12.29.2009

お正月には
もうひとつの箱根駅伝を。




今年も残すところあと僅かです。

このブログも無事、年を越せそうですw

プライベートでも
仕事が変わったり
自分の未熟さから、いろいろな人の不興をかったり
相変わらず無様にのたうちまわっているうちに
あっという間の1年でした。


今年の出来事のなかでも
個人的に印象的だったのは
自分が住んでいる神戸の市長選で
かしのたかひと候補者への
応援活動が出来たこと。

いきさつや政治的な事はさておき
印象的だったのは
大学生が多く参加していたこと。

僕が大学生の頃は
政治活動をしようなどとは
全く考えていませんでした。

市長選で元気に走り回り、声を出していたのは
政治系のゼミやサークルに所属していたり
自分たちでプロジェクトを立ち上げている
学生達でした。

そういえば、
政治活動には全く意識がありませんでしたが
僕は広告業界やマスコミ業界などといった
業界研究系のゼミやサークルが母校にないことには
残念に思いながら、なにもしませんでしたっけ。

元気な大学生と話しながら
「無いものは創る!」
「自分から動く!」
という基本的な事を学ばせていただきました。


実はこのブログを始める前、
エコや社会貢献に
大げさに言うと社会正義の実現に
取り組みたい、
それもデザインの視点ももちつつ。
と考え始めたのは
30歳の時に旅行で訪れていた
南・東南アジアで出会った現地の人と
日本のボランティア学生に刺激を受けてからでした。


そんな元気な大学生達の活動を。

お正月の風物詩と言えば
大学による「箱根駅伝」が
その一つとして挙げられると思います。

実はその陰で
「もう一つの箱根駅伝」が
開かれているのをご存知でしたか?

これは箱根駅伝本番の後に
往路とほぼ同じコースをなぞりながら
ゴミを拾って歩く、というもの。

2010年1月9日と10日には
第5回大会が開かれ、
最多となる20校ほどが参加する予定です。

今回が5回目となる
この「もう一つの箱根駅伝」プロジェクトですが
箱根駅伝に限らず
今では「もう一つのプロジェクト」
として発展しています。

その一つとして
今年の夏には24時間テレビの同時刻に
ゴミ拾いで100kmを駆け抜けています。

このプロジェクトのこれまでの理念のひとつは
「学生の、学生による、社会のための貢献」
というもの。
立ち上げ時のスタッフは今は学生ではなく
社会人としてサポートしています。


これらの活動はいまのところテレビで
生中継されてはいませんが
これからは彼らの事も思い浮かべながら
お正月(や夏)を過ごしてみては?


僕もおくればせながら
改めて生き直すために
彼らのようなBRAVO!!な人達から
エネルギーを頂きながら
僕もエネルギーを分け合えれるよう
来年もがんばりますので
よろしくお願いします。

12.28.2009

救急車ではなく、タクシーを。

救命技能などの資格を持った
タクシー運転手が増加中−。
東京都内のタクシー59社が加盟する
「東京無線タクシーグループ」には2千人以上の
「普通救命技能」取得ドライバーが勤務する。
(12.27.2009/MSN産経ニュース)

タクシーは事故に遭遇する事や
病気やけがの人を乗せる事が多いので
公共交通機関として人の役に立ちたい、との事。

救急車をタクシー代わりに利用することには
注意するように呼びかけられていますが
タクシーが救急車代わり、とまではいかなくても
ある程度のコトが出来るようになっていれば
助かりますよね。

12.27.2009

コレ欲しい!w
「つなぎたくなる、ハッピーな手」


クリスマスにとあるバー
ちょっとしたクリスマス会があり
プレゼント交換などしました。

僕はロクシタンのハンドクリームと石鹸の
セットを贈ったんですが
たまたま居合わせたサンタさんwともカブッてしまい
次に移動したお店でも
ロクシタンの紙袋を持った方が。

エシカルコスメでは
一人勝ちとも言われるロクシタンですが
すっかりメジャーなブランドになったんでしょうか。

そのロクシタンから昨年に続き
人気の花シアシリーズが限定で再登場!

