以前は、イベントやデザインのイイものが無いかと
フライヤー棚チェックを欠かさなかったものですが
長いこと、思ったような釣果も滅多に無かったので
そーいったシーンから自分は離れてしまったかな、と
もっぱらフライヤーは手渡されるものとなっていました。
これではイカン、諦めずにアンテナを張っておこうと
ここ数ヶ月は意識して、めくるようにしているのですが
それでもやっぱり、ヒットするのは
既に知っている界隈のものであったりと、
自分自身の偏りも否めなくなっています。
そんななか、
手に取ってひさしぶりに瞠目したのがこちら。
キター!
とか、今も使われてるんでしょうか。
アスキーアートで、なんかやった方が
良いんでしょうが、すいません。
このパンダちゃん、ギザカワユス!!
とかでもありません。
あ、これもまだ使用可能?
それはともかく。
反応したのは、この取り組みです。
レンタル車いす
ありそうで、なかった。
たしかに。
その名も
「どこでも車いす」
こちらは神戸市内で実施されているもので
拠点を複数設けて、無料で貸出ししているのは
全国でも、まだ神戸だけとか。
しかし、
「借りたところに返さないとダメ」
「借りれる場所がスゴく少ない」
「借りられる人の条件が厳しい」
「台数がスゴく少ない」
といった事があれば残念ながら、まわらないかな
と思って読んでみると、
「貸出し拠点なら、どこにでも返却可能」
「貸出し拠点は新神戸駅、神戸空港、三宮駅前
を含め、神戸市中央区内8箇所」
「身分証明書のみで貸出し可(障害者手帳などは
要らないようです)」
「7月の時点で35台待機」
と、充分ユースフルなのでは、と思える体制です。
拠点も、日帰り観光を念頭におくと
公共交通機関の近くに集中させていて正解なのでは。
まだまだ、とばかりに
入り口を設けても、その後は如何とチェック。
車いすを借りても、
街がユニバーサルじゃないから動きづらい
というのでは使いにくいのでは、と言う点では
神戸夙川学院大観光文化学部、
神戸学院大総合リハビリテーション学部と協同し
利用マップを年内を目処に作成中との事。
観光と福祉の両面から、若い人の目線で
車いす向けガイドマップを作ろうとの試みですね。
オススメ店情報だけでなく、
たとえば、トイレなどの情報が無いと
あらかじめ考えながら動かないといけなくなり
それがストレスでもあり、出不精になる
バリア(障壁)となるそうです。
実際に動き出す事で、波及効果があるのでは。
神戸が市として、これからも観光に立脚していく
のであれば、ユニバーサル化への取組みは
必須だし、歓迎すべきでしょう。
周りに車いすの人なんていないよ、という方も
もし、ご両親が健脚でも歩きっぱなしはキツい
という年頃になられていたら
むしろ神戸に招いて、乗ってみてもらっては。
今までとは、また違うコミュニケーションが
築けるかもしれません。
車いすの方が動きやすい
そんな声が聞こえるような街になると
オモシロいですよね。
運営団体:ユニバーサルツーリズムセンター
(NPO法人ウィズアス内)
どこでも車いすパンフレット(PDF)
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