12.29.2009

お正月には
もうひとつの箱根駅伝を。




今年も残すところあと僅かです。

このブログも無事、年を越せそうですw

プライベートでも
仕事が変わったり
自分の未熟さから、いろいろな人の不興をかったり
相変わらず無様にのたうちまわっているうちに
あっという間の1年でした。


今年の出来事のなかでも
個人的に印象的だったのは
自分が住んでいる神戸の市長選で
かしのたかひと候補者への
応援活動が出来たこと。

いきさつや政治的な事はさておき
印象的だったのは
大学生が多く参加していたこと。

僕が大学生の頃は
政治活動をしようなどとは
全く考えていませんでした。

市長選で元気に走り回り、声を出していたのは
政治系のゼミやサークルに所属していたり
自分たちでプロジェクトを立ち上げている
学生達でした。

そういえば、
政治活動には全く意識がありませんでしたが
僕は広告業界やマスコミ業界などといった
業界研究系のゼミやサークルが母校にないことには
残念に思いながら、なにもしませんでしたっけ。

元気な大学生と話しながら
「無いものは創る!」
「自分から動く!」
という基本的な事を学ばせていただきました。


実はこのブログを始める前、
エコや社会貢献に
大げさに言うと社会正義の実現に
取り組みたい、
それもデザインの視点ももちつつ。
と考え始めたのは
30歳の時に旅行で訪れていた
南・東南アジアで出会った現地の人と
日本のボランティア学生に刺激を受けてからでした。


そんな元気な大学生達の活動を。

お正月の風物詩と言えば
大学による「箱根駅伝」が
その一つとして挙げられると思います。

実はその陰で
「もう一つの箱根駅伝」が
開かれているのをご存知でしたか?

これは箱根駅伝本番の後に
往路とほぼ同じコースをなぞりながら
ゴミを拾って歩く、というもの。

2010年1月9日と10日には
第5回大会が開かれ、
最多となる20校ほどが参加する予定です。

今回が5回目となる
この「もう一つの箱根駅伝」プロジェクトですが
箱根駅伝に限らず
今では「もう一つのプロジェクト」
として発展しています。

その一つとして
今年の夏には24時間テレビの同時刻に
ゴミ拾いで100kmを駆け抜けています。

このプロジェクトのこれまでの理念のひとつは
「学生の、学生による、社会のための貢献」
というもの。
立ち上げ時のスタッフは今は学生ではなく
社会人としてサポートしています。


これらの活動はいまのところテレビで
生中継されてはいませんが
これからは彼らの事も思い浮かべながら
お正月(や夏)を過ごしてみては?


僕もおくればせながら
改めて生き直すために
彼らのようなBRAVO!!な人達から
エネルギーを頂きながら
僕もエネルギーを分け合えれるよう
来年もがんばりますので
よろしくお願いします。

12.28.2009

救急車ではなく、タクシーを。

救命技能などの資格を持った
タクシー運転手が増加中−。
東京都内のタクシー59社が加盟する
「東京無線タクシーグループ」には2千人以上の
「普通救命技能」取得ドライバーが勤務する。
(12.27.2009/MSN産経ニュース)

タクシーは事故に遭遇する事や
病気やけがの人を乗せる事が多いので
公共交通機関として人の役に立ちたい、との事。

救急車をタクシー代わりに利用することには
注意するように呼びかけられていますが
タクシーが救急車代わり、とまではいかなくても
ある程度のコトが出来るようになっていれば
助かりますよね。

12.27.2009

コレ欲しい!w
「つなぎたくなる、ハッピーな手」


クリスマスにとあるバー
ちょっとしたクリスマス会があり
プレゼント交換などしました。

僕はロクシタンのハンドクリームと石鹸の
セットを贈ったんですが
たまたま居合わせたサンタさんwともカブッてしまい
次に移動したお店でも
ロクシタンの紙袋を持った方が。

エシカルコスメでは
一人勝ちとも言われるロクシタンですが
すっかりメジャーなブランドになったんでしょうか。

そのロクシタンから昨年に続き
人気の花シアシリーズが限定で再登場!

昨年はボディクリームのみでしたが
今年は定番のハンドクリームにも
ローズ、プルメリア、アカシア、イランイランの
4タイプが発売されます。
さらに、ハンド&ボディウォッシュも
ローズとイランイランが。

ノーマルのものもイイ香りなんですが
これはまたイイですね〜
パッケージもカワイイし。
オッサンの僕も欲しいですw

大人気シリーズなのに限定発売なので
まとめて即買いしときましょう!

なんせ、ただでさえハンドクリームは
全世界で10秒に1本売れているほどの人気商品ですし。
購入者プレゼントが
2日で終了するほどの人気なので
年内いっぱいも、もたないかもしれませんよ〜

12.25.2009

この惑星の
サンタクロースは、いる。

大津市の児童養護施設「小鳩の家」には
30年前から毎年、クリスマスイブの夜に
サンタクロースがやってきます。
その正体が誰なのか、
なんと職員達も名前を知らないそうです。
(12.24.2009/京都新聞)


ちゃんと事前に電話連絡があって
誰に何を送るかの相談があるとか。

そして24日の夜、
子ども達が寝静まった頃にやって来て
枕元にプレゼントを置いて帰るそうです。

顔をよく見ると、人が入れ替わっているようで
受け継がれながら続いているようです。


本当に誰も正体を知らないということなのですが
こういうこともあるんですね〜。

昨晩も来られたんでしょうか。

そして今頃、子ども達は喜んでいるんでしょうね。

メリークリスマス!

12.23.2009

女子だけ体育館に集合!!



神戸からという想いを込めてCOBE+
とか言っている割に神戸の話題無いやん。

という痛烈なご意見を頂く事が
ごくたまにあります。

ということで今回ご紹介するのは
神戸発のポッドキャスティング

「女子だけ体育館に集合!!」

イヤ、これがタイトルですよ。

これは神戸の20代女子4人が
ガールズトークをひたすら繰り広げる
という、それ以上でも以下でもない、
だからこそおもしろい番組。

一度聞いてみてください。
イイ意味でも悪い意味でも期待を裏切りません。

ドトールで隣の席から聞こえて来てたら
イラッとするだろうけど
こうやって聞くと笑えるノーガードトーク。

回を重ねるごとに
自身の好感度はあがっても
女性としての大切なコトを
秒刻みで失っているであろうこの番組を
自主的に(ノーギャラ?)でやっている彼女達には
自己犠牲の気高い精神を感じるのではなく
ただ
アホか!?
とツッコむコトが正しい姿勢だと思います。

画像2枚目のリンク先では彼女とプロデューサーの
インタビューが掲載されていて
それを読むと、彼女達がいろいろと考えながら
真剣に取り組んでる事がわかりますので
読まない方がいいですw

と、こきおろしていますが
Podfeedランキングが26,167番組中
193位(12/23日現在)!
iTunesのPodcastコメディランキング
21位!(同上)

鶴光より上位です。
スタッフのおすすめにも入っています。

スゴ…

素人の女子が神戸発信で
こんなことができるんですね!

クリスマスに悶々としている男子!
今年は明石家サンタじゃなく、女子トークを聞け!

12.22.2009

来年のカレンダー、買った?




岩手県雫石町の市民団体「動物いのちの会・いわて」
が製作した2010年カレンダーが、岩手県内で人気。
捨て犬や捨て猫がモデルとなっており、
売上は彼らの餌代などにあてられる。
(12.22.2009/岩手日報など)


写真の撮影は団体の会員がしたとのことで
保護された犬猫の、普段の表情だそうです。

画像のとおり、素朴でかわいらしいもののようですね。

一部1,000円で、1部の売上で1匹の6日分の餌代が
5部で基本的な健康診断がまかなえるそう。

動物いのちの会・いわて でぜひご購入を!

と、言いたいところですが
サイトやメールなどでの販売分は既に完売!

