造船や住友金属の前身企業が工場を置くなど、大阪を代表する工場地帯として栄えた。しかし、80年代以降は、工場の移転や閉鎖が進んだ。
かつて有力企業が集中していた同区桜島2丁目には01年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が開業したものの、街の活性化はいま一つ。
最寄りのJRゆめ咲線ユニバーサルシティ駅で乗車した人たちの多くが、区内の西九条駅で下車することなく、そのまま乗り換えて帰路についてしまうからだ。
そこで、「歩いて楽しい町をつくって、とにかくイメージを変えてみよう」と、此花区役所が、殺風景な川の堤防などに壁画を描く企画を考えた。
「エコ」「花」「つながり」をコンセプトに、絵柄を選ぶ段階から区民が参加。
幅広い年代が交流することを目標に、学校が企画に参加する場合は、主婦ら保護者も一緒に子どもと作業をするようにした。
07年から2年間でタイルの壁画作品が6カ所、油性ペンキで描いた作品が1カ所でできあがった。
六軒家川の堤防のほか、区役所、高見町公園などにあり、最も大きな区民ホールのものは、高さ8メートル、幅15メートルで、5〜15センチ角のタイル900枚を使った。
タイルをはる作業には、幼稚園児からお年寄りまで参加した。
タイルにもこだわりがある。区内にある陶芸施設「舞洲陶芸館」では、大阪湾に海底トンネルを掘ったときに出た粘土で陶器を焼く。タイルはその陶器の廃材などが使われている。
図柄の検討から参加した同区西九条3丁目の黒河幸子さん(61)は「それぞれの絵にストーリーがあるので、区外の人にぜひ見に来て欲しい」と話す。同区では、さらに壁画を増やす計画。
企画内容は、同区のホームページ(http://www.city.osaka.lg.jp/konohana/)で掲載している。
川の堤防や区役所の建物に、これまで延べ2100人の区民が参加して、人の形や花などの色鮮やかな壁画を描いてきた。それらを歩いてめぐる催しを開くなど、住民間の交流だけでなく、区外の人を呼び込むきっかけにもしたい考えだ。
此花区は、明治時代に日立造船や住友金属の前身企業が工場を置くなど、大阪を代表する工場地帯として栄えた。しかし、80年代以降は、工場の移転や閉鎖が進んだ。
かつて有力企業が集中していた同区桜島2丁目には01年、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が開業したものの、街の活性化はいま一つ。
最寄りのJRゆめ咲線ユニバーサルシティ駅で乗車した人たちの多くが、区内の西九条駅で下車することなく、そのまま乗り換えて帰路についてしまうからだ。
そこで、「歩いて楽しい町をつくって、とにかくイメージを変えてみよう」と、此花区役所が、殺風景な川の堤防などに壁画を描く企画を考えた。
「エコ」「花」「つながり」をコンセプトに、絵柄を選ぶ段階から区民が参加。
幅広い年代が交流することを目標に、学校が企画に参加する場合は、主婦ら保護者も一緒に子どもと作業をするようにした。
07年から2年間でタイルの壁画作品が6カ所、油性ペンキで描いた作品が1カ所でできあがった。
六軒家川の堤防のほか、区役所、高見町公園などにあり、最も大きな区民ホールのものは、高さ8メートル、幅15メートルで、5〜15センチ角のタイル900枚を使った。
タイルをはる作業には、幼稚園児からお年寄りまで参加した。
タイルにもこだわりがある。区内にある陶芸施設「舞洲陶芸館」では、大阪湾に海底トンネルを掘ったときに出た粘土で陶器を焼く。タイルはその陶器の廃材などが使われている。
図柄の検討から参加した同区西九条3丁目の黒河幸子さん(61)は「それぞれの絵にストーリーがあるので、区外の人にぜひ見に来て欲しい」と話す。同区では、さらに壁画を増やす計画。
企画内容は、同区のホームページ(http://www.city.osaka.lg.jp/konohana/)で掲載している。
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BRAVO News
7.20.2009
ストリートバスケに遺した想い


佐賀市の中心街・唐人2丁目にスリーオンスリー(3on3)のバスケットコートが完成した。
5月に36歳の若さで急逝した野中博喜さんが「街中に若者が集えるストリートスポーツスポットを」と佐賀市に呼び掛けたのがきっかけだった。
野中さんの友人らは8月1、2日、追悼の思いを込めたオープニングイベントを開催。「街が若者を育ててほしい」という野中さんの遺志を伝える。