昨年はボディクリームのみでしたが
今年は定番のハンドクリームにも
ローズ、プルメリア、アカシア、イランイランの
4タイプが発売されます。
さらに、ハンド&ボディウォッシュも
ローズとイランイランが。

ノーマルのものもイイ香りなんですが
これはまたイイですね〜
パッケージもカワイイし。
オッサンの僕も欲しいですw

大人気シリーズなのに限定発売なので
まとめて即買いしときましょう!

なんせ、ただでさえハンドクリームは
全世界で10秒に1本売れているほどの人気商品ですし。
購入者プレゼントが
2日で終了するほどの人気なので
年内いっぱいも、もたないかもしれませんよ〜

12.25.2009

この惑星の
サンタクロースは、いる。

大津市の児童養護施設「小鳩の家」には
30年前から毎年、クリスマスイブの夜に
サンタクロースがやってきます。
その正体が誰なのか、
なんと職員達も名前を知らないそうです。
(12.24.2009/京都新聞)


ちゃんと事前に電話連絡があって
誰に何を送るかの相談があるとか。

そして24日の夜、
子ども達が寝静まった頃にやって来て
枕元にプレゼントを置いて帰るそうです。

顔をよく見ると、人が入れ替わっているようで
受け継がれながら続いているようです。


本当に誰も正体を知らないということなのですが
こういうこともあるんですね〜。

昨晩も来られたんでしょうか。

そして今頃、子ども達は喜んでいるんでしょうね。

メリークリスマス!

12.23.2009

女子だけ体育館に集合!!



神戸からという想いを込めてCOBE+
とか言っている割に神戸の話題無いやん。

という痛烈なご意見を頂く事が
ごくたまにあります。

ということで今回ご紹介するのは
神戸発のポッドキャスティング

「女子だけ体育館に集合!!」

イヤ、これがタイトルですよ。

これは神戸の20代女子4人が
ガールズトークをひたすら繰り広げる
という、それ以上でも以下でもない、
だからこそおもしろい番組。

一度聞いてみてください。
イイ意味でも悪い意味でも期待を裏切りません。

ドトールで隣の席から聞こえて来てたら
イラッとするだろうけど
こうやって聞くと笑えるノーガードトーク。

回を重ねるごとに
自身の好感度はあがっても
女性としての大切なコトを
秒刻みで失っているであろうこの番組を
自主的に(ノーギャラ?)でやっている彼女達には
自己犠牲の気高い精神を感じるのではなく
ただ
アホか!?
とツッコむコトが正しい姿勢だと思います。

画像2枚目のリンク先では彼女とプロデューサーの
インタビューが掲載されていて
それを読むと、彼女達がいろいろと考えながら
真剣に取り組んでる事がわかりますので
読まない方がいいですw

と、こきおろしていますが
Podfeedランキングが26,167番組中
193位(12/23日現在)!
iTunesのPodcastコメディランキング
21位!(同上)

鶴光より上位です。
スタッフのおすすめにも入っています。

スゴ…

素人の女子が神戸発信で
こんなことができるんですね!

クリスマスに悶々としている男子!
今年は明石家サンタじゃなく、女子トークを聞け!

12.22.2009

来年のカレンダー、買った?




岩手県雫石町の市民団体「動物いのちの会・いわて」
が製作した2010年カレンダーが、岩手県内で人気。
捨て犬や捨て猫がモデルとなっており、
売上は彼らの餌代などにあてられる。
(12.22.2009/岩手日報など)


写真の撮影は団体の会員がしたとのことで
保護された犬猫の、普段の表情だそうです。

画像のとおり、素朴でかわいらしいもののようですね。

一部1,000円で、1部の売上で1匹の6日分の餌代が
5部で基本的な健康診断がまかなえるそう。

動物いのちの会・いわて でぜひご購入を!

と、言いたいところですが
サイトやメールなどでの販売分は既に完売!