あとは、岩手県内の書店にあるものだけ
だそうです。

スゴいですね。

殺処分の事やペットの餌の原料の事とか
ネガティブな話しはひとまずおいといて、
ちまたでは
無名女性の写真集やガジェットが人気ですが
こういうのも、イイと思います。

12.21.2009

王子製紙とイトウ

国内では北海道にしか生息していない
幻の魚ともいわれる日本最大の淡水魚、イトウ。
王子製紙はイトウが生息する北海道猿払村の
同社所有地内に保全区設置を決め、
木材チップ用に使う予定だった
樹木の伐採を原則中止することにした。
(12.19.2009/AFP BB Newsなど)


王子製紙は以前よりこの地域に社有林をもっており
2年ほど前から調査や協議を進めていて
このたび、区域内の川沿い2,600haの区域での
伐採禁止を決めました。

王子製紙さんとしては想定外でしょうね。

でも、この決断は勇気あるものだと思います。
きっと、企業としてもイイ結果になるでしょう。

12.18.2009

背中越しのコミュニケーション

婚約者を乗せて人力車で日本を一周している
山田洋平さんが佐賀に入りました。
彼が三重県伊勢市を出発したのは2008年5月のこと。
途中で知り合い婚約した中川水帆さんと共に
北上を続け、日本海側を南下し、今に至ります。
(2009.12.18/ひびのニュースなど)


このブログを始めて
いろいろな長距離移動者を知りましたが
とうとう人力車もきました。

写真では、
彼女さんが人力車に乗っているものが多いので
この寒い中で、かえって寒かろうに
なにより、心苦しかろう
と思いきや、どうやら彼女の方も
普段は乗ってないようです。

しかし、途中で出会ってそのまま婚約とは。
日々、婚活に追われる皆さん。
人力車ひけ!

風プロジェクトと題して
ウェブサイトもあります。
トップの画像での山田さんは
今とはエラい違いですw

これまでのいきさつを読ませていただくと
どことなくシンパシーを感じるモノがありますw
僕にはこんな行動力はありませんが。

Youtubeにも映像があります。

声をかけられると人力車に乗せて
会話を楽しんでいるようです。

コミュニケーションがとりやすい乗り物ですし
黙々と前に進むより、イイかもしれませんね。

やはり、かなり大変なようですがw

お近くを通られた時には乗せてもらって
少し話してみては?

12.17.2009

アホウドリへの弔辞





今日は
決して楽しい話しではないのですが
お付き合いいただけるとうれしいです。


マイケルジャクソンのドキュメンタリーを
観ていて、なんか違和感があるというか
ノドにひっかかったような感覚があって
それが何かに、ふと気づいた。

マスコミは
自分たちマスコミの事を称するときは
「マスコミ」と言わずに
「私たちは」と言うべきである。

「おもしろおかしく書き立てるマスコミ」
「スキャンダルを好むマスコミ」
「群がり、フラッシュの嵐を浴びせるマスコミ」
全て、自分たちの姿ではないか。

マイケルジャクソンの「真実」が
いかなるものであったとしても
それを当時取り上げなかったり
恣意的に取り上げたのは
全て「マスコミ」ではなく
「私たち」ではなかったか。

「真実」とやらがあったとして
なぜ、知っていながらその時に
身を挺して世に問わなかったのか。


卑怯である。


同じ気持ちに
COP15のニュースを観ていて、なった。

知っていて
分かっていて
何もしないのは
卑怯である。

何かをするのは
身を挺さなければなしえないこともある。

それはとても怖い事だし
恥ずかしい事だし
なにより
すごくめんどくさい事だ。

でも、
誰かがやるだろう
いつかやるだろう
自分がやらなくても大丈夫だろう
今やらなくても大丈夫だろう
コレくらいなら大丈夫だろう

という一人一人のさざ波が
津波となって
1人の表現者を呑み殺したように
地球(この表現が胡散臭ければ、住環境が)が
居づらいモノになりつつある。

それがCO2のせいなのか
石油のせいなのか
なんなのかは分からないが
確かに起きている事実がある。

少なくとも多くの動物には
住めないモノになってしまっている。

沈みつつある島に住んでいる人達がいる。

電気も水道も無い村に住み
僕たち先進国の人間の食べるものを
作り続けている飢えた人達がいる。

その人達は僕たちで
僕たちはその人達だ。

誰かのためではなく
自分たちのために、
誰かではなく「僕たち」が
身を挺してやらなければならない事があるはずだ。

何が正解かはわからないけど
命をかけたり
人生をかけなくても、
さざ波が津波となるだろう。

僕はそう信じています。


選択できる自由があるうちに
自ら行動した方がイイと思う。


画像はChris Jordanがミッドウェーで撮影した
アホウドリの死骸。
市街地から3,000km離れた場所でひからびていた
鳥の胃袋はゴミでいっぱいです。
鳥にもゴミにも、全く手を加えていないそうです。

今週は厳しいです。

うーむ。

最近、
個人的にエネルギー不足を感じているんですが
そのためか
今週はニュースがなかなか見つからず。

今日はお休みです。

自分の感受性くらい
自分で守らねば。

(画像はクロアチアでのユニセフの
クリスマスカード購入呼びかけ。)

12.16.2009

先進国で食料自給率下がる=
途上国で飢餓増える

霧に包まれたように
コレ!というニュースを見つけられなかった日に
みつけたBRAVO!!じゃないニュースを。

行動を起こすきっかけになれば
BRABO!!になると思います。

生産減少や景気回復に伴う需要増加を背景に、
11月の世界の食料価格が1年9カ月ぶりの大幅上昇となり
来年にかけ一段と値上がりする可能性が高まっている。
コモディティ(市況商品)相場の値上がりに期待する
投資家には朗報だが、
世界の消費者にとっては懸念すべきニュースだ。
(12.16.2009/Sankei Biz)

要するに、
食料が世界的に不作になる

先進国での需要を賄うため、
途上国からの輸入が増える

価格が上がる

投機マネーが流入する

価格が上がる

途上国からの輸出が増える

価格が上がる

生産地である途上国には食料は残らない

ということのようです。


奪い合いになると弱い者が負ける。

不作じゃなくても
先進国の需要をまかなうために
この搾取は今も起こっています。

容易に想像できることですよね。

何が「投資家にとっては朗報」だよ
と思わずにいられません。

食料自給率を上げるべき意味は
やっぱりあると思います。

人の食べる物を奪うほど
僕らは尊厳や誇りを失ってはいないはずです。

12.15.2009

自治体のつぶやき待ってます。

青森県が今年7月から発信しているツイッターが人気。
フォロワーは12月14日時点で1,600人ほど。
(12.15.2009/Yomiuri Online)


情報発信だけでなく
ちゃんとつぶやいているようです。

自治体がこうしてツイッターで情報発信することは
まだまだ珍しいこと(ひょっとしたら青森だけ?)
なので、どんどん広がってほしいもの。

淡白な情報だけでなく「つぶやき」と
Retweetを活用してもらえると
オモシロい事になるかも。

窓口で面と向かって陳情・苦情を訴えても
感情的になりますしね。

市民からのフィードバックを
積極的に取り入れて欲しいものです。

情報公開には消極的どころか否定的な
神戸市に住むものとしては羨ましいところも。

神戸市だと、どうなるんだろ。
やっぱ炎上するのかなw

12.14.2009

想いは生きて、命は繋がる。

昨年、心臓移植を目指して渡米中に亡くなった
中沢聡太郎ちゃん(1)=横浜市緑区=の支援団体
「そうちゃんを救う会」が、11日の命日に合わせ、
聡太郎 ちゃんのために集まった募金の余剰金全額
約5,600万円を同じ病気で移植のため渡米予定の
富山市の小学1年生池田悠里さん(6)の
支援団体に寄付したと 発表した。
(12.11.2009/カナコロより)


今年の夏に、15歳未満の子どもにも
臓器移植を認める法律が成立しましたが
施行は来年7月からとのことで
今も海外での移植手術を求めている人が多いようです。

今まで認められてなかった事自体が
前時代的だとは思いますが、それは過去の事として。

とにかく、今まで認められていなかったので
当然、公的な資金援助がないために
こういう場合には民間の募金に頼る以外に方法がない
というのが現実のようです。

民間でも「基金」となっているものは少なく
大きいものでは産經新聞が行っている
明美ちゃん基金」というものがある程度です。

基金になっていないと、寄付を受け取った側の
運用方法や税金などで苦労する事があると
思われますが、そのあたりはまた。

受け取る池田悠里さんもその1人として
先月に「ゆうりちゃんを救う会」を立ち上げて
募金活動をしていましたが
無事に目標額に届き、今月28日には渡米して
手術に臨むとの事。

1ヶ月でこれだけ動くというのもスゴいですね。
手術自体も難しいもののようなので
まだまだこれからもがんばって欲しいものです。

「そうちゃんを救う会」以外にも
同じようなケースの他の家族や
このようなケースの子どもへの支援を行っている
団体からの支援も寄せられたそうで、
ベタな表現で恐縮ですが
命が続いていることを感じました。

12.11.2009

経団連の発表も紹介。
BRAVO!とまではいかない?

