8.28.2009

除草係として
ヤギ派遣します。

北九州市のミクニ建設という土木建設会社が
ヤギによる除草サービスの事業化にとりくんでいます。

公共事業の減少や不況にもよる事業の低迷に対応した
新規事業開発の一つだそうです。

来年度からは1頭を1ヶ月あたり1万5千円で
レンタルする計画だそうです。
(8.28.2009/毎日.jpなど)


実は、ヤギのレンタルは
ここ数年増加しているのですが
自治体が行っているものも多く、
ヤギだから「結果的に」草を食べている
という程度のものも。

記事によると、このように、民間業者が
事業化していこうとしているのは、珍しいそうです。

ノウハウをもって、安定供給をする
という点で珍しいのかも。

他にも、鳥取県、大分県、岐阜県、横浜市などにも
このような事業を展開している業者があるようです。

ヤギの除草能力は1ヘクタール
(=100m四方。だいたい野球のグラウンド程度)
あたり、3頭で1ヶ月かかるともいわれています。

まあ、本人らは必要な分を食べているだけですからね。
そんなに即効性は期待出来ません。

では、どんな場合に、より有効かというと
耕作放棄地、荒廃地など、コストを余りかけられない
土地であったり、
傾斜地や起伏の激しいところなど、
除草のための機械が入れないところなど。

ほったらかしにもできないし、
かといってコストもかけられないし、
といったところでしょうか。

ただ、
このビジネスが既に展開されているアメリカでは
土壌が汚染されたエリアにも利用されているとかで
そのあたりの詳細は不明なのですが
気になるところです。

人が入れないところに使われているのかも。

糞による生態系の循環や
乳製品の活用など、
それから、たとえばヤギ飼いとして
お年寄りに働いてもらうなど
広がりがうまれそうな事業に期待ですね!

2 件のコメント:

  1. これは使える!!
    ウチの鹿児島県佐多岬(旧ハマグリ施設)にあるレモングラスハーブ畑、レモングラスが実ったのはいいけど、雑草も同じぐらいあって見分けがつかない「雑草畑」になってもうた・・・。
    人もいないし、あんまり除草にお金もかけられないからたのもっかな・・・。
    その前に、レモングラスまで喰われたら元も子もないけど・・・。

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  2. たぶん食べますねw

    たぶん、ですが。
    たまたま、彼らがキライな植物である事を
    祈るしかないでしょうw

    鹿児島はヤギを食べる風習はないのですか?
    あるなら近所で借りるか、
    マスコット代わりに1匹飼ってみては?

    名前は「ユキどん」でw

    カルガモ農法ってあるじゃないですか?
    あれも、稲が比較的大きいから食べられないだけで
    カルガモ自体には選別している意識は無いそうなので
    ヤギが食べないサイズというのも
    あるのかもしれませんね。

    しかし、あのハマグリファームが
    いまや農園ですか!
    懐かしいですね〜

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