11.10.2009

意外な?!橋下大阪府知事の
エネルギー戦略。

大阪府の橋下知事はバイオエタノールの普及のため
府知事公用車にバイオエタノールを10%混合した
E10燃料を採用しました。
知事公用車にE10対応車を導入するのは全国初。
(11.06.2009/asahi.comなど)


ちなみに、車種はトヨタのアルファードだそうです。

これまではハイブリッド車に乗っていたそうなので
現時点でのCO2削減策というよりは、やはり
これをキッカケにバイオエタノールを普及させたい
という狙いなんですね。

「国策のため」とのことですが
ある意味、かなりドライな知事なのでw
バイオエタノールが国の利益(ひいては府の利益?)に
どう結びつくのか、そのビジョンも聞きたいです。

バイオエタノールが3%混合されたE3燃料は
すでに認可がおりていて
一部のガソリンスタンドで給油可能ですが
E10はまだ認められていません。

そのため今回、府は府知事公用車以外にも
33台のE10導入車を購入。
府知事公用車も含めて
CO2削減にどれくらい効果があるのか
実証実験からはじめていくようです。


バイオエタノールは食料問題とも結びついていて
安易に飛びつくと、思わぬ波及効果があるのですが
地球全体としてエネルギーの消費量そのものが
大きいため、燃料が一つのモノに集中すると
どうしてもどこかに負荷がかかってしまうので
自然エネルギーも含めて分散させるのが妥当では?
と考えています。

そういう意味では
バイオエタノールの普及は喜ばしい事です。

石油を握っている層のチカラが強すぎる
というのもありますし。

自然エネルギーなら、なんでも無条件にイイモノ、
ではなく
オルタナティブを持っておく
ということが危機管理だと思います。

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