経団連は2013年以降の行動指針を示した
「低炭素社会実行計画」を発表しました。
(2009.12.10/MSN産経など)


これまでの自主計画には含まれていなかった
運輸業界も含まれています。
また同じく、これまでは「自主的な目標」
だったのが「約束」と
(日本的には)やや強めの表現になっています。


経団連と距離を置き、CO2削減事業に積極的な
京セラの名誉会長である稲盛氏が
行政刷新会議に入った事などもあり、
環境問題に対しては抵抗勢力とラベリングされている
経団連ですが、これまでの取組みについても
記事では簡単にまとめられています。

チャレンジし続けてていて結果も出している業界も
あるんですよね。
全体としても少しは前進したのかな、と思います。

しかし、
「経団連」としてスクラムを組もうとしているので
自業自得というか、反作用というか
経済界全体で数値目標を立てることには
ムリがあるのでは?とも思います。

業種によってずいぶん状況が違うと思うんですが。

それでも一致団結するぞー!
と言うのであれば
範となって未来志向で明るいビジョンを
示してもらいたいものです。

みんな一緒でも、沈没する船には乗りたくないもの。

時期的に、ボーナスの状況とかをみても
大変なのはお察ししますが。

12.10.2009

CO2penhagen!
未来と今を楽しむエコ!




いよいよCOP15が始まりました。

この機会に世界中でいろいろなアピール行動が
世界中で行われていることは、
BRAVO!! Newsでもお伝えしているところ。

温暖化やCO2増加に眉唾な方も
この機に、現実に起きている事実だけにでも
注目していただけたら、と思います。

今年はCOP15にむけてデンマーク、そして
コペンハーゲンのライフスタイルや住環境
そしてデザインにも注目が集まっていたようです。

夏にはCOP15の前夜祭ともいえるかたちで
コペンハーゲン・デザイン・ウィーク
が開催されました。

都心での自転車通勤率が3割ともいわれることや
森が豊かで木材の利用も活発な事から
街自体がエコモデルとしてアピールされていました。

エコが取りざたされる前から、デンマークと言えば
木材の造形が美しい、北欧家具の産地ですしね。

コペンハーゲン市も公共事業として
いろいろと取り組んでいるようですよ。

そういった活動をまとめたのが
エココンシャス・デンマークというプロジェクト。

こちらのオフィシャルサイトをご覧頂くと
一目瞭然なんですが、
単なるエコプロダクツのショーケースではなく
環境問題の基本知識から公共事業、アートに
ビューティ、家具、流通、経済対策…とまさに
生活全てを網羅しています。

消費して終わるのではなく
「ゆりかごから、ゆりかごまで」
をキーワードに
循環型社会を標榜しているだけはありますね。


で、そのエココンシャスデンマークが
ほんのちょっぴり日本にもお目見えしています。

舞台は東京新宿のOZONE
(と、京都の清水寺)

プロダクツが中心なので
販促でしょ〜
と思われるかもしれませんが
アーティストユニットAndreas&Henrik
Soul Washという提案や
ラブリーなベビー服メーカーのKatvig(キャトビィ)の
プレゼンテーションがあったりもしますので
少し違う角度からデンマークプロダクツに
触れてみてはいかが?

Andreas氏の「エコロジーで大切なことは
価値観を変えることなんだ。
今までと同じ価値観、同じ発想では
エコロジーなんて存在しえない。
今までの延長線上にはない世界なんだ、エコロジーは。
だから、ソウル・ウォッシュ(Soul Wash)。
もう、顔を洗っただけじゃダメ、
心を洗って出直しだよ、ってことかな。」

Henrik氏の「エコロジーで大切なことは
エコ製品を使うことじゃないんだ。
エコロジーという変化に対する能力なんだ。」

と言う言葉を紹介しておきます。

明快ですね。
サイトで観れる彼らのアートは
まったくワケの分からないことになってますがw

12.09.2009

目に見える支援を!
というワケで、こんなケーキを。

一人分足りないクリスマスケーキを購入する事で
その分が寄付されるプロジェクトが
NPOにより進められています。
(12.8.2009/MSN産経など)


以前もここに書きましたが
年末のこの時期、
なんとなく優しい気持ちになりますよね。

クリスマスにちなんだり、年末助け合いということで
様々な社会貢献活動が活発な時期です。

このラブケーキというプロジェクトは
ワールドビジョンという団体が進めていますが
まあ、画像を見てもらったら一目瞭然かと。

コレ、イイですね。
お金をあげるより、「おすそわけ」という感覚で
食べる自分たちも、なんとなくほっこりできそうです。

こどもたちも寄付について理解しやすそうですし。

寄付の受け入れ先はピースウィンズ・ジャパン、
フローレンス、カタリバなど
日本のNPOが多いようです。

東京中心の取組みですが、
皆さんもいかがですか?

12.08.2009

支援?話題性?MADE IN
北朝鮮のジーンズ騒動

スウェーデンの若手起業家が
「世界から隔絶されたままではなく
何らかのかたちで世界と繋がる事が大切」と
北朝鮮で作ったジーンズを発売します。
(12.3.2009/AFP BB News)

若手起業家達は全員25歳以下で
ファッションビジネスの経験は無い。

2年ほどの準備期間に信頼関係を構築しながら
販売に至りました。

ジーンズは全てブラックジーンズ。
それは、ブルージーンズはアメリカの象徴として
北朝鮮ではタブー視されているからとのことです。

値段も普通のジーンズより
かえって高値となっていますが
意欲は充分で、どうなるのか見守りたいもの…
と思いきや、進展はすぐありました。


スウェーデンの百貨店は北朝鮮で製作された
ジーンズの取り扱いを中止し、商品を撤去しました。
(12.6.2009/AFP BB News)

メーカー側の主張では、百貨店が撤去を決めたのは
開店の30分前とか。

百貨店によると、政治的議論を行うのに
ふさわしい場所ではないから、との理由から。

テナントの方は取り扱いの継続を考えていて
百貨店以外での販売を検討中との事。


この若手起業家の取組みを売名行為だとか
北朝鮮に対して甘い、という考えもあるでしょう。

一方、餓死者も出ていると伝えられていますし
政治は抜きに、市民レベルでの関わりは必要と
賛同する考えもあるでしょう。

「太陽と北風」というほど単純ではありませんが
北朝鮮にたいしては、どう関わるのがよいか
みなさんはどう思いますか?


僕は、この企業のやっていることにはあまり
大義を感じないので、それほど賛同しないのですが
NGOやユニセフのような立場からの支援は必要で
政府レベルでは国際的に連携して
プレッシャーをかけていくことが有効なのかな、と
思いますが、難しいところです。

12.07.2009

ネパールではエベレストで閣議

ネパール政府はCOP15にむけて
氷河の融解などの危機を訴えるため
エベレスト中腹で閣議を開きました。
(12.4.2009/毎日.jpなど)


以前、モルディブでの海中閣議をお伝えしましたが
ネパールではエベレストで閣議です。

標高は5,000メートルあまりということで
こちらも酸素ボンベを使用しながらの
閣議だったとのこと。

「温暖化」に懐疑的な方もいらっしゃると思いますが
それが原因かはともかく
現にヒマラヤでは氷河が解けていて
そのために生まれた氷河湖が
どんどん増えていて、かつ大きくなっています。

それらの多くは、少しの事で堤防が決壊して
鉄砲水を引き起こしかねない状態にあります。

そして、このまま湖が大きくなりつづけると
いずれは必ず決壊して洪水を起こします。

しかし、ネパール政府はお金がないので
洪水に対して十分な対策がうてないんですね。
(ネパールは世界で4番目に貧しい国とも
いわれています)

「温暖化」は置いておいても
協力しあうべき問題だと思います。

12.04.2009

マルシェ・ジャポン
なんていらない!?


政府の行政刷新会議による事業仕分けで
農林水産省が推進している
マルシェ・ジャポンへの予算が来年度から
廃止される事が決まりました。
(11.17.2009/日本農業新聞)


マルシェとは食品青空市のこと。

マルシェ・ジャポンとは、
農水省が市場運営者に敷地賃借料などの予算を出し
農家がそこに出店料を払って、テントで出店し
農家が消費者に生産物を直接販売するモデル。

大都市でまさにこの秋に始まったばかりの
この事業が、今話題の事業仕分けにおいて
予算廃止の決定を受けました。

農家はもとより
にぎわっていただけに、購入者側からも
廃止に対して反対の声があがっているとか。

「報道によると」反対の理由は小売業への民業圧迫。
それに対して農水省は、元スーパー従業員が
仕分け人に入っているのは不合理だとして
意見書を提出しています。

ちなみに予算は今年度が16億円、来年度は6億円。

まあ、そのへんのゴタゴタはほっといて。


いいじゃないですか、廃止で。

国に頼らず、自分たちでやりましょうよ!