コート整備は昨年8月、佐賀青年会議所のメンバーが「若者がスケートボード、フットサル、BMX(バイシクルモトクロス)などを楽しめる公園を街中に」と佐賀市に提案したのがきっかけだった。
中心人物は野中さんだった。野中さんは、目的なくただ毎日を過ごしていた高校時代にスケートボードと出会ったこと、その仲間が「全力で挑むことの大切さを気づかせてくれた」ことを強烈な思い出に持っていた。
陸上自衛隊を辞めて帰佐し、飲食店を経営。いつも出会いと仲間の大切さを語り「若者が自発的に集い、出会えるスペースが必要」と訴えていた。
そんな思いに佐賀市も呼応。
1月から中心街にある市有遊休地約1700平方メートルに、緑地帯と3on3のコートの整備を進めた。
だが、完成が間近に迫っていた5月16日、野中さんは急逝。
膵臓(すいぞう)がんだった。
野中さんの仲間のプロスケートボーダーの平潤さん(35)ら約20人は、完成したコートの存在を知ってもらい、野中さんの思いを知ってもらうため、オープニングイベント「HI CUP」を企画した。
イベント名は野中さんの名前の「博喜」の頭文字からつけた。
「HI CUP」は1日午後3時開幕。
日本のトップスケートボーダーによるデモンストレーションや、3on3のトーナメント戦、レゲエなどのダンスショー、ライブもある。毎年続ける計画だ。
「ストリートスポーツをやってる若者は『うるさい』などと疎んじられがち。だからこそ活躍できる場が必要」と平さん。
「居場所ができれば、大切にしよう、周りの理解を得ようと努力するはず」という。
スケートボードなども楽しめる総合公園づくりも考えており、「オープニングイベントを、『若者とまちを育てたい』という野中さんの未来図を描くきっかけにしたい」と話す。
イベントの問い合わせは事務局の田畠寿太郎さん、電話090(7473)0304。スタッフなどの協力も呼び掛けている。
【写真上】生前の野中博喜さん
【写真】野中さんの思いがきっかけで完成したコートと、オープニングイベントを企画している平さん=佐賀市唐人(7.19.2009/佐賀新聞より)
蛇足かもしれませんが
野中さんは10年前にご結婚されていますが
当時に結婚式を挙げれなかったためもあり
この3月に、あらためて結婚披露宴を
おこなったばかりでした。
彼は大きい仕事をしたと思います。
彼の意志が、多くの人の意識を変えたことでしょう。
地元の人達や、これからでてくる若者達は
今の意識を高め続けていってほしいと
願ってやみません。
ストリートや遊び場は、逃げ場ではなく
個性を自由闊達に発現出来る場のはず。
大人の介在を許さないからこそ
生まれるものが、きっとあるはずなので
場を用意するのは大人でも
活用するのは、キッズであってほしいです。
日本ではストリートカルチャーの生まれ方が
アメリカやヨーロッパとは
異なるのかもしれません。
「日本におけるストリートのありかた」
そういった議題にまで踏み込んで考えるべき
話題だと思うので、
いずれ、その切り口から寄稿したいと思います。
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BRAVO News
7.19.2009
神戸まつりx新型インフルx
mint designsのマスク


ベネチア・ビエンナーレのニュースが
インテリア誌やデザイン誌を賑わしているときに
ミラノ・トリエンナーレの話題で恐縮ですが
ひとつお届けけしたいと思います。
今日、神戸では、
神戸まつりというイベントが開催されていまして
本来は5月に行われるものなんですが
新型インフルエンザ「騒動」のために
延期されて今日の開催となりました。
この騒動のために神戸は経済的に
大打撃をうけまして、
個人的にそれは、針小棒大に
センセーショナルなことをつくりたがる
マスメディアのせいもあるのではと
憤慨しているところもあるのですが
それはポジティブな提案を心がけるこの場では
掘り下げないでおきます。
さてさて
その当時、神戸にはマスクの人があふれ、
この事態にマスクをしてない人はむしろ
アホなんじゃないかと蔑視すらされていました。
イヤ、ホントに。
僕も、アホと思われていた一人なんですがw
そんな中、僕が思索(妄想)に耽っていたのは
マスク姿の女性の顔です。
だから、別の意味でアホなんかもw
しかしですね、
「アイメイク命」のトレンドだからか
眉を整えて、付け睫毛やマスカラを
完備しているかぎり、マスクをしたら
みんな完璧なんですよ!w
こうゆう効用があったか…
と思っていたものです。
で、今日の話なんですが
mint designs(ミントデザイン)が発表した