あとは、岩手県内の書店にあるものだけ
だそうです。

スゴいですね。

殺処分の事やペットの餌の原料の事とか
ネガティブな話しはひとまずおいといて、
ちまたでは
無名女性の写真集やガジェットが人気ですが
こういうのも、イイと思います。

12.21.2009

王子製紙とイトウ

国内では北海道にしか生息していない
幻の魚ともいわれる日本最大の淡水魚、イトウ。
王子製紙はイトウが生息する北海道猿払村の
同社所有地内に保全区設置を決め、
木材チップ用に使う予定だった
樹木の伐採を原則中止することにした。
(12.19.2009/AFP BB Newsなど)


王子製紙は以前よりこの地域に社有林をもっており
2年ほど前から調査や協議を進めていて
このたび、区域内の川沿い2,600haの区域での
伐採禁止を決めました。

王子製紙さんとしては想定外でしょうね。

でも、この決断は勇気あるものだと思います。
きっと、企業としてもイイ結果になるでしょう。

12.18.2009

背中越しのコミュニケーション

婚約者を乗せて人力車で日本を一周している
山田洋平さんが佐賀に入りました。
彼が三重県伊勢市を出発したのは2008年5月のこと。
途中で知り合い婚約した中川水帆さんと共に
北上を続け、日本海側を南下し、今に至ります。
(2009.12.18/ひびのニュースなど)


このブログを始めて
いろいろな長距離移動者を知りましたが
とうとう人力車もきました。

写真では、
彼女さんが人力車に乗っているものが多いので
この寒い中で、かえって寒かろうに
なにより、心苦しかろう
と思いきや、どうやら彼女の方も
普段は乗ってないようです。

しかし、途中で出会ってそのまま婚約とは。
日々、婚活に追われる皆さん。
人力車ひけ!

風プロジェクトと題して
ウェブサイトもあります。
トップの画像での山田さんは
今とはエラい違いですw

これまでのいきさつを読ませていただくと
どことなくシンパシーを感じるモノがありますw
僕にはこんな行動力はありませんが。

Youtubeにも映像があります。

声をかけられると人力車に乗せて
会話を楽しんでいるようです。

コミュニケーションがとりやすい乗り物ですし
黙々と前に進むより、イイかもしれませんね。

やはり、かなり大変なようですがw

お近くを通られた時には乗せてもらって
少し話してみては?

12.17.2009

アホウドリへの弔辞





今日は
決して楽しい話しではないのですが
お付き合いいただけるとうれしいです。


マイケルジャクソンのドキュメンタリーを
観ていて、なんか違和感があるというか
ノドにひっかかったような感覚があって
それが何かに、ふと気づいた。

マスコミは
自分たちマスコミの事を称するときは
「マスコミ」と言わずに
「私たちは」と言うべきである。

「おもしろおかしく書き立てるマスコミ」
「スキャンダルを好むマスコミ」
「群がり、フラッシュの嵐を浴びせるマスコミ」
全て、自分たちの姿ではないか。

マイケルジャクソンの「真実」が
いかなるものであったとしても
それを当時取り上げなかったり
恣意的に取り上げたのは
全て「マスコミ」ではなく
「私たち」ではなかったか。

