11.03.2009

寒い!ハートに火をつけろ!

この2日ほど、全国的に突然、そして急激に
寒くなっていますね〜

インフルエンザも流行っていますし
体調管理にはお気をつけください。

今日は僕も念を入れて、今年初めて
アウトドア用の保温ジャケットで出かけました。
冬物どころか、薄手のコートも
これまで必要なかったんですけどね〜
同じような方も多いのでは?

今日ご紹介するのは、その冬物コートを
ホームレスに寄付しよう、というアメリカの取組み。

プロジェクト自体はよくあること、かつ
根本的には解決されていない問題でもあります。

プロジェクトを大まかにいうと
日本でも展開しているLANDS' ENDという
アパレルが展開しているもので
要らないコートを店頭で寄付すると
購入時に20%割引が得られるというもの。

ホントによくあるヤツやね
と思われるかもしれません。

が、このBIG BOSTON WARM UP
というプロジェクト、サイトがとてもイイんです。

となると、いつものように
見てもらうしかないんですがw


ホームレスというと、イコール路上生活者と
思ってしまいがちですが、
救護施設に暮らす人々も自家を持てないので
ホームレスに含まれます。

日本で容易に想像がつくところでは
仮設住宅に住まう被災者や
「ドヤ」に住む労働者
それからネットカフェ難民なども含まれる
というわけです。

このサイトでは、それらすべてを含む
今冬のホームレス数を計上し
画面上に人型のイラストで配置し
何%が路上生活者、家族単位、一人暮らしなのか、
また、ホームレスとなった理由を
それぞれ動画で見やすく表現しています。

路上生活者は割合としては少なく
家族で、という割合が比較的多いことは驚きです。
そのイメージもよく伝わります。

そして寄付の登録すると
人型の一つにマーキングされるようで、
自分が提供したコートが誰かの手に渡った事が
リアルに理解しやすくなっているというワケです。

顔の見えない不特定多数の集団どおしのやりとり
ではなく
個対個の活動の集まりであり、
「自分が」行った事だと実感しやすいように
ビジュアル化された、良いデザインだと思います。

このプロジェクトに参加しよう!
というのではなく、
こういう見せ方もあるんですね〜
という話題でした。


また、個人的なことで恐縮ですが、
このブログでは小難しい「ややこしいこと」や
「宗教っぽい」と揶揄されるような
理想主義的・原理主義的な事を書きたいのではなく
「このやり方や社会の方が楽しい・オモシロい」
という楽天的なビジョンそのものや
それをデザインやアイデアで表現したものを
取り上げていきたい!と
あらためて思ったわけです。

ナニ言ってんだw

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