10.20.2009

エネループがパワーアップ!
その輪(loop)に入ると…


引き続きLEDや太陽光発電の話題を。

今日お届けするのは三洋電機の充電式乾電池
エネループ(eneloop)発信のプロジェクトです。

説明するまでもありませんが
エネループは、これまでにない高い蓄電能力で
「買った時から使える」充電式乾電池として
大ヒット中の商品です。
電池を使い捨てない、というカタチに
ライフスタイルを変えた商品の一つ
と言っていいでしょうね。

11月にはこれまでより500回多く、
「1500回繰り返し使える」新商品が
発売されるようです。

しかも、出荷時に充電されている電気は
太陽光発電など代替エネルーによるものという
コダワリようです。

僕自身の生活では電池を使うことが
まずないのですが、
身近なところでは
wiiやDS、PSPユーザーには欠かせないでしょう。

そういや、ゲームウォッチは
ボタン電池で稼働してましたっけ。
ある意味、エコだったんですねw


で、この三洋電機のプロジェクト
「さあ、eneloopの輪に入ろう。」ですが
これはこのサイト内の企画に参加する事で
ウガンダの無電化地域に太陽光発電で灯る
LEDランタンを贈ろう、というもの。

電池、関係無いやん!

と、思われたかもしれませんが
全てはウガンダの大臣が三洋電機の
ソーラーアークを訪れた時に始まります。

後日、大臣は三洋電機に1通の手紙を送ります。
その内容は、
ウガンダの無電化地域ではケロシンという
精製度の低い灯油を使ったランプ(ケロシンランプ)
を使用していて、
その黒煙により住民は健康被害に悩まされている
と言う事、
そしてその解決には太陽電池が役に立つ
というものでした。

また、このケロシンという燃料を買うためのお金が
家計を圧迫しているという事実もありました。

そこで始まったのがこのプロジェクトです。

僕たちが参加するには
この「エネループの輪」サイトに登録し
他の参加者に拍手を贈るなどの
アクションを起こす事で「エナジーポイント」を
獲得すればよいだけです。

そのエナジーポイントの総数が
10万ポイント貯まるごとに250台のランタンが
ウガンダに寄贈されます。

プロジェクトの終了は2010年3月31日。
10月20日現在で30万ポイントを超えていますので
この調子だと、100万ポイントを超えるかもしれず
そうなると、2500台のランタンが贈られることに
なりそうです。


日本の他のソーラーパネルメーカーによる
無電化地域への支援としては
京セラが1980年代には取り組んでいます。

しかし、こちらは僕たち市民が
参加出来るものではありませんでした。
とはいえ、80年代にすでに行っていた
先駆性は素晴らしいものです。

エネループのアクションは
僕たちが参加出来るものですし、
そのための費用はかかりませんので
しょせん販促でしょ〜
と言わずw、
大いに利用してランタンを贈りましょう!

そして、エネループも使いましょう!(販促w)


ちなみに
元三洋電機代表取締役会長の野中ともよさん
(テレビ東京の番組ワールドビジネスサテライトの
元司会のあの人)が代表を務めるNPO法人
ガイア・イニシアティブによるプロジェクトでは
インドで同じくランタンを寄贈しています。

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