「真実」とやらがあったとして
なぜ、知っていながらその時に
身を挺して世に問わなかったのか。


卑怯である。


同じ気持ちに
COP15のニュースを観ていて、なった。

知っていて
分かっていて
何もしないのは
卑怯である。

何かをするのは
身を挺さなければなしえないこともある。

それはとても怖い事だし
恥ずかしい事だし
なにより
すごくめんどくさい事だ。

でも、
誰かがやるだろう
いつかやるだろう
自分がやらなくても大丈夫だろう
今やらなくても大丈夫だろう
コレくらいなら大丈夫だろう

という一人一人のさざ波が
津波となって
1人の表現者を呑み殺したように
地球(この表現が胡散臭ければ、住環境が)が
居づらいモノになりつつある。

それがCO2のせいなのか
石油のせいなのか
なんなのかは分からないが
確かに起きている事実がある。

少なくとも多くの動物には
住めないモノになってしまっている。

沈みつつある島に住んでいる人達がいる。

電気も水道も無い村に住み
僕たち先進国の人間の食べるものを
作り続けている飢えた人達がいる。

その人達は僕たちで
僕たちはその人達だ。

誰かのためではなく
自分たちのために、
誰かではなく「僕たち」が
身を挺してやらなければならない事があるはずだ。

何が正解かはわからないけど
命をかけたり
人生をかけなくても、
さざ波が津波となるだろう。

僕はそう信じています。


選択できる自由があるうちに
自ら行動した方がイイと思う。


画像はChris Jordanがミッドウェーで撮影した
アホウドリの死骸。
市街地から3,000km離れた場所でひからびていた
鳥の胃袋はゴミでいっぱいです。
鳥にもゴミにも、全く手を加えていないそうです。

今週は厳しいです。

うーむ。

最近、
個人的にエネルギー不足を感じているんですが
そのためか
今週はニュースがなかなか見つからず。

今日はお休みです。

自分の感受性くらい
自分で守らねば。

(画像はクロアチアでのユニセフの
クリスマスカード購入呼びかけ。)

12.16.2009

先進国で食料自給率下がる=
途上国で飢餓増える

霧に包まれたように
コレ!というニュースを見つけられなかった日に
みつけたBRAVO!!じゃないニュースを。

行動を起こすきっかけになれば
BRABO!!になると思います。

生産減少や景気回復に伴う需要増加を背景に、
11月の世界の食料価格が1年9カ月ぶりの大幅上昇となり
来年にかけ一段と値上がりする可能性が高まっている。
コモディティ(市況商品)相場の値上がりに期待する
投資家には朗報だが、
世界の消費者にとっては懸念すべきニュースだ。
(12.16.2009/Sankei Biz)

要するに、
食料が世界的に不作になる

先進国での需要を賄うため、
途上国からの輸入が増える

価格が上がる

投機マネーが流入する

価格が上がる

途上国からの輸出が増える

価格が上がる

生産地である途上国には食料は残らない

ということのようです。


奪い合いになると弱い者が負ける。

不作じゃなくても
先進国の需要をまかなうために
この搾取は今も起こっています。

容易に想像できることですよね。

何が「投資家にとっては朗報」だよ
と思わずにいられません。

食料自給率を上げるべき意味は
やっぱりあると思います。

人の食べる物を奪うほど
僕らは尊厳や誇りを失ってはいないはずです。

12.15.2009

自治体のつぶやき待ってます。

青森県が今年7月から発信しているツイッターが人気。
フォロワーは12月14日時点で1,600人ほど。
(12.15.2009/Yomiuri Online)


情報発信だけでなく
ちゃんとつぶやいているようです。

自治体がこうしてツイッターで情報発信することは
まだまだ珍しいこと(ひょっとしたら青森だけ?)
なので、どんどん広がってほしいもの。

淡白な情報だけでなく「つぶやき」と
Retweetを活用してもらえると
オモシロい事になるかも。

窓口で面と向かって陳情・苦情を訴えても
感情的になりますしね。

市民からのフィードバックを
積極的に取り入れて欲しいものです。

情報公開には消極的どころか否定的な
神戸市に住むものとしては羨ましいところも。

神戸市だと、どうなるんだろ。
やっぱ炎上するのかなw

12.14.2009

想いは生きて、命は繋がる。

昨年、心臓移植を目指して渡米中に亡くなった
中沢聡太郎ちゃん(1)=横浜市緑区=の支援団体
「そうちゃんを救う会」が、11日の命日に合わせ、
聡太郎 ちゃんのために集まった募金の余剰金全額
約5,600万円を同じ病気で移植のため渡米予定の
富山市の小学1年生池田悠里さん(6)の
支援団体に寄付したと 発表した。
(12.11.2009/カナコロより)


