8.13.2009

ハーブマン現る!!
妻有アートトリエンナーレ続報





spoonNumero(WEB)ソトコトFIGAROなど
数々の雑誌、WEBで取り上げられているので
ご存知のかたも多いと思いますが、
以前ココでも記事にさせていただいた
妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭に
ハーブマンがやってきました!

やってきたというか、ここで生まれたというか。

ハーブマン(正式にはメディカルハーブマンですが
ここでは語呂が良いのでハーブマンと呼びます。
バードマンぽいし。)はランドスケープデザインを
中心に制作しているEARTHSCAPE(アースケープ)
が生み出した、地球と人類を救うヒーロー…
ではないですが、そう言っても過言ではないかも。

なぜかというと…

正体は、人型に植えられたハーブ園です。(写真上)
未来の世界の人型ハーブ園ですね。

その全長は25Mといいますから、
グレートマジンガーと同じサイズです。

ハーブは写真下のように植え分けられていますが
これは、その部位に効果があるとされる種類が
それぞれ選ばれています。

しかも、基本的にその地域に自生する種類を
選んでいるので、ハーブマンの制作場所によって
植えられる種類が異なります。

なのでこれは、妻有号機、というワケですね。

そして、そのハーブから作られたお茶を
ハーブマンの頭上にある基地(カフェ)で楽しめて、
その収益は途上国のプレイグラウンド(遊び場)
づくりに活かされます。


前回の記事でも取り上げたように
地元と恊働しながら作り上げるという理念を守りつつ
ハーブマンを通じて自然に触れたり
プレイグラウンドで子供が体を使って遊べたりと
ムリなく循環しているプロジェクトでは。

そもそもは
プレイグラウンド造りのために訪れていた
パキスタンで体調を崩した際に現地のハーブ(薬草)が
薬よりもてきめんに効いた事から生まれたという
メディカル・ハーブマン・カフェ・プロジェクト。

「ヒトのカタチに再構成された自然」
であると同時に
「自然のもので再構成されたヒト」
であるハーブマンは
自然と地方のヒトと都会のヒトの共生を
「視える化」したものと言えるかもしれません。

本業と社会事業のどちらもオモシロい団体は
実はかなり限られるのですが、
アースケープはどちらもオモシロいですね!

SHINGO02をモデルに起用した
中央合同庁舎プロジェクトも
なんだかオモシロそうなビジュアルなので
詳細が分かればまたお届けしたいと思います。


ハーブマンの続ける旅を
これからも見守っていきましょう。
ちなみに次は、11月。大分県別府市で誕生!

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