
ヴェネチア・ビエンナーレから届いた話題をひとつ。
この写真の品物、何だと思いますか?
実はコレ、花器ではなく、テーブルライトなんです。
照明デザインの世界的大手FLOS(フロス)が
ビエンナーレで発表したLED照明で、なんと、
挿してある植物が生きている間だけ点灯するんです。
2012年末をメドに白熱電球の生産が
世界的に停止される事をうけて、
LEDを光源にするものが照明デザインの
新しい主役になっているようです。
ここでも先日、少し触れましたが
もうじき、LEDのコストの問題が
大きく取り沙汰されるようになることでしょう。
写真の照明の話しに戻りましょう。
FLOSの発表した、LIFE01という製品で
水に浸った植物から出る電解質(?)により
電流が流れて、点灯する…
というようなことらしいのですが、
十分な情報が無くて、はっきりとは判りません。
ごめんなさい。
とにかく
挿してある植物が生きている間だけ点灯する、
ということではあるようで
たたずまいの美しさもさることながら、
そのコンセプチュアルなアイデアも
魅力的だと思います。
まだまだ象徴的な扱いも多いLED照明ですが
白熱電球の代わりとして、電球型蛍光灯とともに
2〜3年中に汎用化される存在なので
デザイン、コストともに注目していきましょう。
30年以上かけて発展してきたLEDが
返信削除やっと本流になる事を考えると、
僕らが今、すばらしい発見をしたとしても
それが日の目を見るのは孫が出来てから・・・
まだまだ先は長いね〜
昔は発光ダイオードちゅうて、
返信削除ファミコンのスペランカーについとってなあ…
ていう昔話を孫にしてやろうぜ。
経済学者ドラッカーの説によると
社会構造を変えるようなスゴい発明は
それ自体が発明されてから40年経って
ようやっと社会を動かすらしいです。