今年の夏に、15歳未満の子どもにも
臓器移植を認める法律が成立しましたが
施行は来年7月からとのことで
今も海外での移植手術を求めている人が多いようです。

今まで認められてなかった事自体が
前時代的だとは思いますが、それは過去の事として。

とにかく、今まで認められていなかったので
当然、公的な資金援助がないために
こういう場合には民間の募金に頼る以外に方法がない
というのが現実のようです。

民間でも「基金」となっているものは少なく
大きいものでは産經新聞が行っている
明美ちゃん基金」というものがある程度です。

基金になっていないと、寄付を受け取った側の
運用方法や税金などで苦労する事があると
思われますが、そのあたりはまた。

受け取る池田悠里さんもその1人として
先月に「ゆうりちゃんを救う会」を立ち上げて
募金活動をしていましたが
無事に目標額に届き、今月28日には渡米して
手術に臨むとの事。

1ヶ月でこれだけ動くというのもスゴいですね。
手術自体も難しいもののようなので
まだまだこれからもがんばって欲しいものです。

「そうちゃんを救う会」以外にも
同じようなケースの他の家族や
このようなケースの子どもへの支援を行っている
団体からの支援も寄せられたそうで、
ベタな表現で恐縮ですが
命が続いていることを感じました。

12.11.2009

経団連の発表も紹介。
BRAVO!とまではいかない?

経団連は2013年以降の行動指針を示した
「低炭素社会実行計画」を発表しました。
(2009.12.10/MSN産経など)


これまでの自主計画には含まれていなかった
運輸業界も含まれています。
また同じく、これまでは「自主的な目標」
だったのが「約束」と
(日本的には)やや強めの表現になっています。


経団連と距離を置き、CO2削減事業に積極的な
京セラの名誉会長である稲盛氏が
行政刷新会議に入った事などもあり、
環境問題に対しては抵抗勢力とラベリングされている
経団連ですが、これまでの取組みについても
記事では簡単にまとめられています。

チャレンジし続けてていて結果も出している業界も
あるんですよね。
全体としても少しは前進したのかな、と思います。

しかし、
「経団連」としてスクラムを組もうとしているので
自業自得というか、反作用というか
経済界全体で数値目標を立てることには
ムリがあるのでは?とも思います。

業種によってずいぶん状況が違うと思うんですが。

それでも一致団結するぞー!
と言うのであれば
範となって未来志向で明るいビジョンを
示してもらいたいものです。

みんな一緒でも、沈没する船には乗りたくないもの。

時期的に、ボーナスの状況とかをみても
大変なのはお察ししますが。

12.10.2009

CO2penhagen!
未来と今を楽しむエコ!




いよいよCOP15が始まりました。

この機会に世界中でいろいろなアピール行動が
世界中で行われていることは、
BRAVO!! Newsでもお伝えしているところ。

温暖化やCO2増加に眉唾な方も
この機に、現実に起きている事実だけにでも
注目していただけたら、と思います。

今年はCOP15にむけてデンマーク、そして
コペンハーゲンのライフスタイルや住環境
そしてデザインにも注目が集まっていたようです。

夏にはCOP15の前夜祭ともいえるかたちで
コペンハーゲン・デザイン・ウィーク
が開催されました。

都心での自転車通勤率が3割ともいわれることや
森が豊かで木材の利用も活発な事から
街自体がエコモデルとしてアピールされていました。

エコが取りざたされる前から、デンマークと言えば
木材の造形が美しい、北欧家具の産地ですしね。

コペンハーゲン市も公共事業として
いろいろと取り組んでいるようですよ。

そういった活動をまとめたのが
エココンシャス・デンマークというプロジェクト。

こちらのオフィシャルサイトをご覧頂くと
一目瞭然なんですが、
単なるエコプロダクツのショーケースではなく
環境問題の基本知識から公共事業、アートに
ビューティ、家具、流通、経済対策…とまさに
生活全てを網羅しています。

消費して終わるのではなく
「ゆりかごから、ゆりかごまで」
をキーワードに
循環型社会を標榜しているだけはありますね。


で、そのエココンシャスデンマークが
ほんのちょっぴり日本にもお目見えしています。

舞台は東京新宿のOZONE
(と、京都の清水寺)

プロダクツが中心なので
販促でしょ〜
と思われるかもしれませんが
アーティストユニットAndreas&Henrik
Soul Washという提案や
ラブリーなベビー服メーカーのKatvig(キャトビィ)の
プレゼンテーションがあったりもしますので
少し違う角度からデンマークプロダクツに
触れてみてはいかが?

