9.11.2009

伝統工芸に出会った2人

奈良県桜井市で刀鍛冶を修養中の28歳男性が
文化庁から「刀匠」として認定されました。
(9.9.2009/福井新聞)

茨城県石岡市で、
当地の「石岡のおまつり」にて披露される
獅子舞の獅子頭づくりに
16歳の男子が取り組んでいます。
(9.9.2009/MSN産経)


刀匠は鎌倉時代から続く名門、
月山派にて修行6年目。
福井県鯖江市出身で、大学4年のときに出会い
入門を決意したそうです。

「800年近い月山派の歴史に恥じないようにしたい。
丹南地域には伝統技術が多い。
それらと融合したものも作ってみたい。」
とのこと。


獅子頭職人は地元出身の高校1年生。
後継者不足に悩む獅子頭職人の希望として
期待されています。

将来、仕事にするかは未定とのことながら
「若い人は祭りは好きだが、
獅子頭を作ったりお囃子を覚えたりなど
陰で祭りを支えることには関心がない」
と、仲間を募っています。


伝統工芸にハマった若者2人。


カタイ話しをすると、小中学校の図工の時間などに
伝統工芸(=ものづくり)に触れさせる
のが、やっぱり大事なんじゃないでしょうか。

感性が豊かなぶん、
日用品等「地味なもの」のもつ造形美には
大人より敏感かもしれません。

地域も商売も分かる訳ですし。


そんなことより
その情熱が羨ましい!
と嫉妬も覚えたワケです。

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