マスクがオモシロいんです。
一枚目の写真は
09年秋冬シーズンのショーの模様なんですが
この口元を覆っているのが、そのマスクです。
サイトでチェックしてもらえると
お判りいただけるのですが
他にもデザインがあり、
このインパクトある姿は話題になりましたので
雑誌などで見かけられた方も多いかと思います。
この技術は旭化成せんい株式会社の開発した
スマッシュという不織布が可能にしたもので
最初に触れたミラノ・トリエンナーレと
同時期に開催された東京ファイバー09という
展示会でも発表されました。
そちらは、2枚目の写真です。
東京ファイバーのほうは
旭化成せんい株式会社が主体で、デザインを
ミントデザインに依頼したというカタチです。
デザインはご覧のとおり、
チンパンジーの顔を模したものです。
市販のマスクにはデザインの幅もほとんど無く
ちょっと色付きのモノなんかをかけていると
かえって浮いていたりするんですが
これくらいインパクトがあるなら
かけてみたいですよね〜
秋頃から再流行するとか言われていますが
さも流行っているかのようにあおり立てて
マスク姿やマスク不足を象徴的に
取り上げるだけでなく、こういった技術の
市販製品への転用を後押しするような
ポジティブな報道を期待したいです。
街中がチンパンだらけになったら
着用率も上がるかもしれないし
なにより、そんな状況も楽しくなりますよ!
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Visionaries
7.17.2009
商店が「ある」という価値

上勝町の住民有志「傍示に店を作ろう会」が19日、県道徳島上那賀線沿いに日曜市・たぬき市を約10年ぶりに復活オープンさせる。高齢化の影響などで店じまいが相次ぎ、傍示地区には町内全5地区のうち唯一、商店がない。町内のお年寄りが気軽に立ち寄れる「何でも屋」を目標に店を運営し、地元の活性化につなげる。
店を作ろう会は昨年4月、以前日曜市を開いていたメンバーを中心に住民約100人で結成。食料品や日用品などの商店が一軒もないため、住民有志で店を運営することにした。
場所は県道の傍示トンネルを勝浦側から上勝側に抜けて約100メートルの東側の一画。会員が材料を持ち寄り手作りで完成させた農業用ビニールハウス(約60平方メートル)内で営業する。
会員30人が商品を持ち寄り、野菜や果物、漬物、きねでついたヨモギもち、杉の丸太など、常時30種類以上をそろえる予定。4月以降、試験的に市を開いたところ、3カ月間で約30万円を売り上げるなど好評だった。
以前の日曜市は5年ほど開かれていたが、福原に産直市・いっきゅう茶屋が2000年にオープンしたのに伴い、閉鎖された。
店を作ろう会の森本章会長(73)=花木製造販売、傍示=は「将来的には、買い物に行けないお年寄り宅に商品を配達するサービスにも取り組みたい」と意欲をみせている。
【写真説明】10年ぶりに復活オープンする日曜市・たぬき市=上勝町傍示(7.16.2009/徳島新聞より)
都会に住んでいると「お店がない」という事さえ
にわかには想像しがたいですが、
田舎出身の僕には、記憶にある世界です。
コンビニまで、クルマで行きますから。
そしてこちら。
記事にある品揃えをみると
やはり最寄品が中心のようですが
「必要なものなの?」
と思う方もいるかもしれません。
僕が思うのは、この段階では
「そのモノが必要か必要じゃないか」
「売れるモノか」
はあまり重要ではなく、
「場」があることが大事なんだと思います。
「場」を共有することで
コミュニケーションがうまれますし、
「場」が一つあることで
なにもないところに目印が生まれることに
意義があるのでは。
いうなれば、都会における
カフェやバーの役割なんだと思います。
「店」のもつ意義とは何か。
都会においても、新興エリアが発展する際には
必ず、ランドマークになる名店が存在しますし
それがその街の色を決めることも多いので
街においても一考する価値のある側面を持つ話
ではないでしょうか。
たしかに、傍目には、その「ムリヤリ感」を
痛々しく感じてしまう、という気持ちも
判りますが…
でも、維持し続けてほしいです。
しかし…
ビニルハウスはこの時期、キツ過ぎですよ!
熱中症にお気をつけて!
大きな地図で見る
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BRAVO News
7.16.2009
ご当地大学?
フェリシモと神戸学校
神戸を代表する大手ヴィジョナリーカンパニーは?