Andreas氏の「エコロジーで大切なことは
価値観を変えることなんだ。
今までと同じ価値観、同じ発想では
エコロジーなんて存在しえない。
今までの延長線上にはない世界なんだ、エコロジーは。
だから、ソウル・ウォッシュ(Soul Wash)。
もう、顔を洗っただけじゃダメ、
心を洗って出直しだよ、ってことかな。」

Henrik氏の「エコロジーで大切なことは
エコ製品を使うことじゃないんだ。
エコロジーという変化に対する能力なんだ。」

と言う言葉を紹介しておきます。

明快ですね。
サイトで観れる彼らのアートは
まったくワケの分からないことになってますがw

12.09.2009

目に見える支援を!
というワケで、こんなケーキを。

一人分足りないクリスマスケーキを購入する事で
その分が寄付されるプロジェクトが
NPOにより進められています。
(12.8.2009/MSN産経など)


以前もここに書きましたが
年末のこの時期、
なんとなく優しい気持ちになりますよね。

クリスマスにちなんだり、年末助け合いということで
様々な社会貢献活動が活発な時期です。

このラブケーキというプロジェクトは
ワールドビジョンという団体が進めていますが
まあ、画像を見てもらったら一目瞭然かと。

コレ、イイですね。
お金をあげるより、「おすそわけ」という感覚で
食べる自分たちも、なんとなくほっこりできそうです。

こどもたちも寄付について理解しやすそうですし。

寄付の受け入れ先はピースウィンズ・ジャパン、
フローレンス、カタリバなど
日本のNPOが多いようです。

東京中心の取組みですが、
皆さんもいかがですか?

12.08.2009

支援?話題性?MADE IN
北朝鮮のジーンズ騒動

スウェーデンの若手起業家が
「世界から隔絶されたままではなく
何らかのかたちで世界と繋がる事が大切」と
北朝鮮で作ったジーンズを発売します。
(12.3.2009/AFP BB News)

若手起業家達は全員25歳以下で
ファッションビジネスの経験は無い。

2年ほどの準備期間に信頼関係を構築しながら
販売に至りました。

ジーンズは全てブラックジーンズ。
それは、ブルージーンズはアメリカの象徴として
北朝鮮ではタブー視されているからとのことです。

値段も普通のジーンズより
かえって高値となっていますが
意欲は充分で、どうなるのか見守りたいもの…
と思いきや、進展はすぐありました。


スウェーデンの百貨店は北朝鮮で製作された
ジーンズの取り扱いを中止し、商品を撤去しました。
(12.6.2009/AFP BB News)

メーカー側の主張では、百貨店が撤去を決めたのは
開店の30分前とか。

百貨店によると、政治的議論を行うのに
ふさわしい場所ではないから、との理由から。

テナントの方は取り扱いの継続を考えていて
百貨店以外での販売を検討中との事。


この若手起業家の取組みを売名行為だとか
北朝鮮に対して甘い、という考えもあるでしょう。

一方、餓死者も出ていると伝えられていますし
政治は抜きに、市民レベルでの関わりは必要と
賛同する考えもあるでしょう。

「太陽と北風」というほど単純ではありませんが
北朝鮮にたいしては、どう関わるのがよいか
みなさんはどう思いますか?