大変な現状は、幾分かは耳にしているので
少しはお察しします。
でも、本当に求められることを長く続けるには
民間だけでやるほうが、絶対に良いはず。

助成が無ければ出来ない事業なら
それこそ、無くてもイイと言えるのでは。

マルシェ自体は、今のところは消費者にも
受け入れられていることが分かった訳ですし
このビジネスモデルとデータを持って
自分たちでやってみましょうよ。

言い方は悪いですが、
それを税金でリサーチできたわけだし
ありがたく巣立ちましょう。

なんだかもどかしく感じたニュースでした。

あ、僕でよければ
なんでもお手伝いさせていただきます。

12.03.2009

MySpace的、地球の救い方。


世界で2億人もが参加している音楽SNS
myspaceの日本法人から発行されている雑誌
MySpace From JP.

今月の特集は
ぼくらの、地球の救い方。

というと、音楽に関係するところで
U2やap bankや坂本龍一なのど活動が
とりあげられているのかな、と思いきや
メインはWWF JAPAN。

WWF JAPANとの連動企画、というと
まあだいたい読まなくても内容は分かるよ
と思われる方も
まずは巻頭に20ページにもわたって掲載されている
WWF JAPANの広告をご覧頂きたいです。

テキストもなく、見開きでひたすら訴えかける
ビジュアルはかなり強力です。

なかでも僕の好みは画像上のパンダのもの。
動物の生息数1頭を1ピクセルで表現してあります。
他にもトラなどのパターンがあるんですが
残り440頭のジャッカルに至っては
もう見えません。


誌面本文にもあるんですが
「まずは感じてほしい」
という意図との事。

うん。自分の感受性を信じるという意味では
音楽にも通じるのかも。


Don't think, Feel!(考えるな、感じろ!)
と言ったドラゴンはもういませんが
タイガーは生き残らせてあげたいものですよね。

ツリーはレンタルがイイ、という
ちょっと意外な事情。

カナダでクリスマスツリーのレンタルサービスを
開始した企業があります。
(12.2.2009/AFP BB News)


と言われても、ツリーはプラスチックで出来ていて
おもちゃ屋さんなどで購入するもの
というイメージのある日本人の僕にとっては
ピンと来ませんでした。

欧米ではクリスマスツリーといえば
モミの木を鉢植えで購入するものなんですね〜。

そして、庭に植え替えたりするようですが
捨てられる事も多いようです。

門松は生木で、というイメージに近いのかな?

鉢植えのものを捨てるワケですから
もったいないな、とすんなり思っていただけるのでは。

コレをレンタルしてしまおう、というワケです。

シーズンが終わると、この会社が引き取りに来て
モミの木は環境保護団体に寄贈され
また植え直されるとか。

希望者には毎年同じモミの木を
レンタルできるサービスもあるそうです。

値段は買うのに比べて4倍ほど高い、と
まだまだ厳しいようですが
ツリーサイズにモミの木が成長するのは
6〜12年かかるとのことなので
単純に考えて、使い捨てにしていると
もったいないですよね。


なにより
部屋に置いておくスペースや手間を省きながら
年を経るにつれ少しずつ成長するモミの木と
クリスマスを過ごす事が出来るというのは
イイかもしれません。

12.02.2009

エイズデーに発表された、
直接実効力のあること。

南アフリカのズマ大統領は、エイズ陽性となった
国内全ての乳児に治療を施す、と発表しました。
(12.1.2009/AFP BB Newsなど)


世界エイズデーの12月1日
世界中でエイズに対するキャンペーンが
催されました。

で、この記事なんですが
「乳児」とのことなので1歳未満です。
年齢層でいうと1年ですから
まだまだ少ないのですが、
それでも「全ての」というのはスゴいことです。

2次感染を考えると
この効果は将来、確実に現れそうです。

エイズに関しては
スローガンが「アンチエイズ」ではなく
「エイズ陽性となってから、いかに強く長く生きるか」
ということに移り変わっているように感じます。
社会理解の拡大も含めて。
もちろん、感染拡大防止に対するアピールは
常に活発におこなわれています。


サッカーのワールドカップ開催に向けた
政治的アピールの意図も
そりゃあもちろん、あるんでしょうが
こういうことなら
この機を大いに利用してもらいたいですよね。


画像はアメリカでのエイズに対するキャンペーン。
来年行われる、自転車ツーリングへの支援に
関するものです。

12.01.2009

休みの日は
公用車に乗って出かけよう!

大阪府箕面市は来年4月から全ての公用車を
平日夜間、休日に市民とカーシェアリングします。
(11.30.2009/MSN産経など)


コレ、イイと思います。

緊急時を除き、公用車が使われるのは平日昼間。
一般的にクルマが必要なのは平日夜間と休日。
住み分け可能そうですよね。

ちなみに、現在の箕面市の公用車稼働率は25%だとか。

仕組みとしては、駐車場を事業者に貸出しし、
その事業者がカーシェアリングを運営。
平日昼間は市が車両を保有し
それ以外は市民と市が予約制で車両を使用する、と。

カーシェアリングは有料になり
その収入で駐車場などの運営をするそう。

CO2削減推進のため
この機にハイブリッド車の購入も進めているそうです。

そしてコレが良さそうなんですが
福祉車両も対象だそうで
介護などで必要な方にも朗報です。

公用車のシェアは
札幌市西区や京都市でも始まっているそうですが
全ての公用車が対象なのは初めてかも。

緊急時に公用車が無かったらどうする!?
という心配もあるかもしれませんが
そういうときには、逆に市民が車を提供する…
なんてことになれば、最高ですね。

ぜひぜひ、フェアな運用を期待します。

11.30.2009

ツイッターの次はラジオ!?

滋賀県草津市で開局したコミュニティFMが
地域住民を巻き込んで、好調です。
(11.29.2009/MSN産経)


社長は芸能プロダクションのマネージャー。
ゲリラ豪雨に遭った際に
ラジオが役にたった経験があり
地元に貢献出来れば、と
Uターンしての開局に至ったそうです。

記事のタイトルには主婦や学生もDJに、とありますが
DJ講座を開いていて、その講習を受けたかたが
DJデビューしているようです。

代表本人が「コミュニティFMはレベルが低いと
思われたくない」と語っているように
飛び込みでDJをしているわけではないんですね。

その講座や番組参加などで
局を訪れる人が絶えないそうで
そういう意味でも
コミュニティの形成に一役買っているようです。

コレをネタに人が集まっているのが
イイですね〜。

リアルSNSといいますか
リアルツイッターといいますか
みんなが共通項を持てて、発信ができるので
コミュニティFM、意外とアリな方法かもしれません。

とにかくなにか核になるものがあることが
コミュニティづくりの第一歩なのかな、と
やっぱり思いますね。

11.29.2009

年賀状も決めました!

クリスマスの次はお正月。
ということで、年賀状の話しです。

年賀状には寄付金付きのものがあるのを
ご存知ですか?

といっても、寄付金分ははがき代50円に込み
なわけではなく、別途支払う必要があります。

種類には50円+寄付金5円の全国版と
同じく寄付金3円の地方版
それから、寄付金5円のカーボンオフセット用。

紙で出来た年賀状を大量に送っといて
カーボンオフセットも無いやろう
というお考えをお持ちの方や
カーボンオフセットという仕組み自体に
疑問がある方もいると思いますが
だからこそ!
どうせ送るなら、あと3円か5円プラスして
今までとは少し違う年賀状を送ってみては?

それでもやっぱり、疑問のある方は
今年のお正月分での寄付金は約4億円なので
その使い道に目を光らせる事から始めてみましょう。

こういう官主導の大型プロジェクトですし、
僕も使い道には疑問を持っています。

年賀状を送るというのはイイ風習だと思うので
寄付金はしっかり使ってもらいたいものですね。

11.26.2009

クリスマスプレゼント
決めました!

だんだんと街が
クリスマスカラーに染まってきました。

僕の住んでいる神戸では来週からルミナリエという
モンスターイベントが催されますが
もうすっかり準備万端のようです。

職場がそのエリアの隣のブロックにあり
通勤路を横切るカタチなので
いまから震えています。

毎日、帰宅時に警備員とバトルなのかな〜。

ここまで渦中にいることはともかく
今くらいから正月までの雰囲気はスキです。

どことなく暖かみがあるような。

たとえ、クリスマスに何の予定も無くても。

いいじゃないか。
ひとりで楽しんだって。

…このへんでやめときましょう。


アパレルやコスメなどでこのブログでもおなじみの
OPAQUE(オペーク)が去年に引き続き
WWFとキャンペーンを展開しています。

海外モデル7人がデザインしたアイテムを
順次発売していき、売上の10%をWWFに寄付する
というもの。

すでに第1弾は9月から始まっており
12月3日から第3弾が展開されます。

アイテムはヘッドドレス。
サイトでは詳細を12月3日に更新するようです。

ちなみに、これまでのアイテムは
レギンスとカットソー。
これらは今も販売されています。

第3弾は12月25日までとのことなので
女性よりもむしろ男性の皆さんに
プレゼントとしてオススメします。

ベタな表現ですが
贈られた相手だけでなく
野性動物にも喜ばれますので
心がより暖かくなること、うけあいです!