といえば、おそらく真っ先に名が挙がるのがこちら
フェリシモだと思います。
外資も含めると、
ネスレやP&Gも参入するかと思いますが。
(う〜ん、妥当ですよね〜?
もし、異論がありましたら教えてください。)
話はいきなり逸れますが
P&Gがオフィシャルサイト内に
(ようやっと)CSRのページを立ち上げたので
近日中に取り上げたいと思います。
さてさて、
そのフェリシモが社会貢献の一環として
行っているのが「神戸学校」という活動です。
神戸学校は阪神淡路大震災をきっかけに
神戸から未来へ「経験と言葉の贈り物」
をコンセプトに始まりました。
毎回、各界で御活躍の方が
講演(メッセージライブ)をお届けしています。
講師には、ビジネスとは一線を画して、
オリジナルなスタンスと速度感で活動している
アーティストが比較的多いように
見受けられるのですが、
次回8月8日のゲストは
HAKUHODO DESIGNの永井一史さんです。
サントリー「伊右衛門」のブランディングや
CMを手がけられた方(会社)ですね。
神戸でマーケティングやブランディングの
トッププランナーのお話をきける
数少ない機会かと思います。
ここで取り上げた、
「世界のためにクリエイティブが出来ること」
といった話になるかどうかは判りませんが、
たのしみです。
「知識を共有すること」
これって、けっこうイイ娯楽だと思います。
お勉強ではなくね。
ところで、
シブヤ大学、京都カラスマ大学、ハンシン大学
ときてますし
サンノミヤ大学とか、考え時かもですよw
といえば、おそらく真っ先に名が挙がるのがこちら
フェリシモだと思います。
外資も含めると、
ネスレやP&Gも参入するかと思いますが。
(う〜ん、妥当ですよね〜?
もし、異論がありましたら教えてください。)
話はいきなり逸れますが
P&Gがオフィシャルサイト内に
(ようやっと)CSRのページを立ち上げたので
近日中に取り上げたいと思います。
さてさて、
そのフェリシモが社会貢献の一環として
行っているのが「神戸学校」という活動です。
神戸学校は阪神淡路大震災をきっかけに
神戸から未来へ「経験と言葉の贈り物」
をコンセプトに始まりました。
毎回、各界で御活躍の方が
講演(メッセージライブ)をお届けしています。
講師には、ビジネスとは一線を画して、
オリジナルなスタンスと速度感で活動している
アーティストが比較的多いように
見受けられるのですが、
次回8月8日のゲストは
HAKUHODO DESIGNの永井一史さんです。
サントリー「伊右衛門」のブランディングや
CMを手がけられた方(会社)ですね。
神戸でマーケティングやブランディングの
トッププランナーのお話をきける
数少ない機会かと思います。
ここで取り上げた、
「世界のためにクリエイティブが出来ること」
といった話になるかどうかは判りませんが、
たのしみです。
「知識を共有すること」
これって、けっこうイイ娯楽だと思います。
お勉強ではなくね。
ところで、
シブヤ大学、京都カラスマ大学、ハンシン大学
ときてますし
サンノミヤ大学とか、考え時かもですよw
category:
ethical
LED照明だけのアクセサリーショップ
クレアーズ土浦ペルチ
全国で若者向けカジュアルアクセサリー店を展開するイオングループの「クレアーズ」(東京都中央区)は15日、店内のすべての照明をLED(発光ダイオード)化した店舗をJR土浦駅ビル「ペルチ土浦」のオープンに合わせて24日に開店すると発表した。イオングループでは初の取り組みで、全国的にもあまり例がないという。
同社は、米国や欧州など世界で約3300店を展開。国内には213店あり県内への出店は6店目。
蛍光灯や白熱球をLEDに代えると消費電力を抑えることができるが、照度が低いため店舗などのすべての照明をLED化するのは難しいとされている。
土浦ペルチ店=イラスト=は、天井が低いことや共用部分の照度が抑え気味であることから、周囲との違和感が少なく実現可能になったという。
店内は基本的な照明のほか、スポットライトや間接照明、サインパネルなどすべてにLEDを導入。昼光色や電球色を組み合わせて設置することでLEDが持つ青みを補正し明るく柔らかい空間を作り出す。
これにより従来の店舗と比較し消費電力を約64%削減。LEDの寿命は5年間もつため電気代とランプ交換費用も含めてコストを約70%削減できるという。