僕は、この企業のやっていることにはあまり
大義を感じないので、それほど賛同しないのですが
NGOやユニセフのような立場からの支援は必要で
政府レベルでは国際的に連携して
プレッシャーをかけていくことが有効なのかな、と
思いますが、難しいところです。

12.07.2009

ネパールではエベレストで閣議

ネパール政府はCOP15にむけて
氷河の融解などの危機を訴えるため
エベレスト中腹で閣議を開きました。
(12.4.2009/毎日.jpなど)


以前、モルディブでの海中閣議をお伝えしましたが
ネパールではエベレストで閣議です。

標高は5,000メートルあまりということで
こちらも酸素ボンベを使用しながらの
閣議だったとのこと。

「温暖化」に懐疑的な方もいらっしゃると思いますが
それが原因かはともかく
現にヒマラヤでは氷河が解けていて
そのために生まれた氷河湖が
どんどん増えていて、かつ大きくなっています。

それらの多くは、少しの事で堤防が決壊して
鉄砲水を引き起こしかねない状態にあります。

そして、このまま湖が大きくなりつづけると
いずれは必ず決壊して洪水を起こします。

しかし、ネパール政府はお金がないので
洪水に対して十分な対策がうてないんですね。
(ネパールは世界で4番目に貧しい国とも
いわれています)

「温暖化」は置いておいても
協力しあうべき問題だと思います。

12.04.2009

マルシェ・ジャポン
なんていらない!?


政府の行政刷新会議による事業仕分けで
農林水産省が推進している
マルシェ・ジャポンへの予算が来年度から
廃止される事が決まりました。
(11.17.2009/日本農業新聞)


マルシェとは食品青空市のこと。

マルシェ・ジャポンとは、
農水省が市場運営者に敷地賃借料などの予算を出し
農家がそこに出店料を払って、テントで出店し
農家が消費者に生産物を直接販売するモデル。

大都市でまさにこの秋に始まったばかりの
この事業が、今話題の事業仕分けにおいて
予算廃止の決定を受けました。

農家はもとより
にぎわっていただけに、購入者側からも
廃止に対して反対の声があがっているとか。

「報道によると」反対の理由は小売業への民業圧迫。
それに対して農水省は、元スーパー従業員が
仕分け人に入っているのは不合理だとして
意見書を提出しています。

ちなみに予算は今年度が16億円、来年度は6億円。

まあ、そのへんのゴタゴタはほっといて。


いいじゃないですか、廃止で。

国に頼らず、自分たちでやりましょうよ!

大変な現状は、幾分かは耳にしているので
少しはお察しします。
でも、本当に求められることを長く続けるには
民間だけでやるほうが、絶対に良いはず。

助成が無ければ出来ない事業なら
それこそ、無くてもイイと言えるのでは。

マルシェ自体は、今のところは消費者にも
受け入れられていることが分かった訳ですし
このビジネスモデルとデータを持って
自分たちでやってみましょうよ。

言い方は悪いですが、
それを税金でリサーチできたわけだし
ありがたく巣立ちましょう。

なんだかもどかしく感じたニュースでした。

あ、僕でよければ
なんでもお手伝いさせていただきます。

12.03.2009

MySpace的、地球の救い方。


世界で2億人もが参加している音楽SNS
myspaceの日本法人から発行されている雑誌
MySpace From JP.

今月の特集は
ぼくらの、地球の救い方。

というと、音楽に関係するところで
U2やap bankや坂本龍一なのど活動が
とりあげられているのかな、と思いきや
メインはWWF JAPAN。

WWF JAPANとの連動企画、というと
まあだいたい読まなくても内容は分かるよ
と思われる方も
まずは巻頭に20ページにもわたって掲載されている
WWF JAPANの広告をご覧頂きたいです。

テキストもなく、見開きでひたすら訴えかける
ビジュアルはかなり強力です。

なかでも僕の好みは画像上のパンダのもの。
動物の生息数1頭を1ピクセルで表現してあります。
他にもトラなどのパターンがあるんですが
残り440頭のジャッカルに至っては
もう見えません。