いえ、無理はしてないですよ?

代理出産はダメなコト
なんですかね〜?

娘の子を代理出産した母娘が
実名と顔を公表して記者発表。
代理出産の法整備を訴えました。
(11.25.2009/asahi.comほか)

この母娘の場合、娘さんの方が
1歳の時に出来た腫瘍のために子宮を摘出。
こどもは産めなくなっていました。

そのため、体外受精された娘夫婦の受精卵から
母親が出産した訳ですが母親は53歳で
すでに閉経していたので女性ホルモンを投与して
産める体づくりから始めたそうです。

代理出産については法的に規制は無いものの
日本産科婦人科学会は母胎への危険性や
産まれてきたこどもの戸籍の問題などから
これを認めていません。

この母娘はそういった周辺の法整備も含めて
代理出産が受け入れられ、後に続く事を
訴えるために公表に踏み切ったそうです。

戸籍の問題なんて優先事項ではないハズなので
実情にあわせるべきだと思いますが、
倫理的な点については、皆さんはどう思われますか?

11.25.2009

「限界集落」は
都市部にもあるんです。

住民の超高齢化が進み、
高齢者の孤独死も問題になっている
団地の現状を改善するための対策が講じられています。
(11.23.2009/MSN産経)


「限界集落」という言葉をご存知ですか?
これは住民の過半数が65歳以上で占められ、
社会共同生活の維持が困難になった「集落」の事。

くくりが市町村などの自治体とは異なり、
エリアごとなので、一つの町に
複数存在する場合もよくあります。

限界集落は全国に8,000近くあるとされています。

「社会共同生活がおくれない」というのは
冠婚葬祭や自治会活動などの
「助け合い」や「住環境保全」機能が停止している事。


今やその限界集落が都市部にも出現し
その数は増加することが確実視されているので
早急な対策が必要になっています。

危機が現れているのは、主に「団地」で
何千戸とある団地の過半数が65歳以上という
「限界団地」が出現しています。

一つの団地の戸数が膨大な分、渦中にある方は
思っている以上に多いようです。

敷地面積も広いですし。

階段の昇降があったり、密室化する構造上
孤独死も発生しやすいそうです。


ただ、この対策にはばらつきがあり、
老朽化した建物は建て壊して
高齢者よりは若者を誘致したい
と考えている自治体も多いようです。


それも分かる話しではありますが
若者か高齢者か、と切り離して考える事自体が
おかしい話しだと感じられます。
本来の共同体には全ての年齢層がいるわけですし
若者向け、ということはその人達が高齢化したら
また同じ問題が起こるのでは?

どういう施設を用意するか、という
「ハコもの」意識に思えます。

共同体の再構築が早急に必要なのでは。

11.24.2009

かわいすぎるぞ!最強の傘!


ブログの趣旨とは少し違うんですが
いつか取り上げたいと思っていた
Senz Umbrella(センズ アンブレラ)から
ミナペルホネンがデザインしたテキスタイルを
使用したモデルが発売されたので
趣旨などかなぐり捨ててご紹介します。

センズアンブレラとは、みなさんご存知のとおり
「地上最強の傘」です。

どれくらい最強かというと
風速100km/hのときにさしても壊れないほど。

上から見た時に、普通の傘のようにまん丸ではなく
ステルス戦闘機のようにダイヤ型にしていることで
前からの風に対して、むしろ風上に進んでいく
構造になっています。

そして、いくらひっくり返ろうと傘の帆が外れず、
柄も骨組みも曲がりません。

ご存じない方はとにかく、この動画をご覧あれ。
特に後半部分。



ね。
すごいでしょw

傘の性能以上にはっきりした事は
彼らが相当にアホだということ。

実験前にはベタに「イェー!」言うてるし。

だいいち、風速100km/hで傘をさしても
傘の役割を全く果たしていません。

もはや、人を濡らさないことなどより
わがが壊れない事のほうが重要なんですね。

趣旨、変わっとるやないか。

傘が風速100km/hに耐えられるかというより
「人は風速100km/hのなかで傘をさせるか」
という実験に変わってるようにも見えます。


おまけに傘をさしてバイクに二人乗りしたり
スキーを滑ったり、あげくの果てには
スカイダイビングまで。

こうなると、エクストリームアイロニング
通ずるストイックさも感じます。


そんなアホでタフなセンズアンブレラが
コラボ相手に選んだのが
ナチュラルで繊細な、ミナペルホネン。

なんでやねん!

ミナペルホネンを着るようなコが
風速100km/hに耐えられる訳が無い。

でも、これが意外とハマってるんですよねw
甘すぎず、カタすぎず。

通常のモデルより若干お高めですが
デザイン的にも機能的にも一生モノになるかも。

なによりこの傘をさす事で
今までよりも雨の日や、台風の日が
楽しくなる事は間違いないでしょうね。

年末の風物詩…
にしてはいけないコト。

東京・日比谷公園の「年越し派遣村」で
支援を受けた元村民が「恩返しをしたい」と
東京・芝公園で炊き出しを行いました。
(11.23.2009/MSN産経など)


もう1年が経つんですね、
と、つい思ってしまいましたが
年末恒例の風景にならないことも願いつつ。 

炊き出しに参加した元村民の多くは
今も生活保護で生活しているそうです。

勤労感謝の日ですが
「勤労に感謝出来ない日」と銘打っているようです。
前向きに捉えると「勤労希望の日」
という事でしょうか。

当時は「働く意欲が無い」
「仕事を選びすぎ」
「少しくらい遠いからと、
ハローワークに行かないのは怠慢」
などなど批判も多かったのですが
時代も自身の状況も
「人の事より自分の事」と思いがちなときに
こういう事が出来るのは見倣いたいところです

11.23.2009

部屋と植物と器とわたし。




あるとき、ふと思いまして
「家のなかに生命体が自分しかいない」
て、どーなんか、と。

いったん思い始めると気になるもので
観葉植物を購入しようと思い、
追われるように、近所のgreloというお花屋さんへ。

こちらの植物は写真2枚目にあるとおり
崩れかけたコンクリやレンガがよく似合う
ひなびた鮮やかさが印象的で、
たたずまいが「はしゃぎすぎてない」ので
おっさんの一人暮らしにもイケるはず!
と思ったワケです。

お店も廃墟ビルの一室のようでイイ感じなんですよね。

で、そこで一目で気に入って購入したのは
アンティークあじさいのドライフラワー。

枯れとるやないか!


ま、そんな小咄はともかく。

ほどなく買いましたよ。
部屋に観葉植物を2鉢。

ちなみに、エバーフレッシュと月桃(ゲットウ)。

ゲットウは名前で選びました。
ゲットー育ちなので。

もうええって。


で、そんなグレロさんが今
フラワーエキシビジョンで参加しているのが
LANTIKI HYOGO LOCAL INDUSTRY
BOX GALLERY


こちらはランチキという服屋さんの一角にて
期間限定で兵庫県下の地場産業の製品を
展示販売するというもの。
その間にランチキを始めとして
様々なコラボレーションを展開するとか。

その一つとしていま、
兵庫県に窯がある赤穂雲火焼(写真3枚目)や
炎丹久窯(写真4枚目)の器に
グレロさんがフラワーアレンジしています。

どちらの窯も作家さんが少ないので
なかなか目にする機会が無いと思いますので
この機会に、観るだけでもオススメですよ。


ちなみにフラワーエキシビジョンは12月13日まで。
企画自体は3月21日までです。

(地図では分かりにくいのですが、
お店への入り口は建物の東側にあります。)

11.20.2009

ズームインじゃないですが、
お父さんだって大変だ。

父子家庭の父親らで構成される組織が
全国で初めて発足し、児童扶養手当など
母子家庭との間にある制度のギャップを埋めたり
父子家庭同士のネットワークを拡げることを
表明しました。
(11.18.2009/MSN産経など)


児童扶養手当は法律に基づいて
父親の養育を受けられない児童のために
地方自治体から支給されるものです。

ややこしいですが
「児童手当」は少子化対策のため
こどものいる家庭すべてに支給されるものです。


僕にとっては意外だったんですが
今の児童扶養手当では
父子家庭は母子家庭に比べて収入が多いという理由で
児童扶養手当は支給されません。


すでに東京都など11の自治体では別の名前で
父子家庭への援助を開始していて
17日には兵庫県宝塚市でも
同様の条例案が提出されました。

鳩山内閣は、来年度から
父子家庭にも支給する見通しを表明しています。


最近、いろいろな制度や組織や技術が
役目を終えて交代すべき時期に来ているように感じます。
国のあり方も含めて。

コレまでは存在に意義があったけど、
もう時代についていけていないので
バトンタッチして引退して欲しいものが目につきます。

事業仕分けの様子を見ていても。

自分自身についても思いますが
未練やしがらみなく、未来志向で柔軟に
適応変化していきたいものです。

11.19.2009

※四国関係者は入学必須!
四国サイコーダイガクって?




