9.15.2009

神戸活性プロジェクト経由、
神戸市長選行き!?

去る9月13日の日曜日
神戸市内で開かれた「神戸活性プロジェクト」
というトークセッションを聴講してきました。

これは神戸大学生の中村俊氏を代表とする
「神戸活性プロジェクト」主催により、
来月10月に改選される
神戸市長選挙に立候補なされる予定の
樫野孝人(かしのたかひと)さんを筆頭に
神戸市内の経営者3名、芦屋市の経営者1名
FMDJ1名で、神戸について語られたものです。

パネリスト7人(あと1人は中村氏)に対して
会場から質問というカタチだったので
テーマが落ち着かなかったのですが
だいたいの流れは「ハードからソフトへ」
という事のようでした。

駆け足ながらも
経営者さんからのアイデアもオモシロく
そのなかの
ヴィッセル神戸、オリックスバファローズ、
コベルコスティーラーズを統合して
アルビレックス新潟のような地域チームにしよう、
というのは、アリなんじゃないかな〜。

女子高生投手で有名になった(でも経営は苦しい)
関西独立リーグなんかもいいのでは?


市政にも目をやりながらの提議では
神戸は港で行くのか、観光で行くのか
という話しも出てました。
予算の配分などを意識した話題だと思います。

港や空港には全く疎いので感覚ですが、
個人的には、どっちもでしょう、て思います。


経営者のうち2名が人材、1名が専門学校長、
樫野さんもリクルート出身という事もあったのか
人材をどう育てるか、ということ
それから派生して、人口を増やすかという
発言もあり提議はいろいろあったのですが
具体的なアイデアまでは、なかなか…残念ですが。


終了後に樫野さんに話しかけさせていただき質問を。

メディアが東京に集中する結果、
広い意味でのクリエイターも東京に移動してしまい
文化(サブカル含む)や流行などが東京発信に
偏る事で地方の発信力の地盤が低下し続けている事
についてのお考えを聞いたところ、
神戸市内、東京、海外のクリエイターや学生の
交換留学やインターンなどを既にお考え中との事。

情報発信(媒体)は企業活動なので
市としてはやはり援助は難しいようです。

それと、神戸を発信することだけでなく
兵庫県の他地域や中四国といった地域のものを
「買うこと」でそれらの地域の下支えをしつつ
神戸がリーダー的役回りをしては?
という質問には
その考えはスゴく正しいと思うけど、
まず疲弊した神戸を手当てしたいとのこと。

人材も含めた「ソフト」にとっても港町になれば
オモシロいかな〜、と思ったんですが、
やはりついてまわる「復興」は
根深い課題だと再確認。


樫野さんはおそらく
経済界に限らず、幅広い人脈をお持ちでしょうし
ご本人の引き出しも多くて深いので
神戸市長=神戸市のプロデューサーになったら
オモシロいと思いますね〜

戦後ずっと
助役(ハード)あがりの市政をしてきた訳ですから
ここらでもう
民間(ソフト)目線のパブリックサービスに
転換したいと思いますが
神戸市民の選択はどうなりますか。


ちなみに、樫野さん、中村さん、僕の
唯一の共通点は出身大学が同じ事w

1 件のコメント:

  1. 関わっている映画はカスばっかりですが、
    ビジネスマンとして非常に有能な方ですね。
    今、政治の現場に求められているのは
    正にこういう人なんでしょうね。

    港か観光かって話ですが、
    理想は港、現実的なのは観光というのが持論。

    大まかに言えば、
    港が神戸-中四国ラインの商圏形成、
    観光が神戸の経済復興という感じでしょうか。


    汚職と利権にまみれ破綻寸前の神戸市政に
    どこまで踏み込んで行けるのか・・・

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