7.16.2009

LED照明だけのアクセサリーショップ
クレアーズ土浦ペルチ

 全国で若者向けカジュアルアクセサリー店を展開するイオングループの「クレアーズ」(東京都中央区)は15日、店内のすべての照明をLED(発光ダイオード)化した店舗をJR土浦駅ビル「ペルチ土浦」のオープンに合わせて24日に開店すると発表した。イオングループでは初の取り組みで、全国的にもあまり例がないという。

 同社は、米国や欧州など世界で約3300店を展開。国内には213店あり県内への出店は6店目。

 蛍光灯や白熱球をLEDに代えると消費電力を抑えることができるが、照度が低いため店舗などのすべての照明をLED化するのは難しいとされている。

 土浦ペルチ店=イラスト=は、天井が低いことや共用部分の照度が抑え気味であることから、周囲との違和感が少なく実現可能になったという。

 店内は基本的な照明のほか、スポットライトや間接照明、サインパネルなどすべてにLEDを導入。昼光色や電球色を組み合わせて設置することでLEDが持つ青みを補正し明るく柔らかい空間を作り出す。

 これにより従来の店舗と比較し消費電力を約64%削減。LEDの寿命は5年間もつため電気代とランプ交換費用も含めてコストを約70%削減できるという。

 同社では今後、全店を対象にランプ交換が必要な場所からLED照明に交換していくという。(7.16.2009/MSN産経より)


この記事で初めて意識したのですがクレアーズ
女子中高生をメインターゲットにしている
と思われる、アクセサリーショップのようです。

この記事の、どこが気になったかというと
照度(ルクスで表される、平面に当てたときに
感じる明るさの高低)が低いとされるLEDを
アクセサリーショップで取り入れた点です。

むしろキラキラ感を増して陳列したいのでは、
と思われるロープライス帯のアクセサリーで
よくチャレンジしましたね。

明るすぎる照明は
トレンドではないのかも知れませんが、
「色み」も含めて、店の風景が
これから変わっていくかもしれませんね。

2 件のコメント:

  1. これは対経費の話なのかな、
    広告の話なのかな・・・

    こういうお店ってばっと回収して
    早々に撤退・入れ替えっていうのが
    ビジネスプランやと思うけど、
    例えば3〜5年続くとして、
    減価償却的には採算は合うの??
    LEDのライトって結構高そうけどね。

    手に入れ易いんだったら、家にも欲しいわ。

    返信削除
  2. シャープが家庭用のLED電球を販売しますが、注文が殺到したため、発売が延期になったというニュースが、つい先日ありました。
    40w相当で、1個4,000円。これまでは10,000円くらいだったので、かなり大幅に値段が下がったと言えます。
    電球いっこ、4,000円かよ!
    て感じるかもしれませんが、寿命が白熱球の約40倍なので、100均で白熱球を買うのと、トータルコストでならんだことになります。

    もちろん、業務用だし、ボリュームディスカウント、メーカーの広告効果等々で、おそらく1個1,000円くらいで買っているのかな、と仮に予想してます。白熱球の10倍。
    で、ローソンが店舗まるごとLEDに換えたことで、消費電力が1/2になったという試算をだしてますんで、電気代は1/2。

    と、考えると、いくらランニングコストが下がっても、やっぱり初期投資がでかい。それに、取り替えたりといった、間接的なコストに関しても、小型店舗ではほとんど差がないでしょう。
    なので、全店舗!とかではなく、1店舗だけで、広告効果を狙いつつ、じゃないでしょうか。
    良くも悪くも、「環境への投資」が企業イメージにとっておそらく今、最も影響力があることを考えても、広告のためだと思いますが、
    ともかく、一歩づづ!という意味で歓迎します。

    返信削除