しつこいようですが、僕は四国香川県出身です。

今放送している朝ドラの『ウェルかめ』は
四国徳島県が舞台なんですが
方言が恐ろしく似てるんですよね。

基本、語尾に「じょー」がつきます。
意味なんて無いと思う。
ハタ坊みたいなんじょー。

それは今はまあいいです。

シコックランドなんて、NO FUTURE!!
とばかりに高校を卒業してすぐ
ナメられないようにネルシャツを腰に巻いて
神戸に出てきましたが
今思うと、
シコックランドの良さが分かるには
青すぎたんですねえ。


で、今日の話題

四国サイコーダイガク


なんといってもネーミングが良い。

「四国」という彩度も明度も低い色と
「サイコー」というラテンな極彩色の響き。
もはや永ちゃんが
「矢沢サイコー。四国もサイコー。」
と言っている絵が浮かびます。

サイコーとはもちろん「最高」でもありますが、
他に「再考」であり、「再興」という意味も。


実際のところ何なのかというと。

いわゆる「大学」ではありません。
四国の「食」、「芸術」、「観光(自然)」
を切り口に、クリエイターと
四国のメーカー、生産者や企画会社とを
結びつけようという行政発のプロジェクト。

馴染みのない方も多いかと思いますが
いわゆる新連携農商工のひとつです。
(コレ、書くとちょっと長いので割愛します。)

早い話しが
生産者やメーカー(中小の工場)を巻き込んだ
異業種コラボレーションということ。


学部は食学部、旅学部、ものづくり学部。

食学部では至高のコク、
つまり「至コク」をたたえたダシの開発など。


人のネタでも、書くのだいぶ恥ずかしいなw

これ、完全にダジャレありきでしょ!
次が続いてないやん!

でも、これが出た時の会議は
さぞかし盛り上がったんでしょうね〜w


ものづくり学部では、
アーティストを製造工場に派遣し共同で制作する
アーティスト・イン・ファクトリー
を実施中。
トップ画像のアーティストなどがすでに参加しています。

旅学部で出ている話しの一つとしては
瀬戸内海を横断的に巡りながら島々を廻る、とか。

瀬戸内海を横断的につかう、て
今までありそうで実は無かった(?)

それに、島、ていいすね。


ちゃかした表現で書きましたが
実は結構楽しみにしていましてw
参加条件が
四国に住んでいること(会社があること)なので
条件が満たされていたら、絶対参加してたな〜。

とっとと四国に帰れ!

とか言わないでください。


神戸から発信して、東を向くんじゃなく
中四国を巻き込んだ経済圏を形成して
地域にあるものに自分たちで付加価値をつけて
広い意味で地産地消しながら
小さくても実のあるビジネスを展開して…
なんていう話しをAaWBと語ったりしているんですが
こういった企画で四国にネットワークが出来たら
ホントにその方向でイケるかも…!

オモシロくなってきたかもしれません。
四国からの次の発信を楽しみに待ちましょう。
(とりあえず、
オフィシャルサイト立ち上げてください)

HIVとの闘い方。

エイズに対する偏見を覆すため
パキスタンで選手全員がHIVポジティブの
クリケットチームが 注目を集め始めています。
(11.18.2009/CNN)


もちろん、偏見や誤解を解くことだけでなく
体力や精神を向上させることも、活動の目的です。

「対戦相手は、こちらはHIV感染者だということで
青白い顔つきでひょろひょろで
ガイコツのように歩くと思っている。
しかし、試合が始まってこちらが勝つと、
考えを変えるしかない」
という、会長のコメントが頼もしいです。

『勝って一目置かれることで、自ら尊厳を勝ち取る』
というアグレッシブな姿勢が僕はスキですね。

なんとなくですが、
一昔前の日本だと
『こんなにがんばってますよ』という
健気な姿が共感を得やすかったように思いますが、
現状は、そして本人達はどうなんでしょう。


ジンバブエでは同じくHIVポジティブの女性による
サッカーチームがあるそうで、こちらもスゴいです。


ちなみに12月1日は世界エイズデーです。

11.18.2009

じゃ、お願いしますね。
地球の事。


COP15までいよいよあと3週間を切りました!

改めて簡単に説明すると、
京都議定書に基づいた環境への取組みの総括がなされ
次の枠組みが決まる国際会議です。

COPは毎年開かれていますが
ポスト京都議定書の大枠が決まるという
節目の大切な会議です。

ところが前段階ではあまり話しが進んでいないようで
本番でも、予想以上の結論は出ないかも…
と言われていますが

だからこそ!

みんなの声でリーダー達のケツを叩いてやろう!

というわけで様々な取組みが行われています。


今日はそのなかからWWFの展開する
VOTE EARTH!
を紹介。

ミクシィアプリでご存知の方も多いかと思いますが
オフィシャルサイトでは
投票と(言うより署名?)をおこない、
住所の郵便番号をグーグルマップ上で登録する事で
視覚的にもアピールしようと試みています。

僕も含めて
既に146の国で1万2千人が署名しています。

それで何が変わるの?
という疑問ももっとも。

意思表示をする事
同じ考えの人間がどれくらいいるかを知る事
そういった「第一歩」。
実効力はないかもしれませんが
まあ、クリック一つなので
そのくらいカジュアルで良いんじゃないでしょうか。

あ、写真のグラフィックは
Shepard Faireyよるものです。

おじいちゃんにも化粧を!?

老人ホームなどで開かれる「化粧セミナー」が
おじいちゃん達にも広まりつつあります。
(11.13.2009/下野新聞)


無料の化粧セミナーを開いているのは資生堂。
1949年から始めているということなので
もう60年もやっているんですね。

化粧といってもおじいちゃんの場合は
一般のメンズコスメと同じくスキンケアのこと。
それと頭皮マッサージやヘアセットだそうです。

余談ですけど、
メンズコスメとか、男性用化粧品という表記に
もっとイイものがあればいいのに、と思います。

この表現だとマスカラやアイシャドーやリップなど
「色モノ」のイメージがあって、
説明が面倒なときがあるんですよね。

クラブやDJの説明も未だに必要な時もありますしw
定着するのを待つか…


話しを戻して、「化粧」の内容はともかく
自分の姿を見たり、体に触れたり、ケアをすることが
元気になるきっかけになるというのは実感出来ますね。

今日は顔色がいいな、とか
不規則な生活で肌が荒れているから気をつけよう
などと感じる事で自愛出来ますから。

さっぱりしたり、ツヤが良くなる事で
人に見てもらいたいという欲求も出てきて
メンタルも外向きになるでしょうし。


こういう「気持ちをアゲる」ことが
医療や薬を充実させるより
健康的な生活には効果があるかも。

11.17.2009

ある意味必見!
ギネス公認、マイケルの肖像画。

アルバニアの画家が絵筆25万本を使用した
モザイク画を作成。
面積は28㎡あり、世界最大のモザイク画として
ギネスに認定されました。
(11.15.2009/AFP BB News)


BRAVO!!Newsとはちょっと趣旨が異なるんですが
気になった事があってとりあげました。


映画this is itの盛況も続いていますね。
僕は観ていないのですが
観る人ごとに視点が違うのが興味深いです。

マイケルのパーソナリティ
ショーの作り込み方
宙に浮いた予算に目がいく人


で、気になった事ですが。
画家の方は存じないのですが

絵が似てない

という、ただそれだけなんですけどね。

11.16.2009

青くライトアップされた
各地の建造物。




11月14日は世界糖尿病デー。
ということで日本各地の名所が
シンボルカラーの青色にライトアップされました。
(11.15.2009/毎日.jpなど)


写真は昨年の様子ものも混ざっています。

糖尿病で亡くなる方は世界中で年間380万人ほど。
先進国に多い病気なので、増加傾向にあるようです。

世界中で現在2億4,600万人の患者がいて
2025年には3億8,000万人になるとも。

日本でも年間1万人ほどが糖尿病が原因の病気で
亡くなっているそうです。


糖尿病に気をつけるというより
生活習慣病全般に気をつけた生活を
おくりたいものです。


しかし、大仏はコワいですね。

11.15.2009

あのデザインチームが
ついに日本初上陸!