誌面本文にもあるんですが
「まずは感じてほしい」
という意図との事。

うん。自分の感受性を信じるという意味では
音楽にも通じるのかも。


Don't think, Feel!(考えるな、感じろ!)
と言ったドラゴンはもういませんが
タイガーは生き残らせてあげたいものですよね。

ツリーはレンタルがイイ、という
ちょっと意外な事情。

カナダでクリスマスツリーのレンタルサービスを
開始した企業があります。
(12.2.2009/AFP BB News)


と言われても、ツリーはプラスチックで出来ていて
おもちゃ屋さんなどで購入するもの
というイメージのある日本人の僕にとっては
ピンと来ませんでした。

欧米ではクリスマスツリーといえば
モミの木を鉢植えで購入するものなんですね〜。

そして、庭に植え替えたりするようですが
捨てられる事も多いようです。

門松は生木で、というイメージに近いのかな?

鉢植えのものを捨てるワケですから
もったいないな、とすんなり思っていただけるのでは。

コレをレンタルしてしまおう、というワケです。

シーズンが終わると、この会社が引き取りに来て
モミの木は環境保護団体に寄贈され
また植え直されるとか。

希望者には毎年同じモミの木を
レンタルできるサービスもあるそうです。

値段は買うのに比べて4倍ほど高い、と
まだまだ厳しいようですが
ツリーサイズにモミの木が成長するのは
6〜12年かかるとのことなので
単純に考えて、使い捨てにしていると
もったいないですよね。


なにより
部屋に置いておくスペースや手間を省きながら
年を経るにつれ少しずつ成長するモミの木と
クリスマスを過ごす事が出来るというのは
イイかもしれません。

12.02.2009

エイズデーに発表された、
直接実効力のあること。

南アフリカのズマ大統領は、エイズ陽性となった
国内全ての乳児に治療を施す、と発表しました。
(12.1.2009/AFP BB Newsなど)


世界エイズデーの12月1日
世界中でエイズに対するキャンペーンが
催されました。

で、この記事なんですが
「乳児」とのことなので1歳未満です。
年齢層でいうと1年ですから
まだまだ少ないのですが、
それでも「全ての」というのはスゴいことです。

2次感染を考えると
この効果は将来、確実に現れそうです。

エイズに関しては
スローガンが「アンチエイズ」ではなく
「エイズ陽性となってから、いかに強く長く生きるか」
ということに移り変わっているように感じます。
社会理解の拡大も含めて。
もちろん、感染拡大防止に対するアピールは
常に活発におこなわれています。


サッカーのワールドカップ開催に向けた
政治的アピールの意図も
そりゃあもちろん、あるんでしょうが
こういうことなら
この機を大いに利用してもらいたいですよね。


画像はアメリカでのエイズに対するキャンペーン。
来年行われる、自転車ツーリングへの支援に
関するものです。

12.01.2009

休みの日は
公用車に乗って出かけよう!

大阪府箕面市は来年4月から全ての公用車を
平日夜間、休日に市民とカーシェアリングします。
(11.30.2009/MSN産経など)


コレ、イイと思います。

緊急時を除き、公用車が使われるのは平日昼間。
一般的にクルマが必要なのは平日夜間と休日。
住み分け可能そうですよね。

ちなみに、現在の箕面市の公用車稼働率は25%だとか。

仕組みとしては、駐車場を事業者に貸出しし、
その事業者がカーシェアリングを運営。
平日昼間は市が車両を保有し
それ以外は市民と市が予約制で車両を使用する、と。

カーシェアリングは有料になり
その収入で駐車場などの運営をするそう。

CO2削減推進のため
この機にハイブリッド車の購入も進めているそうです。

そしてコレが良さそうなんですが
福祉車両も対象だそうで
介護などで必要な方にも朗報です。

公用車のシェアは
札幌市西区や京都市でも始まっているそうですが
全ての公用車が対象なのは初めてかも。

緊急時に公用車が無かったらどうする!?
という心配もあるかもしれませんが
そういうときには、逆に市民が車を提供する…
なんてことになれば、最高ですね。

ぜひぜひ、フェアな運用を期待します。