ということでAaWBに教えてもらったブログを。
「ばーさんがじーさんに作る食卓」

京都に住む、お二人とも70ン歳のご夫婦の
食生活を綴ったブログ。
もうすぐ5年になるんですね。
「いつも、ふたりで」
というタイトルで本にもなっているほど
人気のブログなのでご存知の方も多いかと。
TweetBuzzにも。
旦那さんの方が人間ドックで
ひっかかったことをきっかけに
「減塩・ローカロリー・外食ナシだけど、
まずいものはイヤ!」
という注文に対して
奥さんが作る料理が紹介されているとのこと。
老夫婦が家庭菜園を営みながら
健康のための料理を作る、となると
いかにも「ロハスでオーガニックな」
清貧な料理を想像するかもしれません。
ところが!
これがスゴい充実ぶり。
家庭菜園の野菜も使いながら
イタリアン、フレンチから中華、エスニックまで
実にバリエーションが多い。
『「最近、パスタを食べてないな」
そういや、最近パエリアが続いていたので…』
といったやりとりが交わされ
食卓にはかなりの確率でワインなどのお酒が並ぶ
という、恐ろしく粋なじーさんとばーさんなのです。
決して、洋食がオシャレと言いたい訳ではないんです。
ただ、コレを輸入食材屋さんで買ってきた食材をメインに
つくっているとちょっと違うんですよね。
家庭菜園の野菜一辺倒になるのもまたちょっと違う。
お金にモノを言わせて、豪奢にしているのとも違う。
オーガニックとかロハスとか地産地消とか
そういったことはスゴく大事なんですが
それは現状を否定するものや世を捨てるようなものや
原理主義的なものではなく
豊かに、丁寧にいきていくためのもののハズ。
そういう、根のささった生き方のひとつのかたちやな〜
と勉強させていただいたのでした。