同社では今後、全店を対象にランプ交換が必要な場所からLED照明に交換していくという。(7.16.2009/MSN産経より)
この記事で初めて意識したのですがクレアーズは
女子中高生をメインターゲットにしている
と思われる、アクセサリーショップのようです。
この記事の、どこが気になったかというと
照度(ルクスで表される、平面に当てたときに
感じる明るさの高低)が低いとされるLEDを
アクセサリーショップで取り入れた点です。
むしろキラキラ感を増して陳列したいのでは、
と思われるロープライス帯のアクセサリーで
よくチャレンジしましたね。
明るすぎる照明は
トレンドではないのかも知れませんが、
「色み」も含めて、店の風景が
これから変わっていくかもしれませんね。
同社は、米国や欧州など世界で約3300店を展開。国内には213店あり県内への出店は6店目。
蛍光灯や白熱球をLEDに代えると消費電力を抑えることができるが、照度が低いため店舗などのすべての照明をLED化するのは難しいとされている。
土浦ペルチ店=イラスト=は、天井が低いことや共用部分の照度が抑え気味であることから、周囲との違和感が少なく実現可能になったという。
店内は基本的な照明のほか、スポットライトや間接照明、サインパネルなどすべてにLEDを導入。昼光色や電球色を組み合わせて設置することでLEDが持つ青みを補正し明るく柔らかい空間を作り出す。
これにより従来の店舗と比較し消費電力を約64%削減。LEDの寿命は5年間もつため電気代とランプ交換費用も含めてコストを約70%削減できるという。
同社では今後、全店を対象にランプ交換が必要な場所からLED照明に交換していくという。(7.16.2009/MSN産経より)
この記事で初めて意識したのですがクレアーズは
女子中高生をメインターゲットにしている
と思われる、アクセサリーショップのようです。
この記事の、どこが気になったかというと
照度(ルクスで表される、平面に当てたときに
感じる明るさの高低)が低いとされるLEDを
アクセサリーショップで取り入れた点です。
むしろキラキラ感を増して陳列したいのでは、
と思われるロープライス帯のアクセサリーで
よくチャレンジしましたね。
明るすぎる照明は
トレンドではないのかも知れませんが、
「色み」も含めて、店の風景が
これから変わっていくかもしれませんね。
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BRAVO News
7.15.2009
幸せは2倍に
苦労も2倍にしないために
双子や三つ子の育児を語りあい、よりよい子育て支援につなげていこうという「ふたごプロジェクト 子育てぶっちゃけ本音トーク」が大阪府吹田市でスタートした。
子育て支援をするNPOなど35団体でつくる「大阪つどいの広場ネットワーク」(徳谷章子代表)が企画。9月にかけて府内3カ所で開催する。
つどいの広場は、国が少子化対策の一環として支援しており、乳幼児をもつ子育て中の親が気軽に集える場所として運営されているが、双子や三つ子をもつ家庭は外出の負担が大きく、参加が続かないという声があがっていた。
このため、吹田市の子育てCoCoステーションの岡本祥子さんらが、双子や三つ子が参加しやすい会を提案。近隣の親同士が出会えるよう府を3地域に分け、吹田市(7月)、大阪市阿倍野区(8月)、泉大津市(9月)で開催することになった。
1回目の吹田市での会には、双子や三つ子の親や子供たち、支援者ら計40人が参加。同市で活動する双子のサークル関係者の講演のあと、グループに分かれ、「双子用の重いベビーカーを押しながら、ほかの兄弟の手をひいて広場に行くのは無理」「1歳になるまで、1週間に10時間しか寝られなかった」といった切実な苦労を語り合った。
ネットワークでは、このプロジェクトを通して親同士の交流をはかり、送迎など“広場”に参加しやすい工夫につなげていきたいとしている。
次回は8月8日午前10時から正午、阿倍野区民センターで。対象は双子、三つ子を育てている家庭で定員15人。会は無料だが、保育は先着30人(1家族500円・要申し込み)。申し込みは23日から。問い合わせは、中谷さん((電)06・6628・7411、午後6時以降)へ。(7.15.2009/MSN産経より)
