12.14.2009

想いは生きて、命は繋がる。

昨年、心臓移植を目指して渡米中に亡くなった
中沢聡太郎ちゃん(1)=横浜市緑区=の支援団体
「そうちゃんを救う会」が、11日の命日に合わせ、
聡太郎 ちゃんのために集まった募金の余剰金全額
約5,600万円を同じ病気で移植のため渡米予定の
富山市の小学1年生池田悠里さん(6)の
支援団体に寄付したと 発表した。
(12.11.2009/カナコロより)


今年の夏に、15歳未満の子どもにも
臓器移植を認める法律が成立しましたが
施行は来年7月からとのことで
今も海外での移植手術を求めている人が多いようです。

今まで認められてなかった事自体が
前時代的だとは思いますが、それは過去の事として。

とにかく、今まで認められていなかったので
当然、公的な資金援助がないために
こういう場合には民間の募金に頼る以外に方法がない
というのが現実のようです。

民間でも「基金」となっているものは少なく
大きいものでは産經新聞が行っている
明美ちゃん基金」というものがある程度です。

基金になっていないと、寄付を受け取った側の
運用方法や税金などで苦労する事があると
思われますが、そのあたりはまた。

受け取る池田悠里さんもその1人として
先月に「ゆうりちゃんを救う会」を立ち上げて
募金活動をしていましたが
無事に目標額に届き、今月28日には渡米して
手術に臨むとの事。

1ヶ月でこれだけ動くというのもスゴいですね。
手術自体も難しいもののようなので
まだまだこれからもがんばって欲しいものです。

「そうちゃんを救う会」以外にも
同じようなケースの他の家族や
このようなケースの子どもへの支援を行っている
団体からの支援も寄せられたそうで、
ベタな表現で恐縮ですが
命が続いていることを感じました。

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