アフリカ・ケニアの事故で首から下が動かせなくなり、10年間の独自のリハビリの末、再びケニアの大地を踏みしめた林律子さん(34)=北九州市若松区在住=が28日、上毛町八ツ並のげんきの杜(もり)で講演。現在も車いす生活を余儀なくされている林さんは「将来は、必ず歩けるようになる」と信じ、前向きに挑戦する心の大切さを語った。
演題は「ケニアへの想いと歩きへのこだわり」。動物好きだった林さんは高校卒業後、動物(衛生)看護師を目指して専門学校へ。1994年、学校の研修旅行で訪れたケニアで交通事故に遭い頸椎(けいつい)を損傷、医師から「一生寝たきり」と宣告されたという。
2年半の入院生活後林さんは「絶対歩けるようになる」と、実家でリハビリを開始。毎日のストレッチや補助具を使って立つ練習を重ね、ケニア再訪を実現させた。
数度のケニア渡航でホームステイ先の家族と親交を深めた林さんは「ケニアは、自分を奮い立たせ、安らぎを与えてくれる場所になった」とまとめた。講演を聴いた大分市の会社経営、安部京平さん(64)は「林さんの気力に圧倒されました」と感心していた。
(6.30.2009 西日本新聞)
火・水曜日はBravo!!Newsといいつつ、提言するような話題でしたが、今日は手放しにBravo!!と言える話題をお届けします。
Bravo!!な人や話題の時には、言葉を重ねることが無粋に思われるので、こちらの記事部分がウスくなりますねw
何がその人にとってのモチベーションになるかは、その人次第なのかもしれませんが、事故に遭った国にもう一度行くこととは、思いが及びませんでした。
意識を高く、強く持ち続けること。今の状況や自分自身を受け入れて楽しむこと。
それができるひとは、本当に強いと思います。
林律子さんブログ
林さんの、事故からのエピソードが本にもなっています。
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