傍目には双子用のバギーはカワイイんですが
経験のない僕にも、
バギーの幅が広くて大変なのでは、
と思うときも、確かにありますね。
双子と、ほかの兄弟がいるとさらに大変だと
この記事であらためて気づきました。
双子や三つ子はかわいいんですが、そのぶん
資金や手もかかるんでしょうね。
共感も余ったものもシェア、てことで。
子育て支援をするNPOなど35団体でつくる「大阪つどいの広場ネットワーク」(徳谷章子代表)が企画。9月にかけて府内3カ所で開催する。
つどいの広場は、国が少子化対策の一環として支援しており、乳幼児をもつ子育て中の親が気軽に集える場所として運営されているが、双子や三つ子をもつ家庭は外出の負担が大きく、参加が続かないという声があがっていた。
このため、吹田市の子育てCoCoステーションの岡本祥子さんらが、双子や三つ子が参加しやすい会を提案。近隣の親同士が出会えるよう府を3地域に分け、吹田市(7月)、大阪市阿倍野区(8月)、泉大津市(9月)で開催することになった。
1回目の吹田市での会には、双子や三つ子の親や子供たち、支援者ら計40人が参加。同市で活動する双子のサークル関係者の講演のあと、グループに分かれ、「双子用の重いベビーカーを押しながら、ほかの兄弟の手をひいて広場に行くのは無理」「1歳になるまで、1週間に10時間しか寝られなかった」といった切実な苦労を語り合った。
ネットワークでは、このプロジェクトを通して親同士の交流をはかり、送迎など“広場”に参加しやすい工夫につなげていきたいとしている。
次回は8月8日午前10時から正午、阿倍野区民センターで。対象は双子、三つ子を育てている家庭で定員15人。会は無料だが、保育は先着30人(1家族500円・要申し込み)。申し込みは23日から。問い合わせは、中谷さん((電)06・6628・7411、午後6時以降)へ。(7.15.2009/MSN産経より)
傍目には双子用のバギーはカワイイんですが
経験のない僕にも、
バギーの幅が広くて大変なのでは、
と思うときも、確かにありますね。
双子と、ほかの兄弟がいるとさらに大変だと
この記事であらためて気づきました。
双子や三つ子はかわいいんですが、そのぶん
資金や手もかかるんでしょうね。
共感も余ったものもシェア、てことで。
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BRAVO News
7.14.2009
GREEN ISLANDが写した
未来写真



すっかり緑が増えて、住みやすくなりましたね。
皆さんがお住まいの街は、どうですか?
て、
驚かれました?
実はこれらは、残念ながら実写ではなく
Green Island
というクリエイター達によるCGなんです。
今まさに発売中の雑誌Pen (7/15号,no.248)に
掲載されている作品もあるので
ご存知の方も多いかもしれません。
ウェブサイト上にある彼らの声明にあるとおり
こうやってリアリティあるヴィジョンを
見せてもらうと
なんだかワクワクしてきますし、
コレ、マジでいつか、できんじゃね?!
と、本気で思えてきませんか?
現在、盛んに
アートやデザインが
「今、世界のために出来ることとは?」
あるいはそれらが
「世界を変える力を持っているのか?」
といったテーマが取り沙汰されています。
今、目の前で起きていることを止められるのか
今、目の前で失われている命を救えるのか
という、抜き差しならない現実に直面したとき
アートやデザインは
間接的なチカラしか持たないのかもしれません。
でも、COBEは「意識を変えること」から
「世界を変え」られると信じています。
「未来を変える」と言ってもいいかもしれません。
では、意識を変えるには?
という問いには
こういった
グウの音も出ない、ド真ん中の直球が
一番、潔い答えのカタチなのかもしれません。
「100年前の○○」という
歴史写真を観ている時と同じような、
不思議な感覚がします。
ひょっとして、こんなときもあったの?
という気になります。
それくらい、リアルに感じられます。
だからきっと、いつかこうなりますよ。
これを、実写にする日を創りだしましょうよ。
category:
Visionaries
人生は二度漬けOK!