以前、オランダの政党が展開している
コミュニケーションデザインを取り上げましたが
そのデザインを制作しているthonik(トーニック)
という団体の日本初の展示会が開かれます。

ちょうどひと月先になりますが、
12月15日から29日まで
東京南青山のspiralで。
(このスパイラルという建物・展開も
オモシロいんですが、それはまた)

写真で取り上げている4点が
展示されるかはわかりませんが
アーカイブ的な展示になるようです。

展示会タイトルは"en"。
これはオランダ語で"and"の意味ですが
もちろん、日本語の"縁"を 表しています。

先の政党の展開など、まさにそうですが
コミュニケーションデザインを得意とする
チームらしいタイトルですね。

クリスマスから年末シーズンも
ひらかれていますので、
日本ではまず考えられない
政党のブランドデザインを手がけて
議席数アップに貢献した、
コミュニケーションデザインの
トップランナーたちの視点に体感してみては?

11.13.2009

とうとうやってしまった…w


今朝は「コレ!」というニュースを
見つけられなかったので
アートでごまかし…イヤイヤ
代わりにお届けします。

僕の力不足で「見つけられなかった」だけで
BRAVO!!なことはいっぱい起きているので
悲観せずw充実した1日を!

11.12.2009

こんな地味な話題を
続けてしまった。





ということで、ウェブ選挙活動の話題を。

しかし、自分でフッといてなんですが
地味な話題にしてしまったと、少し後悔w


さてさて。
今日取り上げるウェブを利用した選挙活動とは
立候補者がウェブ上でアピールすること
を指します。

僕たちがネットで投票するということでは
ありません。

コレが実現するのは
いつになるでしょうね〜


「ウェブ」と「選挙活動」というワードの繋がりは
Yahoo!!の意見広告で目にした方も多いかもしれません。

この意見広告サイトが立ち上がったのが10月28日。
サイト上では署名活動も行っていて、
ウェブ選挙活動が解禁になるよう、
来年の通常国会まで続ける!
とのことですが
11月3日には鳩山首相が
解禁の意向を表明してしまいました。


もう解禁になるとのことなので
歴史的なことや諸外国では…
という話しは、さておきます。

現状としては公職選挙法においては
インターネットはビラやチラシと同じ「文書図画」
にあたるとというのが政府見解。
なので、選挙期間中には
メールを含むネット上での活動は
違法行為となる疑いがつよいので
みんな自粛しているということ。

つまり、
はっきり違法かはわからないし
捕まった人はいないけど
政府(や選挙管理委員会)がダメと言っているので
もし当選してから捕まったらまずいので
ヤメておこう、というわけ。

なにをやっちゃダメかというと
内容を問わず、ブログを含む自分のサイトの更新
メルマガ配信
ミクシィなどのSNSへの書き込み(日記も)
ツイッターでの「つぶやき」
など。

一方、ビラやチラシにあたらない行為、
たとえばテレビやラジオ、新聞でしゃべる事はアリ。

と並べると
さっきの「ネットはチラシみたいなもん」
というのが、モノスゴく違和感ありますよね。

むしろ、テレビやラジオに近いんちゃうの?
てことです。

しかし、グレーゾーンだからこそ、
みんないろいろとチャレンジしていて
音声は文書でも図画(=絵や写真)でもないので
「文書図画」にあたらないとトンチを利かせて
自分のサイトで音声だけアップした人や、
んなもん関係あるかーい!と
サイトを更新し続け、
しかも対立候補を批判しまくった人もいますw


それはさておき、ここで大事なのは
さっきの「やったらダメ」なことは
候補者以外の僕たち全員にも当てはまるということ。

公職選挙法では、本人がするかどうかではなく
「候補者を推薦すること」を禁じているので
僕たちが同じくミクシィに
「神戸市長選では○○さんに清き一票を!」
といったトピックをたてたりするとダメなんです。

もちろん、「僕は○○さんを支持します」というのは
当選を目的とした事ではなく、意思表明なのでアリ。

でもこれも、モノスゴく違和感ありますよね。
関係者じゃないし、
買収のおそれという点では、むしろ健全でしょうに。

しかし、こういったことを恐れて
堀江貴文氏が衆議院選に立候補したときは
ライブドアの社長だったので
ライブドアのポータルサイトでは
選挙ネタのアップを差し控えたそうです。

選挙期間になると、
とたんに選挙の話しが消える、て。

ネットによって既存メディア以外の団体や
一般人の情報発信力が劇的に高まっている現状に
ついていけてないですね。

それで投票率をあげよう、政治離れを止めよう
なんて、矛盾してるように見えます。


なんにせよ
このへんが解消されるそうなのですが
実際、どういう制度になってしまうのかは
まだわかりませんので、もう少し待ちますか。

選挙もようやくネット解禁!

鳩山政権は来年夏の参議院議員選挙をめどに
インターネット上での選挙活動を解禁する
ために動き出しました。
(11.04./2009毎日.jpなど)


Yahoo!の意見広告バナーをご覧になった方も
多いのでは。

現在の公職選挙法では公示期間中に
候補者がネット上で選挙活動をする事は出来ません。

たとえば、ミクシィの日記更新もツイッターも
メールを送る事すら出来ないのです。

それが出来るようになりそうだ、とのことで、
僕たちの投票がネットで出来るようになる訳では
ないようです。

投票の方法や場所も改革していって
欲しいと思いますが、それはまた別稿で。

この話題は今日夜の投稿で
改めて詳しくお伝えします。

11.11.2009

男性に人気のネイルケア。
おこなっている場所は…?

献血への協力者を増やすために
大阪市北区の西梅田献血ルームで
女性を狙ってネイルケアサービスを始めたところ
予想に反して男性の利用者が7割を占めています。
(11.10.2009/MSN産経など)


ちなみに、ネイルケアサービスをおこなっている
献血ルームは千葉県松戸市、広島市などにも
あるようです。

ひょっとしたら同じ梅田にある、
阪急メンズ館のグルーミングサービスより
人気があるのかもしれません。

タダだからか…

献血に協力することで受けられる
変わり種サービスは一時期、話題になりましたが
物珍しくなくなったのか
最近はあまり聞きませんでした。

ちょっと調べてみても
マッサージ師によるマッサージを受けれる
映画が観れる
占いをしてもらえる
メイドの衣装で対応してもらえる
などなど。

メイドて…w

占いは、やっぱり血液型占いなんでしょか。


サービスだとは気づきませんでしたが
血液検査の結果が分かるのは
僕もありがたく参考にしています。

こう言うサービスもいいのですが
献血をすると健康保険料が減額されると
ありがたい、とも思います。

僕も前回の献血が夏だったので
待機期間も終わるし
今回は大阪まで行ってみようかな。

11.10.2009

00年代の究極vs至高!?
美味しんぼは今こうなってる。

鳥山明先生の作品が読めるのは、ジャンプだけ!

この言葉の意図が
「集英社は作家鳥山明と独占契約を結んでいます」
という販売促進にあったとは
当時全く気づきませんでした。

「ごっつええ感じ」の「子連れ狼」で使われた時も
全く気づきませんでした。


それはそうと。

グルメマンガの「美味しんぼ」といえば
料理に「作る」、「食べる」だけでなく
「対決する」という行為を見いだした
ハシリとも言える人気コミックですが
今連載されている話の主題は
「環境問題」なんです。

このエピソードは9月28日発売の42号から
始まっていたのですが僕が知らなかったので
取材班(僕)が急遽マンガ喫茶に
駆けつけた次第です。
(昨日11月9日発売分が50号。
今週は、美味しんぼはお休みです。)


物語は天竜川、六ヶ所村の現状を知る事で
海原雄三と山岡士郎が
食と環境をめぐる問題は
日本全国で共通しているのでは?
と思い立つことから。

そして
沖縄県の泡瀬干潟の埋め立て問題、
長良川、築地市場移転も俎上に載せながら
進んでいます。

「究極」対「至高」の対決は
天竜川、長良川、築地、六ヶ所村の
環境問題を取り上げたうえで
その地を象徴する素材、料理で争います。

既に取り上げられた話題は

天竜川の上流にあるダムについて、
河口の砂浜が痩せていく現象や
川の漁獲量減少と関連させた話し。

築地市場の移転先である
豊洲の土壌汚染の話し。


しかし、「究極」対「至高」の対決
などと書くとやっぱり
「ピラミッド型近代思考」の時代やな〜
と、昔日の感がします。


エピソードは
「公共事業が引き起こす環境問題」と
「科学の力などを持った、
人間の所業が引き起こす環境問題」という
2章に分けられるそうで、
今は第1章の途中。
第1章は9話構成なので
まだまだ追いつけます。


