
エコなまちづくりで
重厚長大型経済からの転換と復興を果たした
スウェーデンのまちが注目を浴びています。
(10.22.2009/MSN産経より)
「エコなまちづくりで」などというと
またか、と思われるかもしれませんが
こちらはちょっと違うようです。
舞台はスウェーデン第3の都市、マルメ。
人口は約27万人。
北欧一高い建物であり、デザインもユニークな
ターニング・トルソ(写真)でも有名です。
この街はかつて
造船所が経済と雇用を牽引していました。
しかし、造船会社の撤退とともに
景気は悪化し、失業率は一時22%もあったそうです。
そこで街は重厚長大型経済から脱却し
「知の街」となる、というビジョンを掲げます。
それは「野心的な環境目標を持った
持続可能な開発」(記事引用)
をおこなう、ということ
野心的、ていうところがイイですね〜
取り組んだのは
再生可能エネルギーのインフラ整備。
1,000戸に100%太陽光発電と風力発電で得た
電力を供給し、光熱費を30〜40%削減しました。
ほかにもいろいろやっていると思いますが、
こういった取組みなどから
現在はIT産業やサービス業の企業が進出し
人口は年間5000人程度ずつ増加しています。
住民の生活コストが下がり
雇用も確保し、街には人口が増える。
今でもエコは実用性の無いキレイごとで、
不便を強いるものように言うむきもありますが
コレだけの実効性があったら
政治や行政の指針としては
充分強力だと思えますよね。
日本の政治や行政の方達も
もっとエコを「利用」して欲しいものです。
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