2.25.2010

今後も選手にチカラを!
[チアスパがつなげるひととひと]

オリンピックの話題で盛り上がってますね。
わすれちゃならないのが、この後には
パラリンピックもあるということ。

感動をもたらすのは選手という「人」
なんだかよくわからない騒動になるのも「人」。

ということで
インターネット上の「人」に着目し
人やその相関関係を検索するサービス
スパイシーが運営する「チアスパ」の記事を。

チアスパとは「応援したい人」を選んで
その人(団体)に!と狙い撃ちで支援が出来る
寄付の仲介サービス。

詳しくはインタビューを。

チアスパ マネージャーのインタビュー
(2.25.2010/MSN産経ニュース)

現役女子大生が取り組む寄付の新しい形とは?
(2.5.2010/ASCII.jp x デジタル)


ウィンタースポーツは特にマイナーなスポーツが多く
大きな話題になっているカーリングでさえ
普段はまったく話題にならないし
ましてや資金は潤沢とは言えません

話しはずれますが
国として支援も充分にしないで
「お家芸」とか言うのには違和感を感じます。
カーリングの話しではありませんが。

有名選手やメジャー競技には
企業もスポンサーにつきやすいけど
そうじゃない競技や人は…
国も対して支援していないし…
ということで
「寄付」ではなく個人スポンサーになろう!
というふうに捉えてみては?

「人を救えるのは人」
たしか、どこかでそんなコピーも
あったように思います。


チアスパで思ったのですが
セキュリテなども含めて
「個人」と「個人」という結びつきが
ここへきて強まりつつあるように感じられて
ワクワクしますね!

2.22.2010

ジュートの船でバングラデシュ→フランス

フランス人男性のCoretin de Chatelperronさん(26)が
環境に優しいとされるジュート(黄麻)を
アピールするため、ジュートを使ったボートで
バングラデシュからフランスまでの
航海に挑戦している。
フランス到着は8月の予定。
(2.18.2010/REUTERS)


黄麻はコウマと読みます。
ジュートと呼ばれる植物は2種類あって
ひとつはせんいに使われる黄麻。
もうひとつは食材になるモロヘイヤ。

ジュートで作られた麻袋は南京袋と呼ばれ
船着き場などで見られるベージュ色の大きいアレ。

主な生産地はバングラデシュとインド。
両国にとって主要な輸出品となっていて
社会的、経済的に弱い人々の自立を助ける
フェアトレードにおいても注目されています。

ピープルツリーでもジュート製品は
取り扱われています。

100日ほどのサイクルで成長・収穫が可能と
成長が早いので育てやすいことも
収入源として貴重な理由のひとつ。

他にもCO2の吸収量が他の植物より多いとか。

2.18.2010

100のトランペット
[トランぺッター募集中!]

NPO法人難民を助ける会が
9月に開催を予定しているコンサートで
100人規模のトランぺッターを募集している。
コンサートのチケット収入と演奏者の参加費は
同会が展開している難民や障害者への
支援にあてられる。
募集は今月末まで。
(2.16.2010/asahi.com)

難民を助ける会はハイチはもちろん
世界中で30年ほども活動されている
かなり大規模な団体のようですね。

活動内容は難民や障害者への緊急支援から
自立するための就労支援まで、とこれまた広く。
今回のコンサートはアジア・アフリカの
地雷被害者を含む障害者と
在日の外国出身困窮社を支援するため、とのこと。

100人の、とありますが上限ではないとのこと。
あくまでコンサートの出演者なので
一定の技量が必要で、審査があります。
また、参加料を払う必要もあります。
当然、練習にも参加しなければならないでしょう。
詳細はこちら

ぜひ!という方はお早めに。

77台や88台のドラムによるライブ
というスゴいのもありましたが
100本のトランペットも圧倒的でしょうね〜

2.17.2010

視線を逆手に、
車椅子のちんどん屋

大分県別府市のNPO法人
「自立支援センターおおいた」が
車椅子に乗って企業などをPRする
「ちんどん屋」を始めた。
「車椅子に乗っているとジロジロ見られる。
どうせ見られるなら目立ってしまおう。」と。
(2.15.2010/MSN産経ニュース)


BVAVO!! News はどういうニュースを
取り上げているのか?
と、たまにきかれます。

僕自身もキッチリ決めてはいないんですが
ひとつはまさに、こう言ったニュースかと。

ネガティブになりうる状況を
ポジティブに変えているアイデアや人、動き
が好きですね。


車椅子泉伝志団さんは助成が終了し
今後は宣伝費を得ながら活動しているそうです。

あてつけや開き直りにならず
楽しく続けていって欲しいですね。


しかし、このくらいの文章量なら
twitterのほうが馴染みがいいかな〜

2.16.2010

電動兄弟舟
 [漁船を電化する技術が実用化へ]