取材にあたり協力され、マンガにも登場するのが
環境や戦争の問題に精通している田中優氏。

他にも地元の方々がそれぞれ登場しているので
長さのわりに濃く、リアリティーのある
内容になっています。


僕自身は原作者である雁屋哲氏の主張や世界観、
論法には共感出来ない事も結構あるのですが
このエピソードはすんなり読めるものでした。

なにより、
マスコミでは滅多に取り上げられない話題が
当事者のリアルな言葉も多く取り上げられながら
分かりやすく伝えられていますので
それだけでも要注目だと思います。

それをどう判断するのか
それはやはり自分自身で、ということですね。

アンチで終わるのではなく!
どういう選択が「楽しい」か、だと思います。
いつもながら。


余談ですが
海原雄山が公共事業派に立って闘ったら
別の意味で「究極」対「至高」が成り立って
オモシロかったかな〜w

意外な?!橋下大阪府知事の
エネルギー戦略。

大阪府の橋下知事はバイオエタノールの普及のため
府知事公用車にバイオエタノールを10%混合した
E10燃料を採用しました。
知事公用車にE10対応車を導入するのは全国初。
(11.06.2009/asahi.comなど)


ちなみに、車種はトヨタのアルファードだそうです。

これまではハイブリッド車に乗っていたそうなので
現時点でのCO2削減策というよりは、やはり
これをキッカケにバイオエタノールを普及させたい
という狙いなんですね。

「国策のため」とのことですが
ある意味、かなりドライな知事なのでw
バイオエタノールが国の利益(ひいては府の利益?)に
どう結びつくのか、そのビジョンも聞きたいです。

バイオエタノールが3%混合されたE3燃料は
すでに認可がおりていて
一部のガソリンスタンドで給油可能ですが
E10はまだ認められていません。

そのため今回、府は府知事公用車以外にも
33台のE10導入車を購入。
府知事公用車も含めて
CO2削減にどれくらい効果があるのか
実証実験からはじめていくようです。


バイオエタノールは食料問題とも結びついていて
安易に飛びつくと、思わぬ波及効果があるのですが
地球全体としてエネルギーの消費量そのものが
大きいため、燃料が一つのモノに集中すると
どうしてもどこかに負荷がかかってしまうので
自然エネルギーも含めて分散させるのが妥当では?
と考えています。

そういう意味では
バイオエタノールの普及は喜ばしい事です。

石油を握っている層のチカラが強すぎる
というのもありますし。

自然エネルギーなら、なんでも無条件にイイモノ、
ではなく
オルタナティブを持っておく
ということが危機管理だと思います。

11.09.2009

亡き娘からのメッセージ。
映画のような話しです。

小児がんの脳腫瘍(しゅよう)で死亡した米少女が、
病状の悪化でしゃべることさえできなくなっていた
生前の最後の日々に、
自宅のさまざまな場所にノート片を隠し、
妹と両親に向けて「アイラブユー」と
メッセージを遺していた。

 余命わずかの6歳の
エレナ・デセリッチ(Elena Desserich)ちゃんが
ノート片にメッセージを書きつづっていた間、
エレナちゃんの両親も、エレナちゃんの妹の
グレース(Gracie)ちゃんがいずれ姉の身に何が
起きたのかを理解できるようにと日記をつけていた。

 それらをまとめた書籍が、10月末に米国で
「Notes Left Behind(遺されたノート片)」
というタイトルで出版された。
書籍の利益は、エレナちゃんの両親が設立した
小児がん基金「The Cure Starts Now」に
全額寄付されるという。

 エレナちゃんが遺した最初のノート片は、
リュックサックから見つかったという。

 その後、本棚に並べられた本のすき間や、
たんすの引き出しの奥、戸棚に飾られた食器類の間、
箱にしまわれた写真の間などから次々と見つかった。
ノート片にはどれも
「アイラブユー。ママ、パパ、グレースへ」
と書かれていたという。

 父親のキース(Keith Desserich)さんは、
地元オハイオ(Ohio)州シンシナティ(Cincinnati)の
テレビ局WLWTに対し、
「それからずっと探し続けているけど、
今でもまだ新しいノート片が見つかるのです」と語った。
これまでに数百枚のノート片が見つかっているという。

 キースさんと妻のブルック(Brooke)さんは、
未開封のノート片をそれぞれ1枚ずつしまってあるという。

 キースさんは、
「読んでいないノート片が少なくともまだ1枚ある、
という様に考えていたいんだ」と語った。(c)AFP
(11.08.2009/AFP BB Newsより)


今日は記事だけで。

11.06.2009

なぜ関西では不人気?
大学ミスコンの新企画。

同志社大学で26日、初めてミスキャンパスを選ぶ
コンテストが開かれます。
選考方法には京都検定の成績が採用されるなど
ミスコンが定着していない関西としての工夫も。
(11.5.2009/MSN産経)

関東に比べて、なぜかミスキャンパスコンテストの
人気がない関西。

そう言われると、本当になぜなんでしょうかね。

見る側が興味を持っていない、不快感がある
と同時に
出る側も関心が薄いのかも。
モデルや女子アナなどを志望していて
ミスコンを登竜門にしよう、という女子は
関東の大学にいきそうですし。

学内にしがらみがないならそれを逆手に
というわけではないでしょうが
この同志社大学では「地域密着」をテーマに
学外にもネットワークを拡げています。

ピンクリボンなどの団体で約20、
地元企業や商店で数十社の協賛を取り付けています。

区とも協力し、候補者を区のイベントに
参加させるなど、地域にもアピール。

結局、大学の公認は得られなかったものの
活動は大学内外で広がっているようです。


「大学が」ではなく、「学生が」地域と関わりを持ち
大学祭が地域の祭りの一つになるといいですね。

ミスキャンパスも自分自身を売り込んだり
大学の広告塔になるだけでなく
地域の広告塔になっていくのが未来形なのかも。


ちなみに関西学院大学でも、
今年はじめてミスコンが開かれたそうです。

11.05.2009

さぬき○○○○。
マルを埋めよ。(うどん以外で)


どうも神戸市長選前後から
このブログ自体が重い空気になっているように
感じていたので、今日は軽く。


どーでもイイ情報ですが
僕は今は神戸に住んでいますが
出身は海を挟んだ四国香川なんです。


「香川と言えばうどんやね。」

以上。

な不毛な土地なわけです。

「え〜、なんで!?
うどん、おいしいやん!うらやまし〜」

と言われましても、
「白ご飯おいしいやん!うらやまし〜」
と言われてるようにしか聞こえません。

おかずもほしい!


とはいえ、僕にもそれなりに郷土愛はあるわけで
有名人の出身地が香川だったりすると
勝手に親近感を抱いています。

だってですね、有名どころで言うと
ウッチャンナンチャンの、ナンチャン
ジャリズムの、世界のナベアツじゃなく山下
勝山梶の、ムーディー勝山じゃないほう

て、そっちばっかりか!
(そっちて)

なわけで、
曽我部恵一と宇川直宏が
モノスゴく近く感じられてしまっても
しゃあないワケです。


空海が偉大すぎたか〜

ひきずってるね、まだ。


とはいえ
アート、デザイン関係に目を向けると
直島、イサムノグチ庭園美術館、猪熊弦一郎美術館
と、予想外のプログレッシブさなんですよね。

プログレッシブといえば、
伊藤若冲の屏風も金刀比羅宮にありますし。


で、今日のお題ですが
イギリス人のJohn Boardleyという人が運営している
i love typography
というブログサイトがありまして
その名のとおり
気に入ったタイポグラフィを紹介していくことが
メインの英文サイトなんですが、
日に1万アクセスあると言われるくらい
世界中にファンがいるサイトなんですね。

そのJohnさん、
自身もグラフィック、ウェブデザイナーで
デザイナーとしても、かなりの人気だそうです。

しかも、なぜか今は我が香川に在住。

「理由は僕にも分からない」
とサイトにもありますw

そんな香川を愛するJohnさんが創ったのが
写真のフォント。
その名も

Sanuki ver 2.0


やりました。

とうとう、
讃岐の後にうどん以外が入る日が来ました。

高校のとき友達と
サヌキッズ・オン・ザ・ブロック
というユニットを魔がさして結成しようかと
思っていましたが、
やめといてよかったです。


このサヌキフォント
今は別の名前に変えられてるという
噂も聞いたのですが、詳細は分かりません。

やっぱり、Hamburgeになったのかな?

讃岐からハンブルグ…

ま、フォントの名前はともかく
i love typography というサイトは
リンク先でもある
Johnさんの運営する他のサイトや
見つけたタイポやデザインも含めて
キレイなので、ぜひ一度ご覧ください。

余談ですが
香川発のこんなバッグブランドにも
参加しているようです。