大阪・西成出身の俳優赤井英和さん(49)と歌手SHINGO☆西成さん(37)らが、ラップ曲「串かつ」をつくり、12日に通天閣でお披露目をした。
不景気で元気がない大阪の40、50代を応援しようと、赤井さんが、SHINGOさんや串かつ店を営む後輩に呼びかけてユニットを結成した。8月5日に発売する。
「恋もソースも二度づけは禁止や! けど人生は何べんでも やり直しきくから みんな立ち上がれ」。おじさんたちの熱い歌声で、大阪も元気になれるか。(7.13.2009/asahi.comより)
あえてネガティブに言うなら、
日本第二の都市でありながら、文化的には
東京に対する差異としてしか存在していない
という点で、大阪は厳しい状況にあると思います。
実質経済規模は
もはや横浜、名古屋の方が大きいわけですし。
大阪を中心に、近畿中四国くらいの規模で
メディア、流通なども含めてまわしていくような
ビジネスモデルや、流行もふまえた生活者意識を
育てていかないと、いつまでたっても
東京とその他大勢という仕組みのままなんでは。
これもあえての表現ですが
アキバ系や「盛ってる」人達を地方で見かけるコトに
サブさを感じないといけないんじゃないでしょうか。
今朝は、ネガティブな表現になってしまいましたが
やり直しを信じているモノの1人として
発奮してほしく、お届けしました。
category:
BRAVO News
7.13.2009
メイクが意識を変える

【宜野湾】
おばあちゃん、きれいだよ—。
化粧をすることでお年寄りに元気になってもらおうと、特定非営利活動法人(NPO法人)フェイシャルセラピスト協会(かづきれいこ理事長、本部・東京)がこのほど、宜野湾市のグループホーム「さくら」(医療法人おもと会運営)でメークボランティアを行った。
同NPO法人のボランティア活動は県内初。「さくら」の入所者18人がメークを受け、楽しい時間を過ごした。
協会員4人が「さくら」を訪問したのは6月30日。参加したおばあちゃんたちはメーク完成後に鏡をのぞき込むと、普段にも増して若々しく変身した自分の顔にびっくり。自然と笑みもこみ上げ、手踊りするなどして喜んだ。
入所者の呉屋トミさん(87)は「化粧でこんなにきれいになって、気持ちも元気になった」と話し、満足げな表情。
フェイスプランナーの喜久川由美さんは「メークすることで、普段見せない自らの表情に気付くことができる。そうしたことを通じて心も豊かにしてほしい」と話した。
フェイシャルセラピスト協会は本年度からメークボランティアを県内の高齢者福祉施設を中心に展開していく考え。
問い合わせは同協会(電話)03(3350)1035(担当・瀬戸、玉熊)。(小波津智也) (7.12.2009/琉球新報より)
老人ホームに、しゃきっとした
ダンディな男性が入所すると
女性達も彼を意識して、動きや姿勢が
きびきびするそうです。
そして普段はしない、髪をといたり化粧をしたり
ということをするようになるそうです。
ベタですけど、いつまでも女性なんですね。
見た目を変えると 意識も変わりやすいでしょうね。
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BRAVO News
7.12.2009
プレオーガニックコットンと
半崎信朗(Toshiaki Hanzaki)

プレオーガニックコットンをご存知ですか?
農産物がオーガニック認証を受けるには
3年以上は同じ土壌で農薬を使っていないこと
という決まりがあります。
ということは
今、コットンを栽培している農家が
オーガニックコットンに移行しようとしても
3年間は、それまでと同じコットンとしてしか
出荷(販売)できないということ。
その間の農家を援助することで
オーガニックコットンへの移行を促進しよう
というのが、プレオーガニックコットンです。
音楽プロデューサー小林武史氏が代表取締役を務める
★kurkku(クルック)のサイトに
3分でプレオーガニックコットンのことが判る
動画がありますのでご覧ください。
★Pre Organic Cotton Program
で、今日の二題噺のもう1人の主人公は
この動画制作者です。
素朴でかわいい、このアニメーションを
制作したのは半崎信朗氏(Toshiaki Hanzaki)です。
半崎氏は短編アニメーションを中心に
制作する作家で、最も有名なのは
Mr.Childrenの'花の匂い'のPVでしょう。
ぜひこのPVをご覧ください。
ミスチルに拒否反応が出る方もw
出来れば観ていただきたいです。
記憶の中にしか存在しない絵本のような絵と
フレーム以外の箇所にも世界を想像させる
完成度の高い、そしてオモシロいPVだと思います。
この静謐な、
そして哀しみと余韻を感じさせる世界観は
CG技術やテクニックではなく
まさに彼の作家性によるものだと
明確に理解できるほどの才能だと思います。
氏のオフィシャルサイトANIMATIONにも
オリジナル作品がありますので
ぜひご覧ください。
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Visionaries
7.10.2009
カマタマーレ讃岐の
最強新ロゴ発表!