小型漁船のガソリンエンジンを
電動に改造する技術を愛媛の企業が実用化へ。
小型船では従来通りの速度が可能。
8〜10時間の充電で4時間航行でき
燃料費は5分の1。
(2.13.2010/MSN産経ニュース)


ここ数日、twitterをROM?(ROT?)ってたので
更新をサボっていました。

ここ数ヶ月、船舶や海上関係での
技術向上ニュースが目につきます。

こちらの技術はガソリン船を電気船に
改造するので、スクリュー部分などは
そのまま使うようです。

騒音や排ガス臭もなく、航海も快適だとか。

原油の埋蔵量があと何年、ていう話しがありますが
原油は、バケツをひっくり返すように
最後まで勢い良く採掘されるわけではなく
だんだんと勢いが無くなり
最後にはチョロチョロとしかでなくなる
と考えられます。

ということは現実問題として
「あ、この先は減少に向かうな」
という時点があります。
採掘量の右肩上がりが終わり
緩やかに下降していきます。

原油の採掘量がピークを迎えて
緩やかに下降し始めた途端
奪い合いが始まると予想されます。
そうなると価格は高騰し
また、投機マネーも流入し乱高下します。

そうなった時点で原油は超高級品となり
市民には手に入らなくなりますので
事実上、資源として使えなくなります。

現に一昨年、ガソリン価格が倍増したら
漁船は操業出来なくなりました。

つまり、原油は埋蔵量が無くなる時ではなく
ピークを迎えた時点で役目を終える
というのを大雑把に言って
ピークオイル説といいます。

この説によるピーク年が予想を外しているので
この説自体を疑問視する考えもありますが
いずれこの事態がくることは間違いないと
僕にはムリなく思えますが。

その日が来る前に代わりの
選択可能で永続的に使える
新しいエネルギーや原料、溶媒などを
用意しておく必要があります。

2.11.2010

四国高松と言ったら…アートです!
[丸亀町アートプロジェクト]

今年に入って、にわかに四国の名前を聞く事が
多くなっています。

それも、クリエイティブを中心にしたものとか
若い人達がやっているコト起こしとか
いわゆる田舎の行政主導の村おこしとは違う
楽しそうなものばかり。

今日は香川県高松市の商店街が取り組んでいる
アートプロジェクトを。

ちゃんと説明すると長くなるのですが
商店街とは
小さいものは町内会と同じ任意団体で
商店街振興組合法の条件を満たすと組合となります。
お役所的な話しになるんですが
商店街の道路も公道なわけで
そこにアーケードを付けたり
クルマを通れなくするには
いろいろな規制や権利があるわけです。
だから、傍目にはひと続きの商店街でも
実は複数の商店街が集まって出来ていたりします。

で、四国香川県高松市の商店街ですが
丸亀町商店街、兵庫町商店街、ライオン通商店街…
とたくさんの商店街が集まって
ひとつの大きな商店街を形成しています。

それらをあわせた総延長は日本一。
ちなみに、単独の商店街として一番長いのは
大阪の天神橋筋商店街です。

香川出身としては、ライオン通商店街とか
なつかし〜w

このなかの丸亀町商店街は数年前から
商店街全体でアートを表現する場として
継続して、様々なプロジェクトを展開しています。

丸亀町アートプロジェクト


毎年恒例の、とかではなく
ずーっと、なんかしらやってるところがイイですね。

このプロジェクトでは香川を中心とした
四国のアーティストはもちろんのこと
中国、近畿地方のアーティストとも
活発に交流を深めています。

地域をまたいだプロジェクトなんかも生まれだしたら
さらにオモシロい事になりそう。

今月は
ストリート的!?展メタモルフォーゼ!!!!!変身アート
と題して
「浅田家」の浅田政志氏によるワークショップも。
参加すれば、「浅田家」のように
変身して商店街を舞台に被写体になれるそうですw
(募集は終了しています)

夏には瀬戸内国際芸術祭もありますし
直島から始まった流れが
着々と続いているように思えます。

これからはローカルの時代とも言われています。
経済的自立や地方ブランドの擁立も大切ですが
こういった、他の地域と軽快に交流しながら
ゆるーく盛り上がっていくのも
地方の魅力のひとつですよね。

田舎にクリエイティブなものなんてないよ〜
なんて言ってるのは、もう遅いですよ!

2.10.2010

波を起こせ、電気を放て!

