11.12.2009

こんな地味な話題を
続けてしまった。





ということで、ウェブ選挙活動の話題を。

しかし、自分でフッといてなんですが
地味な話題にしてしまったと、少し後悔w


さてさて。
今日取り上げるウェブを利用した選挙活動とは
立候補者がウェブ上でアピールすること
を指します。

僕たちがネットで投票するということでは
ありません。

コレが実現するのは
いつになるでしょうね〜


「ウェブ」と「選挙活動」というワードの繋がりは
Yahoo!!の意見広告で目にした方も多いかもしれません。

この意見広告サイトが立ち上がったのが10月28日。
サイト上では署名活動も行っていて、
ウェブ選挙活動が解禁になるよう、
来年の通常国会まで続ける!
とのことですが
11月3日には鳩山首相が
解禁の意向を表明してしまいました。


もう解禁になるとのことなので
歴史的なことや諸外国では…
という話しは、さておきます。

現状としては公職選挙法においては
インターネットはビラやチラシと同じ「文書図画」
にあたるとというのが政府見解。
なので、選挙期間中には
メールを含むネット上での活動は
違法行為となる疑いがつよいので
みんな自粛しているということ。

つまり、
はっきり違法かはわからないし
捕まった人はいないけど
政府(や選挙管理委員会)がダメと言っているので
もし当選してから捕まったらまずいので
ヤメておこう、というわけ。

なにをやっちゃダメかというと
内容を問わず、ブログを含む自分のサイトの更新
メルマガ配信
ミクシィなどのSNSへの書き込み(日記も)
ツイッターでの「つぶやき」
など。

一方、ビラやチラシにあたらない行為、
たとえばテレビやラジオ、新聞でしゃべる事はアリ。

と並べると
さっきの「ネットはチラシみたいなもん」
というのが、モノスゴく違和感ありますよね。

むしろ、テレビやラジオに近いんちゃうの?
てことです。

しかし、グレーゾーンだからこそ、
みんないろいろとチャレンジしていて
音声は文書でも図画(=絵や写真)でもないので
「文書図画」にあたらないとトンチを利かせて
自分のサイトで音声だけアップした人や、
んなもん関係あるかーい!と
サイトを更新し続け、
しかも対立候補を批判しまくった人もいますw


それはさておき、ここで大事なのは
さっきの「やったらダメ」なことは
候補者以外の僕たち全員にも当てはまるということ。

公職選挙法では、本人がするかどうかではなく
「候補者を推薦すること」を禁じているので
僕たちが同じくミクシィに
「神戸市長選では○○さんに清き一票を!」
といったトピックをたてたりするとダメなんです。

もちろん、「僕は○○さんを支持します」というのは
当選を目的とした事ではなく、意思表明なのでアリ。

でもこれも、モノスゴく違和感ありますよね。
関係者じゃないし、
買収のおそれという点では、むしろ健全でしょうに。

しかし、こういったことを恐れて
堀江貴文氏が衆議院選に立候補したときは
ライブドアの社長だったので
ライブドアのポータルサイトでは
選挙ネタのアップを差し控えたそうです。

選挙期間になると、
とたんに選挙の話しが消える、て。

ネットによって既存メディア以外の団体や
一般人の情報発信力が劇的に高まっている現状に
ついていけてないですね。

それで投票率をあげよう、政治離れを止めよう
なんて、矛盾してるように見えます。


なんにせよ
このへんが解消されるそうなのですが
実際、どういう制度になってしまうのかは
まだわかりませんので、もう少し待ちますか。

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