うどんの力でチームを救って-。
財政難に苦しむサッカー四国リーグのカマタマーレ讃岐(香川)は9日、ユニホームの胸に「さぬきうどん」と平仮名のロゴを付け、スポンサーとして個人やうどん店、企業などから幅広く寄付を募ると発表した。
うどん好きの人なら誰でも歓迎」と同チーム。
企業名や商品名ではなく、特産品の名前を活用するユニークな試みで、日本サッカー協会も「ほかでは聞いた事がない」としている。
JFL昇格を目指し、車いすの指導者、羽中田昌監督が率いるチームは、3月末でメーンスポンサーが撤退し、ユニホームの胸ロゴは空白のまま。新たなスポンサーを探したが、広告費を削減する企業が多く難航。
本年度の収入は予算より2500万円不足していた。
応募は一口千円から。個人や企業単位で申し込むことができ、3万円以上でチームのホームページにリンク情報を掲載、試合のチケット10枚ももらえる。
5万円以上で特製のぼり5本の“特典”も。県やうどん関係団体と連携しPRする。
9日の記者会見で下平智久主将は「さぬきうどんのようなコシと粘り強さで戦っていきたい」と気合を入れた。
(以上7.9.2009/共同通信より)
サッカー四国リーグの、カマタマーレ讃岐。
エンブレムが「釜玉うどん」ということで
以前から注目していましたが
ついに直球勝負にでました。
財政難だからではなく
「あえて」なんだと信じたいです。
キャプテンのコメント
多分何千回も同じことを言ってるんだろうなあ。
ちなみに、僕も香川出身ということで
チームTシャツを持っているんですが
それにはエンブレムが入っていないので
この機に買い直したいです。
バルセロナのような市民チームになれば
ロゴもこのままでイイのに、とか考えたりします。
COBE+は、カマタマーレ讃岐を応援しています!
category:
BRAVO News
7.09.2009
Anchor and Wild Boar
という、神戸に吹く風
ブログタイトルに名付けながら…
カテゴリーとして宣言しておきながら…
ひと月以上、空席にしていました
COBE+のカテゴリーで
ようやっと、ひとつご紹介しますw
それは、僕の飲み友達のブログ。
Anchor and Wild Boar
紹介文に「神戸NOW!」とあるのは
狙いだと思いたいw
「飲み友達」とか言ってしまうと、
ハードル下げた?と思われるかもしれませんが
そんなことはありませんので、ご安心を。
実はCOBE+を立ち上げる前に、意見を闘わせたり
今もお互いのブログの現状とこれからを
喧々諤々、ディスカッションしている関係です。
ともすれば漂泊的な内容になりえる
このブログに対し、
手仕事感や体温が伝わる
クリエイティブの現場を再確認するために
僕もよく訪問しています。
なにより、みんな、神戸というエリアと
クリエイター(=クリエイティビティ)を愛し
盛り上げようという気概に満ちている!
…つもりです。イヤ、マジで。
今のところ、
起動中の企画や神戸トライブの近況やエエ店などを
つらつらと綴っているように見えますが
どうやら何か企んでいるようで
胎動を感じさせる記事も見え隠れします。
なんせ、登場するキーパーソンがスゴいんですよね。
近々、企画がカタチとして現れたときからが
このブログの本領発揮のように思います。
メディア+クリエイティブ+ネクストビジョン
なんていう、
ハヤいところではとっくに起きていることの
神戸オリジネーターになるかも。
台風の目になるような気もしますので、
刮目せよ!
★COBE+のことも書いてもらってます
カテゴリーとして宣言しておきながら…
ひと月以上、空席にしていました
COBE+のカテゴリーで
ようやっと、ひとつご紹介しますw
それは、僕の飲み友達のブログ。
Anchor and Wild Boar
紹介文に「神戸NOW!」とあるのは
狙いだと思いたいw
「飲み友達」とか言ってしまうと、
ハードル下げた?と思われるかもしれませんが
そんなことはありませんので、ご安心を。
実はCOBE+を立ち上げる前に、意見を闘わせたり
今もお互いのブログの現状とこれからを
喧々諤々、ディスカッションしている関係です。
ともすれば漂泊的な内容になりえる
このブログに対し、
手仕事感や体温が伝わる
クリエイティブの現場を再確認するために
僕もよく訪問しています。
なにより、みんな、神戸というエリアと
クリエイター(=クリエイティビティ)を愛し
盛り上げようという気概に満ちている!
…つもりです。イヤ、マジで。
今のところ、
起動中の企画や神戸トライブの近況やエエ店などを
つらつらと綴っているように見えますが
どうやら何か企んでいるようで
胎動を感じさせる記事も見え隠れします。
なんせ、登場するキーパーソンがスゴいんですよね。
近々、企画がカタチとして現れたときからが
このブログの本領発揮のように思います。
メディア+クリエイティブ+ネクストビジョン
なんていう、
ハヤいところではとっくに起きていることの
神戸オリジネーターになるかも。
台風の目になるような気もしますので、
刮目せよ!
★COBE+のことも書いてもらってます
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