神戸大学などによるベンチャー企業
ジャイロダイナミクスがこれまでより
低コストで発電効率の高い波力発電装置の開発に成功。
実用化に向けた実証実験を2月末までに終え
国内外での販売へ。
(2.9.2010/神戸新聞)



よくわかっていないのですが
これまでの波力発電は、固定したりブイにして
装置内部の空気を波の動きが圧縮、膨張することを
繰り返す事で発電するそうなんですね。
それに対してこのモデルは
本体内部に回転するコマのようなものを置き
本体が波に揺られて傾いた時に
そのコマが垂直姿勢に戻るチカラを利用して…
とまあ、よくわかりませんw

なんせこれまでの波力発電とは発電の仕方が違うので
これまでとは違う利用方法が考えられるみたいです。

しかも、発電量は風力発電並みなので
離島や沿岸部などでは充分実用可能レベル。

波で本体が揺れることで発電するので
浮かべておけば本体が壊れるまで
比較的安定して発電可能、だそうです。


テトラポットをやめて沖合にこれに浮かべる
船の自家発電にこの原理を利用する…

いろいろアイデアがありそうですね。

しかし、僕が通ってた頃から
神戸大学はこんなことやってたなんて
知らなかったな〜

2.09.2010

Love For Haiti に思う。


昨年10月からtwitterを始めているんですが
今年になって、特にハマってます。

て、前も書きましたっけ。

神戸の震災の日
ハイチの地震
ustreamとの連動
などなど、"つぶやき"が
どこからともなく湧き上がり
広がっては消えていく、という状況に
現場にいない僕は
曖昧だけど手触りのある現実感と
距離が計れないのに共有感覚を感じられて
舞い上がっている次第です。

ハイチへの支援や
新しいソーシャルな動きが
twitterのなかで呼びかけられて
周囲を巻き込みながら動いているなかで
誰とも知れない人達の声が無数に聞こえてくることに
周辺で1人、ワクワクしています。

一方で
H&Mなどが「巻き込まれた」
インドにおけるオーガニックコットンの偽装問題
PEPSIのソーシャルなはずのプロジェクトのCM
それ以前に発表された
SOURというミュージシャンのPVにそっくりなこと
なんてことがあり
こっちは当事者の「声」がまるで聞こえない
ということに、がっかりしたりもしています。

この記事の主題ではないので短く書きますが、
H&MやPEPSIは、直接手を下していない
という理由で責任を回避してはいけないと思います。
自社農場ではない
自社制作でない
とはいえ、取り組み先と一体となって
ビジネスをおこなっている訳ですし
企業価値を高めるためにおこなっている一事業
なのだから、そこを理由にしては
整合性がとれないと思います。
なにより、企業理念の問題でしょうに。


それはさておき、
そのtwitterをとおして教えてもらったのが
今回のこの
Love For Haiti
プロジェクト。

ハイチへ支援する事に賛同したアーティストが
無償で作品などをもちより、バザールを開きます。

教えてくれたのは神戸TRITON CAFEこの方
出品もされるそうです。

2月14日に東京恵比寿で開かれますので
お立ち寄りいただけると
僕は行けないので、僕も嬉しいです。

僕自身が存じ上げないクリエイターの方達なので
こういう表現になるのが恐縮なんですが
ビッグネームが名(だけ)を連ねる
大仰なイベントじゃなくても
こうやって声が集まって
周囲を巻き込みながら動いていくのも
「熱」が伝わってきてイイですよね。
根のささった活動だと思います。

このプロジェクトとは関係ありませんが
同じくハイチへの支援を訴えた
HipHopのイベントに参加した
いとうせいこう氏が
「遠くのハイチは支援しておいて、
隣りのホームレスには手を差し伸べないのか」
という趣旨の問いかけに対して
「人間は万能ではないことを踏まえて
私は状況に飛び込んでいる」
という趣旨のつぶやきを残しています。

飛び込む、てとこが大事ですよね。

(ハイチへの支援活動を行っている団体を
一部紹介した過去記事はこちら。)

2.08.2010

盲導犬の里親募集中。[全国]

各地の盲導犬育成団体や全国盲導犬施設連合会は
生後2ヶ月〜1年の盲導犬の子犬を育ててくれる
ボランティア、「パピーウォーカー」を
切望しています。
(2.5.2010/MSN産経ニュース)

盲導犬となる犬の種類は
ラブラドールレトリバーなどが
思い浮かぶかと思いますが
こういった種類だからといって
生まれながらに全ての個体が
盲導犬に向いているというワケではありません。

また、生まれてすぐに
訓練を開始するワケではないので
ある程度成長し、個性を見極めてから
盲導犬になる犬を選ぶそうです。

その間の飼育をするボランティアが
パピーウォーカーです。

パピーウォーカーとなるのは
室内飼育が可能
外出が少ない
月額5,000以上の経済負担
今、犬を飼っていない事
クルマを持っているいる事
など、条件もたくさんあります。

