7.30.2009

オックスファムxコンゴxRankin
そして国境なき医師団





先日のサミットで各国首脳達のマスクの被り
自らの主張とパフォーマンスを繰り広げていた
ことでも話題となったオックスファム

実は以前からG8が開催されるたびに
「声を上げる」ことで意思表明をしています。

オックスファムの活動は多岐に渡りますが
「より公正な社会」を目指すことを
目的としています。

写真はそのオックスファムのコンゴに関する
キャンペーン
に参加したRankinによるもの。

実は、Rankinのサイトでこの写真を観て
コンゴの現状を垣間みることが出来ました。

コンゴ民主共和国。
元はザイールといい、隣にコンゴ共和国という
よく似た名前の国がありますが、
これらは、もとは一つの国(ポルトガル領)でしたが
フランスとベルギーにより分断統治され
それぞれの国になりました。

アフリカの中央部にあり、
東隣にはルワンダがあります。

ルワンダの内戦は停戦していますが
コンゴでは10年以上続いています。

戦闘に加えて、秩序の喪失による暴力、
飲めば病気になる水、飢餓、伝染病、医療の不足
と、あらゆる災難がここの人々に降り掛かっています。

現地の人々の声を国境なき医師団の特設サイトで
ぜひお聞きください。
(サイトデザインもよく出来ています)

あまりの壮絶さに、理想やビジョンなど放り投げ
ただ、今、救わねばと思うと同時に、
もう、こんなのどうしようもないのでは、と
諦めてしまいそうですが、
それは支援活動をする全ての人々と
ここに生きる全ての人々への
冒涜であり、無作為の暴力なのでは。

抜き差しならない状況に対して
クリエイティブが持ちうる実行力とは。

獏として、まだわかりませんが
今日はRankinというクリエイターに
感謝したいと思います。

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