全国的にパピーウォーカーは不足している
とのことなので
もし興味があればお近くの盲導犬協会などの
サイトなどチェックしてみてください。

と、リンクを貼っていないのですが
それは僕が気になった条件の一つに
訓練施設の近くに住んでいることがあげられること。

なので家の近くに施設があるかどうか
すぐに解るように
ポータルサイト的なものがあると
探しやすいんじゃないかな。

ちょっとみあたらなかったので
お手数ですが、セルフでお願いします。

責任を持ってやっていただけるなら
子犬の時だけ飼いたい
といったかたにとってもイイかも知れないです。

2.07.2010

28年前の今日は何曜日でしょう?

(Legambiente: Calender, AOW)

還暦とはひのえ、ひのとなどの十干と
ね、うし、とら、などの十二支の組み合わせ周期が
60年で一回りして最初に戻る事。

実はよく考えると
西暦の年間カレンダーも繰り返しています。

それは7つの曜日と4年に1度の閏年の
組み合わせが1周する28年。

7x4で28年なんですが
計算などの解説はこちら

つまり、28年後の2038年は
今年と曜日が全く同じカレンダーになります。
28歳、56歳、84歳のひとはこの1年
生まれた年と同じ曜日配列なんですね。
なので、タイトルの答えは日曜日。

ということで
カレンダーも置いとけば、また使えるよ
という広告を。
レガムビエンテというイタリアの環境保護団体
によるものですが、この団体の詳細は不明。
(イタリア語読めません…)

気に入ったデザインのカレンダーを買って
1年が終われば捨てずに置いておく。
28年経ったらまたかけなおす。
それを親子でつないでいく…
というのもイイですね。

ただし、国民の祝日は変わるかもしれません(泣)

2.04.2010

日本もようやく難民の受け入れへ。

難民を当事国以外が受け入れる「第三国定住」の
日本における第1号として
ミャンマー難民の受け入れが始まった。
(2.2.2010/毎日.jp)

難民の受け入れには消極的な日本ですが
少しずつ動き始めているようです。

この国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による
制度での第三国への移住は
2008年から始まっていて
すでに数万人規模で移住しています。

これまでの実績が無い事などから
日本への移住に対する人気はイマイチだとか。

このミャンマー難民は恒常的に発生しているので
本当は第三国ではなく
本国が生活しやすくなるのが一番なんですが。

2.02.2010

スタルクが風を纏い、帰ってきた。

(Revolutionair)

(Citrus-squeezer, ALESSI)
(Ero|S|, Kartell)

(Mama Shelter Hotel)

2008年の3月に2年以内の引退を表明していた
家具、インテリアデザイナーの
フィリップ・スタルクが
家庭用の風力タービンをデザイン。

2年前、スタルクは
これまで自分が作ってきたデザインは
全て不必要なものだった、と言っていました。

その発言から、もう疲れてしまったのか、とも
エコに目覚めた結果、自分の創ったものとの
整合性に悩んでいたとも憶測が流れていました。

本当のところはわかりません。

この2年間の彼の活動がどんなものだったのか
僕は知らないのですが
この風力タービンの開発には
2年かかっているとのこと。

残念ながら、低周波の問題など
既存の風力発電はイイことばかりではない
ということは否めないと思います。

家庭用という用途の可能性とともに
彼をはじめとした
クリエイティビティ溢れる
人々の創造に期待したいです。

節分には地元産の豆を撒こう!

節分にちなんで、地元産の大豆をPRする
「筑前飯塚・地産大豆de節分まつり」が31日
福岡県飯塚市で開催。
(2.1.2010/西日本新聞

加工食品として使われる事も多い大豆ですが
自給率は5%程度とか。
最近ではどうなんでしょ、第3のビールでも
消費量が多いんでしょうか。
ほとんどが輸入ものというわけですね。

生産地としては
北海道が全国合計の2割程度を生産していて1位。
この記事のお隣り、佐賀県が1割弱で2位。
福岡県は宮城、秋田などとともに
それに続く3位くらいの生産地です。

全国での総生産料は平成20年規模で261,400トン。
豆腐一丁に使われる大豆を100g前後とみて
国産大豆をすべて豆腐づくりにまわしたとすると
一人当たり20丁の豆腐を使っておしまい。
(この例はあまり上手くないですね〜
相当量の飼料での消費が含まれてないし)

実は大豆の生産量は
年によって差はあるものの
この30年くらいはそれほど変化がありません。

基礎的な食品なので
国産とはいえブランド化、高級化しづらい面もあり
生産者や作地面積を増やすのは難しいと思います。

なんか良いアイデア、考えたいですね。